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  • 【新人アニメーター寮/通信・第11号】

    2015-01-29 00:00

    【新人アニメーター寮/通信・第11号】


    2015/1/29


    TOPイラスト/1月 金井 亮介



    【目次】

    1:TOPイラスト/1月 金井 亮介

    2:寮生日記/12月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也

    3:寮生日記/1月  新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃


    2:寮生日記/12月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也



    こんにちは、おひさしぶり、はじめまして、阿久津徹也です。

    皆様のご支援のおかげで今日も健康で充実した生活してしています。


    12月になりまして、いよいよ寒さもシャレにならないレベルになって来ました。

    上はヒートテック、Tシャツ、タートルネック、セーター、パーカーを着て、

    下は下着にヒートテック、その上にジャージ履いてズボンをさらに履いています。

    外に出るときはさらにコート着るなどして完全防備です。

    昔から寒いのは苦手なので冬は嫌いです。

    でも僕は手汗がそこそこ出る方なので、夏に比べると動画作業はやりやすくはあります。

    汗が消しゴムに付くと、消しゴムをかけた時に動画用紙に黒く消せないシミができて、

    かなり困るので、それが多少減るのはありがたいかなと思っています。


    今月の動画鑑賞は「妄想代理人」「ガンダムUC」「美女と野獣」「ベルヴィルランデブー」

    などのアニメや「トランスフォーマー・ロストエイジ」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

    等の実写を鑑賞しました。

    「ベルヴィルランデブー」はバンドデシネというフランスの漫画文化に属しているらしいです。

    全然そういう文化とか知らなかったので、調べてみると、バンドデシネ作家のメビウスという方に、

    大友克洋さんが影響を受けたとの記述がありました。

    ちょっと読んでみたいですね。

    誰か貸してくれないかな。

    あと最近だと、バンドデシネを発展させるために、ヌーベルマンガといって、

    日本の漫画文化と交流をして、新しいジャンルの漫画を作ろうとする動きもあるようです。


    あと「トランスフォーマー」を見ての感想ですけど、長すぎると良くないのと、

    広告で新キャラ紹介をすれば、本編中でその新キャラを紹介は少なくても、

    勝手に視聴者が補完してくれるのでは、と思いました。

    長さについてですが、調べ直したら165分ありました。

    一般的な映画が90分くらいなので相当長いです。

    後半の武術使いながら逃げる件は、全くいらなかったし、

    それを抜けば90分で収まったんじゃないかと思います。

    (疑問ですが、この逃げる件が面白くなかったのは、長いからなのか、

    視聴者側がトランスフォーマーを見る際に求めている快感と違ったからなのか、

    が気になりました。)

    トレーディングカードゲームだと最低デッキ枚数は決まっていて、

    上限は決まってなかったりするのですが、強いデッキを作るなら、コンセプトを決めて、

    それにあわないものは排除して最低のデッキ枚数に合わせるのが基本です。

    強いのを詰め込みまくれば強くなるかっていうと、むしろ勝ち筋が定まらず結局弱い、

    というのがあるので、今回はそれに近いものを感じました。

    (このメルマガも、コンセプトとか勝ち筋とか考えれば、

    もっと楽しんでもらえる文章になるのでしょうが、

    今は割と僕が書いてて楽しければいいや、と思っているのでこのままで)

    あと広告での新キャラクター紹介ですが、最近「知っている」ことの強さを感じます。

    今回のトランスフォーマーに関しては原作で、すでにダイノボットは登場しているので、

    知っている人は広告がなくても楽しめたでしょうが、この映画ではダイノボットの紹介が、

    圧倒的に少ない印象(ダイノボットを生命体というより武器と捉えれば全然有り)

