【シャニマス考察】小糸のハロウィンパーティーは優しさにあふれていた?
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【シャニマス考察】小糸のハロウィンパーティーは優しさにあふれていた?

2020-10-09 18:27


    このブロマガは
    【パーティーのやくそく】福丸小糸
    のネタバレ考察になります。

    ご注意あそばせ。


    ーーーーーーーーーー















    ↓↓↓ネタバレ回避↓↓↓















    ーーーーーーーーーー

    さて、

    コミュ見ました?

    私は、このコミュを見て、かなり複雑な思いを味わいました。
    というのも。
    初見時にはハラハラしつつも、最終的には「ハッピーエンドやん!」と喜んだ私。
    しかし、あれ?と思う。

    何度も見返すと、不穏な、というか違和感のある台詞がやたらと多いのです。
    あれ?これハッピーエンドってことでいいの?
    透と雛菜、そして円香。
    彼女たちって、小糸を本当に思いやってるの?
    ノクチルはなんだかんだ優しくて、なんだかんだお互いのことを大事に思ってると、そう思っていたけれど。
    本当にそうなのか?
    実はもっとドライだったりしない?

    私は気が気でなくなりました。
    だから、しっかり考察しておこうと思ったのです。

    (ここまで前置き)


    ーーーーーーーーーー

    一番違和感があったのは、
    コミュ3の雛菜の台詞

     「え~、だってそれは……」

    いっぱいに並べられたお菓子を自慢する雛菜に対して、円香が「用意したのは全部小糸」と言った時の雛菜の反応です。
    普段の雛菜だったら「あは~、そうなんだ~」とか適当に流すような場面ですが、この時は、なにかしらの反論をしようとしています。
    結局のところ、この後お菓子(ピザとアイス)が届いてうやむやになってしまいましたが。
    この時、雛菜はなんて言おうとしたんでしょう?
    これ、考えても考えても、その時はわかんなかったんですよね。
    「だって」も「それは」も、何を指すのか分からない。
    そういう反応をするような場面でもないはずなのに。

    初見の時は、反射的にこうだと思いました。

     「え~、だってそれは(小糸ちゃんの担当でしょ~。小糸ちゃんがやってくれるのはいつものことなのに、そういう言い方したら空気悪くなるじゃん~、視聴者さんの前でそういうことわざわざ言わなくていいのに~)」

    というのも、この直前に、雛菜と透は小糸との約束である「お菓子ひとりひとつ用意」の約束を破って、手ぶらで来ていたからです。
    それを知った時の小糸のつらそうな声を聞いた直後だと、雛菜からこういう発言が飛び出してきてもおかしくない、と思えてしまったのです。

    もっともこれは私のはやとちりで、
    雛菜も透もお菓子を宅配で頼んでいて、それが後から来て誤解は解けるわけですが。
    しかしそうだとすると、何を言おうとしたんでしょうかね。




    この後の透の発言も意味深で、
    円香の「『お菓子は小糸ちゃんの担当?』って、言われてるけど」の発言に対して

     「あー」
     「お菓子、ひとりひとつの約束だから」

    と答えたのです。
    これ、何も答えてないですよね。何も「だから」じゃないですよね?
    この発言も、やはりお菓子が届いてうやむやになりましたが、この時、透はなんて言おうとしたのか。
    考えても考えても、その時は分かりませんでした。


    ーーーーーーーーーー

    以前に書いたブロマガ
    【シャニマス考察】雛菜のコミュ「a·la·mode」は優しさにあふれていた?
    (https://ch.nicovideo.jp/ameya/blomaga/ar1941349)
    では、
    私はノクチルは空気が読める、小糸に対する優しさで溢れている、と結論づけました。

    だから、そういう前提で今回も考察したのですが、まったく答えが見えてこない。

    これは困った、とそう思いました。

    そこで冒頭から台詞をしっかり書き出しながら、ひとつひとつゆっくり見ていこうと思いました。

    すると、怖ろしい想像が頭をよぎったんですよね。

    冒頭、嬉しそうにハロウィンパーティーの話を仕切っているのは小糸。
    透はその小糸の話をまったく聞いていない。
    円香も、「いいなら、いいんじゃない」と適当な返事。

    小糸がかぼちゃのお菓子を作ろうとしているコミュ2でも、
    円香は全く手伝おうとしない。
    小糸がパイを焦がしてしまったのを聞いた時も、これ以上待てないと帰ってしまいました。
    (この際に焦げたパイを食べてくれたので、私は尊い場面だと思ったのですが)

    コミュを見た後でいろんな意見をネットで探してみたところ、
    この時の円香の対応は冷たいと感じた人がそれなりにいたみたいです。

    あれ?と。
    小糸以外の3人って、もしかしてハロウィンパーティーそのものに乗り気じゃない?
    小糸に協力する気もあんまりない?

