トランプ政権が発足して以来、怒涛の如き改革が行われている。
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これらの改革によって、以下の西側の「操作される自由民主制(民主主義+資本主義)」の洗脳システムがどのように改革されるかどうかが注目である。
この西側を中心とした社会の特徴を一言で表すと、「秘密結社の秘密権力の秘密教義による社会管理」という点にある。
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(上記図は拙著『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理』より転載)
私自身は、この西側の自由民主制の仕組みを以下のように変えていくのが健全な改革案だと考えている。
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(上記図は拙著『フリーメイソン最上層部により隠されてきた民主主義の真の原理』より転載)
上記図の特徴は民主主義によって、経済が管理される仕組みである。
その仕組みの説明は上記のリンク先の本に記載してあるので、ご興味ある方はお読みいただきたい。
さて独特の病を患っている西側の自由民主制という体制と対抗している代表的な国家が、中国とロシアである。
そこで、中国とロシアの政治・経済体制を図解にした。
右が政治体制、左が経済体制を表している。
中国の場合は、
・政治では、中国共産党の一党独裁体制
・経済では、中国共産党による統制型の資本主義経済体制
西側の自由民主制と違うのは、政治では野党の存在を事実上、認めていないこと。
また国民の自由な選挙・投票によって議会と代表が直接選ばれる仕組みではない事である。
経済では、中国は資本主義(銀行業の貸し出しなどによる通貨発行の仕組みと、私有財産制と企業活動の自由の導入)を80年代以降に取り入れた点では西側と同じだ。
しかし中央銀行である中国人民銀行は完全に共産党政府が管理している。その下で、中央銀行が各銀行を統括し、窓口指導を用いて貸出額などを管理しているところが根本的に違う所だ。
そのため、政治による経済管理が徹底している(図では政治から経済へ矢印が向かっている)。政治上位の体制だという事だ。
次は中国と共に西側に対抗しているプーチン・ロシアの政治・経済体制の全体像の図である。
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プーチンロシアの政治・経済体制の特徴は次の通りである。
・政治では、プーチン大統領および与党の統一ロシアによる超大統領制
・経済では、プーチンに統率された資本主義経済体制
プーチン・ロシアの政治は前述した中国とは違い、選挙によって大統領や国会議員が決まる民主政治である。
何とロシア憲法では「個人の尊厳を最大限尊重する」という条文さえある。
しかし西側の民主主義と違うのは、プーチンが実質的に政治の全てを牛耳る事実上の独裁的な強権体制だということだ。
中国ほどではないが、基本的に国民の自由な政治活動を認めていない。
例えば2022年のウクライナ戦争以降、「軍隊を侮辱することを禁止する法案」が可決された。
この戦争に反対することは逮捕されるリスクが伴うため、言論の自由は規制されるようになっている。
権力によって認められた人物や政党だけが立候補できる形だけの大統領選、議会選が行われている。
野党はプーチンと与党の統一ロシアの下で認められた事実上の「認定野党」が存在するだけだ。
三権(立法、司法、執行)は、超大統領制の下で統率されている。
次にロシアの経済体制について。
ロシアの経済は、西側と同じ資本主義経済である。
ソ連崩壊後から資本主義経済を導入した。
ただし西側の資本主義と違うのは
・経済ではプーチン政権が通貨発行権を事実上牛耳る統制経済。中央銀行であるロシア中央銀行は政治から事実上独立性がなく、プーチン政権によって管理されている。そのロシア中
央銀行が、各民間銀行の貸し出し額をコントロールする仕組み。
やはりロシアも中国と同じように政治が、中央銀行を管理し経済全体を調整する仕組みになっている。政治上位の仕組みである。
西側の自由民主制と、私が提案している自由民主制の改良図、中国、ロシアの政治・経済の全体像を比較する事で、それぞれの仕組みの特徴が理解しやすくなると思う。
ディープステート(闇の権力)の解体を主張する一方で、
熱烈なイスラエル支持のシオニスト、という二重性を抱えたトランプ政権が、
どのような政治・経済体制を作るのか、今後の注目である。
(記事終了)
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