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  amazon 北野幸伯 プーチン 最後の聖戦  ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?集英社 


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37000人を超える読者を持つハイクオリティーメルマガ
「ロシア政治経済ジャーナル」の北野幸伯先生の6月1日1072号で、
私の政治経済思想理論のブログ記事をご紹介いただいた。

そのタイトルが、

★天才哲学者・天野統康先生、新時代の哲学を語る


凄い・・・。

北野さんのような国際情勢のスペシャリストにこんなに褒めていただくと恐縮してしまう
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身に余りすぎるご紹介を頂きありがとうございました!(^^)



※ロシア政治経済ジャーナルは、モスクワ在住の北野幸伯先生が
超複雑な国際情勢を、ロシア、中国、中東、インド、欧米などの
情報を基に多角的に分析してわかりやすく解説してくれます。
欧米発の情報ピラミッドに組み込まれている日本人には宝物のような
貴重なメルマガです。
本当の国際情勢を知りたい方は是非ご登録ください。

<リンク>ロシア政治経済ジャーナル


 (ロシア政治経済ジャーナルより転載開始) 
RPE Journal=====================================================


 
         ロシア政治経済ジャーナル No.1072

                         2014/6/1

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★天才哲学者・天野統康先生、新時代の哲学を語る



全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!


北野です。


私が、アダム・スミス、マルクス、ケインズを凌駕する人物だと密か
に思っている


天野統康先生。


非常に抽象度が高い、「新時代の哲学」について語ってくださいま
した。


許可を得て、ここに転載させていただきます。


【転載ここから】
(出所
http://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-11827730487.html )


●史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちを読む ~

東洋哲学と西洋哲学が融合した人間解放の哲学が必要



「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち 著者 飲茶」を読んだ。


インド、中国、日本の東洋哲学を古代バラモン、釈迦、大乗仏教、
儒教、道教、諸子百家、禅など包括的に扱っている。


難解な東洋哲学を非常にわかりやすく面白く伝えてくれるありが
たい本である。


孔子や孟子、韓非子などの儒家や法家も扱われているが、話の
基本は釈迦や老子や禅の悟りの哲学に大きくページが割かれ
ている。


この解説の中で、大きな刺激を受けたのが、東洋哲学の自己と
世界の捉え方である。


西洋哲学には殆ど見られなかった「社会からの自己の解放」とい
う視点。


これは社会という洗脳システムのマインドコントロールを解く
究極の手法ではなかろうか。


国際金融軍事権力によって構築されてきた洗脳社会である現代
人を解放する理論の一つがここに存在する。


自己を社会や思考、言語から解放するための手引きが説かれている。



しかし自己の解放を実現させる東洋哲学の問題もまた存在する。


それは、社会解放の視点である。


社会解放のための運動と哲学を社会制度化するのに東洋哲学は成
功してこなかった。


著者の方が後書きに書いているが、東洋哲学の本家であるインド、
中国、および日本の歴史を見れば、東洋哲学が社会を解放する理
論としては不十分だったことが理解できるだろう。


自由、平等、友愛、民主主義、人権を掲げる西洋哲学の強さはそこ
に存在する。


とはいえ、従来の西洋の社会哲学は、国際金融軍事権力と通貨発
行権の盲点があったために、社会開放の理論としても実は不十分
なものだった。



現在、求められているのは、自己解放を中心とした東洋哲学と、社
会解放を中心とした西洋哲学の融合である。



自由、平等、友愛の社会解放の西洋哲学。


縁起、空、無我、瞑想の自己解放の東洋哲学。


その二つに真理の概念を融合させること。



そこに、自己と社会の幸福の最大化を目指す原理が生まれるのでは
なかろうか。


人間解放のための手引きを作っていかなければならない。


(以下略)


(つづき出所
http://ameblo.jp/amanomotoyasu/entry-11829625547.html  )



●東洋哲学が自己の真理を探求することで発展してきたことは前回


史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちを読む 東洋哲学と西洋哲
学が融合した人間解放の哲学が必要でお伝えした。


西洋哲学が重視してきた社会解放(人権、民主主義)の哲学は、
インドや中国、日本や東南アジアではあまり発展しなかった。


逆に西洋哲学は社会開放の哲学を発展させたが、自己の真理の
哲学はあまり発展させなかった。


現在の日本および世界の社会制度は、自己の真理の哲学抜きの
社会解放に基づく西洋の人権と民主主義を中心に作られている。


しかし社会解放を行ってきたはずの自由民主主義には
国際金融軍事権力の存在と通貨発行権の無意識化という
盲点が存在した。


その盲点によって「真理」が無意識化され操作されてきた。



その結果何が起きているのか。


それはマネーの支配者が管理する社会が作り出す、様々な
条件づけであり、洗脳である。


多くの人が「私は何々である」という概念で生きている。


その自分の付属物をより社会的ステータスの高いものにする
ために日夜悪戦苦闘している。


では、その社会的ステータスとは何か?