    けっきょく透はピザ、雛菜はアイスを宅配で頼んでいましたが、それは「小糸との約束を破ってはいなかった」というだけのことであり、協力的だったというわけではありません。

    確かにノクチルは、あんまりパーティーとかやらなそうです。
    面倒くさい、と敬遠してそう。
    やるにしても、適当にやればいいじゃんとか、雑なことを考えてそう。
    もしかして、もしかして小糸ちゃんが乗り気だったことに対してすら「面倒だな」と思ってたとか、そんなことが、ありえてしまうのか?

    そんなばかな!

    それが、ノクチルなのか!?

    私が、とても優しい4人だと思っていたノクチルの真の姿が、それだというのか!?
    (落ち着け)


    ーーーーーーーーーー

    絶望に包まれていた私はそのまま考察を続けました。

    そして、コミュ1最後、SSR小糸ちゃんのイラスト一枚絵が出てきたのです。
    それを見た私は思いました。

    いやみんな楽しそうじゃん、と。

    ハロウィンパーティーを面倒だ、適当に済ませよう、と思っている人たちが、あんなに楽しそうに事務所の飾りつけをやるか?
    いや、やらない(反語)

    これ絶対楽しみにしてるやつじゃん。
    私の信頼するノクチルじゃん。

    ということは、考察を再度あらためる必要がありそうです。

    ここで私が考察の材料にしたのが、
    まず『ノクチルはみんなとっても優しい』ということ。
    そして『ノクチルは皆とてつもなく口下手で、思いを伝えるのが不器用すぎる』ということ。
    この2つです。

    そういう前提で考えてみると、ようやくこのコミュの真の姿が見えてきました。


    ーーーーーーーーーー

    まずコミュ1からいきましょう。

    ハロウィンパーティーの話を聞き、ひとりハイテンションになる小糸。
    そのままパーティーの企画会議を仕切り始めます。

    お菓子食べたいと言い出す雛菜に対し、円香が
     「何? その程度の意見でいいの?」
    と言います。
    これは最初雛菜に対して煽ったのかと思ったんですが、「(雛菜はこう言ってるけど、その企画は本当に)その程度の意見でいいの?」と小糸に次の説明を促しているようにも思えます。
    実際、小糸はそれを聞いて、
     「う、うーん……」
     「プロデューサーさんは『ファンと一緒にハロウィンパーティーをするつもりで』って」
     「言ってたけど」
    と、プロデューサーが言っていたことをしっかり言います。
    円香のこの台詞は小糸へのパスだったと思うと、ちょっとほっこりします。

    円香はこの後にも「いいなら、いいんじゃない」「いいなら、オッケー」と、一見すると投げやりな返答をしています。
    自分は一切案も出さないし、この適当な返し。
    円香は、ハロウィンパーティーのやる気ないのかな、なんて思ってしまいそうですが。
    これ、やっぱり小糸の意思を確認してるんじゃないでしょうか。

     「(小糸が)いいなら、いいんじゃない」「(小糸が)いいなら、オッケー」

    なんか一気に親バカというか、小糸がいいならオールオッケーという頭悪そうな感じに思えてきます。

    最後に小糸が話をまとめた時に、透と雛菜が適当に返事したのを見て、円香は
    「……ったく適当なんだから」
    と言っていますが、円香も相当適当だということに本人は気付いていないのでしょうか。
    円香としては小糸を気遣っていたのかもしれませんが、小糸目線でコミュを見ると、全員同じようにやる気ないように見えます。
    円香の小糸に対する甘やかしに近い態度は、おそらく小糸に伝わっていないのではないでしょうか。