    で、終盤にやや気持ちの乗せ辛さを感じました。

    それが広告で、ダイノボットはオプティマスの味方になってドンパチやる役割が判明していたので、

    気持ちがすんなり移行できたんじゃないかなと思いました。

    とかなんとか言ってますが、人物関係やら当然の如く圧巻の戦闘および、

    トランスフォームシーンが最高で、かなり好きな映画でした。


    仕事の話に移りたいと思います。

    単純に会社に残る時間を増やしたので、動画の安定性は増したのですが、

    当然映画鑑賞と自習の時間を削っているので、そこが悩みどころです。

    しばらくは稼ぐことだけ考えて、うまく時間を使えるようになってきたらまた改善、

    ってところですかね。

    今月は「妖怪ウォッチ」「アンパンマン」「おじゃる丸」「ドラえもん」その他、

    未発表作品の動画をさせていただきました。

    長寿アニメ的なものは表現に一貫性を持たせるというか、安定して生産するために、

    作画時の注意書きがとてもしっかり作られていました。

    キャラクターとしてはシンプルな形ですが、それゆえにトレス線がきれいに引けないと、

    歪みがすぐわかってしまう。

    プラス、合成が多様されていて、構造把握に時間がかかる、など、

    思ったより難易度高めだった印象です。


    そういえば今季から始まる「美男高校地球防衛部LOVE!」というアニメがあるのですが、

    実はあれが、僕の動画の初仕事でした。

    原トレ2枚だった気がします。

    毎期ごとにたくさんアニメが作られて、その度に初仕事でうれしい気持ちでいっぱいに、

    取り組む人がいると思うと、あっさり消費されていくアニメが、もったいなくも感じますね。

    では、今回はこれくらいにしておきたいと思います。


    メルマガを見てくださった方ありがとうございました。

    それでは失礼します。


    2014年 12月 阿久津 徹也


    イラスト 阿久津 徹也



    3:寮生日記/1月 新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃



    1月ですか?2015年ですね?

    明けましておめでとうございます。

    今年もよろしくお願いします。

    新人アニメーター寮寮生の田中正晃です。


    とりあえずベタに今年の目標を高らかに宣言しましょう。

    「原画マンになる」

    「一本自主制作完成させる」

    この二つ。


    原画マンになる。

    もっと具体的に言うならば、うちの会社が提示している壁、

    ①3ヶ月間で1200枚動画を描く。

    ②原画試験に受かる。

    の二つを突破すること。

    原画をやる方法は他にもありますが、とりあえずはこれです。

    なので、まずは1月20日からの一ヶ月間で400枚オーバー動画をあげることが、

    直近の目標ですかね。

    それができなければお話になりません。

    お話にならないのですが、それが意外と大変なのです。

    けっこう頑張らないとなのです。


    そして原画試験自体もまた動画をやるのとは違う壁があるので 、

    動画を2年オーバーやっている会社の先輩も原画試験に苦戦しているようで 、

    つまりぼくもその対策のために、云々カンヌん努力が必要なわけでして。

    さぁ果たして僕はいつ原画マンになれるのでしょうか?!


    もひとつの目標、自主制作。

    いや実は去年ちょいちょい作り始めた自主制作があるのですが、なかなか進んでおらず。

    特に年明けてからは動画の枚数をこなすことに力をいれ始めたのと、

    アニメーター寮のクラウドファンディングのこととかあって、

    ひとつも手をつけられていなかったのです。

    ので、これを完成させる!

    とは言っても仕事と平行してやるわけで、少なくとも動画1200枚チャレンジ中は無理。

    はてさて、いつ完成するのやら。


    こういうときいつも思う、一日が自分だけ36時間あればいいのに……。


    ん、さっきしれっとクラウドファンディングって言ってしまいましたが、このメルマガが出る頃には、

    もうアニメーター寮増設のクラウドファンディングは終わってるのかな?

    いやともかく、クラウドファンディングにて目標金額達成により、

    アニメーター寮増設が決まりました!

    おめでとうございます!

    ありがとうございます!

    これも支援してくださった皆様のおかげです。

    僕としても新しい寮生が増えるのが楽しみですね。


    ちなみに、クラウドファンディングのラスト10日間は、Twitterでイラストを投稿した(はず汗)ので、

    よかったらさかのぼって見てください。

    もしくは最近作って頂いたHPがあるのですが、そこにまとめてアップするので、

    そっちで見て貰ってもありがたいです。

    →http://shadyxx24.p2.weblife.me/index.html


    という感じで今月はおわり。

    来月は直近の目標が達成出来てるかの報告をします。

    イラストはPRちゃん!