マネーの支配者が作り出した社会的価値感によって与えられる
ステータスである。


操作される自由民主主義のもとで作られる拝金主義であり、権威主義。


オバマ大統領のノーベル平和賞受賞や、全てが民営化され
富のカースト制度が作られているアメリカ社会はその典型であろう。


欧米が中心になって作り出してきた自己の真理抜きの社会解放は、
マネーの支配者たちの権力を強化する都合のよい条件付けのシス
テムとして利用されてきた。


これが現在の自由民主主義に住む人々の強迫観念を作り出し
ている根源的な問題である。


自由民主主義に住む我々は以下の制度的要因によって二重に
追い立てられている。



・経済原理としての資本主義経済の強迫

⇒銀行業の貸付などによって通貨が作られる利子付きの借金通貨シ
ステム。

借金返済のために国家も企業も個人も経済活動に追い立てられる。



・政治原理としての民主主義政治の強迫

⇒自己解放の哲学無き社会解放の哲学によって作られた人権と民
主主義。

マネーの管理者に操作される通貨発行権なしの政治システム。

自己解放の意識化が無いために「私は何々である」という社会的
条件をつけることに強迫的に追い立てられている。




通貨発行権の無い自由民主主義において、この二つの強迫観念が
融合すると、国や企業のみならず人間までも商品化してしまう。


国は、通貨を作れないので、国債の発行を行う
その国債を購入をしてもらうために世界中の投資家に自己を
アピールする。

企業も同じ。



問題は人間までも「私は何々である」という条件づけ積極的に行い、
マネーを稼ぐために商品化してしまうことである。


その結果、人権と民主主義の人間本位制を唄う自由民主主義で
起こるのは人間の商品化というマネー本位制である。



「私は何々である」という自己に対する言葉と思考による条件付け
に振り回される状況を克服するには、東洋哲学の社会からの自己
解放の理論(縁起、空、無我、瞑想など)は極めて有効だ。


ここで一つ注意しなければならないのは、自己の真理も人間の
尊厳から規制され発展させるべきであるということだ。


目指すことは様々な社会的条件に対しての「人間としての解放」
であり、「人間からの解放」ではないのである。


「人間からの解放」を意識化すると、ヒューマニズムの否定につな
がりかねない危険性がある。


仏教文明が強力な人権思想を生み出せなかったのも、自己の真理
の意識化によって、

「私は王族に非ず。私は奴隷に非ず。」

という社会的条件の否定に留まらず、

「私は人間に非ず」

という概念をも肯定してしまう原理があった。


人間から独立した自己からは、人類とその他の全てのものが
相対化されてしまう。


一方、キリスト教には非科学的な要素は多々あれど、人類の絶対性
を強調していた点で強力な人権思想を生み出す要素があった。

(イスラム教は戒律が多すぎて近代の人権概念を作り出せなかった)


社会の真理と同じように、自己の真理も人間の尊厳の観点から
規制されることを意識化し、民主的価値と融合させるべきである。



第一原理として自由、平等、友愛の統合状態の実現を目標として意
識化し


第二原理として、その目標に基づいて、自己と社会の真理を意識化



第三原理として、社会参加を行い、自己の解放と社会の解放を実践
していく。




この一連の流れによって東洋哲学が探求してきた自己解放の
原理と、西洋哲学が探求してきた社会解放の原理が、
「真理と解放」を共通項に「人間の尊厳」のもとで融合し、
人間解放の哲学の原理が導き出される。


これに政府通貨のモデルを付け足せば、現在の自由民主主義社会
の二つの強迫観念である、



・政府に通貨発行権の無い借金通貨システム

・自己の真理抜きの社会解放を前提にした条件付けに翻弄される自



から人類を解放するモデルになるはずである。


【転載ここまで▲】


ここから北野です。

はじめて天野先生の話を聞いた方には、少々難しかったかもしれま
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(転載終了)


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