    そうそう、透はこの時やたらボーっとしていて、話をまったく聞いていなかったように見えました。
    ですが、好意的に捉えるのならば、この時は透は、何をお菓子として準備するか、何を話すか、といったパーティーの内容について考えていたんじゃないでしょうか。
    WING編でも、透は考え事をしている時に、ぼーっとしているように見られてしまうという描写がありました。
    透は何も考えていないのではなく、そういう時は何かを考えているのです。
    おそらく思考に没頭するタイプなんでしょう。
    パーティーのことを考えていたというのは、ちょっと確信が持てないところですが。
    そうだとすれば、やはり透はノクチルを大事にしているのだな、と思えるところです。


    ーーーーーーーーーー

    コミュ2にいきます。

    事務所でお菓子作りをする小糸。
    そこに円香が現れたので、小糸は円香に一緒に作ろうと誘います。
    それに対して円香は

     「……もうコンビニでお菓子買ったから」
     「これ、置きに来ただけ」

    と断ります。さらに、

     「ごめんね」
     「そんな張り切っても――――」

    と言います。

    暗に張り切るだけ無駄であると言っているような台詞ですね。
    これ捉え方が2つ考えられて
    ①(小糸が)張り切っても(報われないよ、無駄になるよ)
    ②(自分が)張り切って(手伝って)も(変でしょ)
    があると思うんですが。
    まあ普通に①だとは思います、②も無くはないですが、②だったとしたら円香かわいいですね。自分がお菓子作りするなんて柄(ガラ)じゃない、みたいな。樹里が言いそうな台詞です。円香の場合は言葉が圧倒的に足りてませんが。

    しかしどちらにせよ小糸にしてみれば、自分の頑張りを否定されたような、なんとなく微妙な気持ちになる言葉です。
    ちょっとしょげますよね、こういうこと言われると。
    円香としては小糸を心配して出た台詞なんだと思いますが、言葉選びが致命的にヘタクソです。

    さらに円香はこう言います。

     「…………頑張りすぎじゃない?」

    ・・・言葉のチョイスーーー!!!!!
    たぶん、というか絶対これは円香なりの心配の台詞だと思うんですが。
    これ小糸からしたら「なにそんなに本気になってるの?バカじゃない?」みたいに思われてもおかしくないですよ!!!!
    なんでそんなに言葉が足りないの!!!!
    こら!円香ちゃん!
    でもそんな円香が愛おしい。




    ちょっと落ち着きましょう。




    なぜ円香が小糸を手伝わなかったのか、
    それは、十中八九『自分はやる気マンマンであるというふうに見られるのが嫌だった』ではないでしょうか。
    とにかく本気になるのが嫌な円香です。
    もっと厳密に言えば、とっくに本気なのにそれがバレるのが嫌な円香です。
    やる気マンマンで小糸の手伝いをするなんて、気恥ずかしかったのでしょう。
    実を言うと今までも、円香は小糸の手伝いをあまりやってません。
    遅くまで練習してた小糸に対して、後でコッソリ飴をあげたり。
    後で、えらいね、と褒めてあげたり。
    直接は手伝わず、あくまで傍観者の立ち位置を気取っているんですね。
    だから今回も、そういう立ち位置を選んだのでしょう。

    飾りつけ準備の一枚絵を見る限り、円香はわざわざオバケの裁縫までしています。
    やる気マンマンですよね。
    透と雛菜も、これは後で説明しますが、こっそりやる気マックスなんだと思います。
    でも致命的に、誰もそれを口には出さない。
    不器用ですね。
    それがノクチルなんだと思います。


    ーーーーーーーーーー

    さあ、コミュ3に入りましょう。

    透と雛菜がお菓子を持っていないということを知った小糸、

     「と、透ちゃんと雛菜ちゃん、お菓子は!?」

    と聞きます。
    この時の透と雛菜の反応。

     透「え?」
     雛菜「へ~?」

    すっとぼけにもほどがある。
    後の展開を考えるとしらばっくれているのは見え見えですが、「ノクチルのことを大事に思ったうえでこの反応をしている」と考えると、なかなかアホっぽくて愛らしいです。(やっべ、まだ届いてないよ、どうする?どうする?)みたいな動揺を隠そうとしてる、とか考えると一気にホンワカしてきます。

    しかしこれも、小糸視点で見ると、ただただ冷たい。
    小糸との約束なんてどうでも良かったのかな、なんて小糸が思ってしまう反応です。
    不器用of the不器用。

    この後の小糸

     「今日、お菓子、ひとりひとつって……」
     「約束だった、よね……?」
     「…………」
     「も、もう! 仕方ないな……!」
     「こ、こんなこともあろうかと いっぱい作っておいてよかった!」

    つらい、つらい、つらい、つらい、つらい。
    こんな辛い「こんなこともあろうかと」があったでしょうか、いやない(反語)
    「…………」の文字の間にすべての悲しみを飲み込む小糸。ああ辛い。
    ここのボイスだけ何度も聞いちゃう。可哀想で愛おしい。

    で、問題の台詞。
    円香の「これ、用意したのは全部小糸」に対する、
    雛菜の「え~、だってそれは……」ですね。

    これはもう、ここまでの流れができていたら一目瞭然です。

     「え~、だってそれは……(雛菜たちも頼んだのに、まだ来てないんだもん~!)」

    でしょう。
    しかし先にしらばっくれた手前、そしていまだに届いてない状態で、それを言うのはあまりに情けない。
    なので多少、言葉に詰まったのでしょう。

    とすればこの後の透の台詞「お菓子、 ひとりひとつの約束だから」も、
    「お菓子、 ひとりひとつの約束だから(私たちも良いやつ頼んだんだけど、まだ来てないんだよね)」ということでしょう。

    小糸の目線で見ると、透も雛菜も、そして円香ですら、何を考えているのか分かりません。
    それはそれは怖いでしょう。

    でもこうして考えてみると、透と雛菜は頼んだお菓子が一向に届かないことに内心でかなり焦っており、どうしようどうしようとなっている、のではないかと思えるのです。
    あれぇ、なんか放クラめいた平和を感じる。
    ノクチルは言葉が足りないだけなんだよなあ・・・。

    この直後にお菓子が届いて、透と雛菜はさぞや安心したことでしょう。


    ーーーーーーーーーー

    コミュ3の後半いきます。

    透の頼んだピザは当然一人で食べるものではなく、みんなで食べられるものです。
    そういうものをあえて選んだのでしょう。ひとりひとつと言われていたので、とびきり大きいのを頼めば皆でシェアできる、と。優しいじゃないか。

    そして雛菜は、アイスの個数や大きさについては一切喋っていないですね。
    性格的に自分のぶんだけ頼んでもおかしくはない・・・ですが、やはり今までの流れを考えると全員分頼んであったと考えた方が納得できます。雛菜やさしい~!

    この後、雛菜が食べようとしたところを円香が「ステイ」と止めますが、
    すぐ後の場面では雛菜はもう食べてますし、円香も何も言いません。

    これはおそらく、パーティー開始の挨拶か何かがあると思って「ステイ」と止めたものの、そういうものが一切なく、透がおもむろにサイコロを始めてしまったので、円香も諦めて、雛菜もそれならと食べることにしたのでしょう。
    ぬるっとシームレスに始まるパーティー。
    コメントの『何この配信』『自由すぎる』が実に的を射ています。

    雛菜が「ん~ これおいし~~~!」と舌鼓を打つと、
    円香は「それ、小糸が作ったやつ」と返します。

    あれ?そのやりとりは、さっきやったのでは?
    と思いますが、円香が小糸の手柄を強調したくて言ったのだとしたら、実に可愛らしいです。

    そしてまるで初耳かのように透は「そうなの?」と返しますが、
    ピザが一向に届かないことに焦って、さっきはそのことばっかり考えていた、とすると、このやりとり自体、さっきはあまり耳に入ってなかったのかもしれません。




    最後のやりとり

     雛菜「見てる人たちは 食べられないけどね~?」
     円香「あおらないの」
     雛菜「あは~ みんな『いいな~』だって~!」
     透「いいでしょ」

    生配信を見てる人たちは食べれない、というのは、こういう配信ではよくある言い回しであり、別に深い意味はなく言った可能性もあります。
    しかしこの場合、お菓子が届いて落ち着いた透と雛菜が、あらためて小糸の頑張りを認め、小糸のお菓子を食べられることを全力で喜んでいた、と考えると、実にエモいではありませんか。

    この時間、この空間を共有し、4人でそれを味わえることに幸せを感じているからこそ。

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