    2015年 1月 田中 正晃


    イラスト 田中 正晃


  • 【新人アニメーター寮/通信・第10号】

    2014-12-28 00:00

    【新人アニメーター寮/通信・第10号】


    2014/12/28


    TOPイラスト/12月 金井 亮介



    【目次】

    1:TOPイラスト/12月 金井 亮介

    2:寮生日記/11月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也

    3:寮生日記/11月  新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃


    2:寮生日記/11月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也



    こんにちは、おひさしぶり、はじめまして、阿久津徹也です。

    皆様のご支援のおかげで今日も健康で充実した生活してしています。


    11月となりまして、今年も終わりが近づいているのを感じます。

    私生活ではアウトプットの手段として漫画に挑戦してみました。

    ネームは比較的スムーズに書けたのですが実際絵を仕上げようとすると、

    マンガらしい絵がうまく表現できず、トーンをたくさん使ったほうがいいのか、

    ペンのタッチで仕上げるのが良いか、右往左往し全然形になりませんでした。

    いつもいきなり大きな目標、ボクシングの右ストレートを、いきなり顔面に

    食らわせようとするようなことをして失敗しているので

    もっと小さなカット単位の作品を作って、ジャブで攻めていくべきだなと考えています。


    映像鑑賞の方では、洋画よりから、またアニメに戻ってきて、「ジャイアントロボ」

    「うる星やつら2ビューティフルドリーマー」「彼氏彼女の事情」

    「七つの海のティコ」等を借りてきました。

    特に「七つの海のティコ」は幼稚園児、小学校高学年、今現在と、何度も見てきた作品で、

    世代ごとにそれぞれ違った感想を持ったことが興味深かったです。

    興味をもった、意識したポイント(視点)を考えて見ると、

    幼稚園児の時はよくわからないけど動いていて楽しい。

    なんとなく敵の存在、不安感(特に光る鯨が捕獲されたシーンははっきり覚えていました)

    小学校高学年の時は、光る鯨がいる世界観、人間とシャチが心を通わせていること、

    旅、悪の存在(倒されて欲しい)、同年代の異性としての主人公の存在でした。

    今現在では、話のおもしろさ、登場人物の行動に整合性がとれているか、

    フィクションとして受け入れられるか、現実に起こりえないことでも違和感なくみられるか、

    絵、音楽、タイミング、悪の存在(カタルシル要員)、

    女性キャラから感じる性的魅力という感じでした。


    年齢を重ねるごとに見る視点が増えたり、本能的欲求がでたりしました。

    ノイズや、好感を持つポイントが細分化されて、やはり作品を純粋に楽しむ事の難易度が、

    上がってしまった感はありましたね。


    この話をどこに収束させるか特に考えずに書きましたが、

    視点に差があるのに、アニメ監督が子供も大人も楽しめる映画を目標にしてるという話を、

    そこそこ聞くけど、具体的にどうするのだろう。

    子供の視点 ⊆大人の視点を考えて作るのか?

    それとも子供の視点 ∩ 親の視点なのか?

    そもそも子供の視点が大人の視点外にいくことがあるのか、とか、

    日本のアニメを海外市場に広げるとして、日本のアニメを楽しめる視点は存在するのか?

    5歳で失明して40歳で手術によって視力が回復した人がいたが、視力はあるのに、

    人、段差、世界を認識できなくで訓練が必要だったという話があったけれど、

    これが日本のアニメを見るときに起こったりしないのかな?

    と、いろんな疑問を思いつつ「視点」ってきっと重要だから、これからも注意していきたいです。

    みたいな感じで終わります。


    では仕事の話に移りたいと思います。

    前回慣れの問題で枚数が上がらないという話をしましたが、

    今月後半からは、一部の作品や未経験の動きを除けば1日10枚超が安定して来ました。

    動画マンの仕事を本格的にはじめて3ヶ月目ですし、ペースも上がってきたので、

    そろそろ自由時間全部かけて、どれだけ枚数が上がるのか挑戦してみたいです。

    正月付近は仕事がないので、2月ごろが勝負時ですね。

    今月いただいた仕事は、妖怪ウォッチ、バディファイト、セレクター、アイカツ、

    その他未発表作品、パチスロ等です。

    セレクターに関しては前から何度も仕事をさせていただいているのに、あまり見ていないので、

    今後確認しておきたいです。


    確認で思い出しましたが、アニメーターの作業での問題点として、自ら確認しに行かないと、

    自分の作業がどのように画面に反映されたかがわからない点があります。

    基本的な流れとして原画→動画→仕上げ→撮影という順に流れていきますが、

    自分のセクション以外での関わりは、ほとんどありません。

    さらに専門学校のようにクイックチェッカーを使って確認しながら作業することもないので、

    どのように動くかは放映されるまで全然把握できないのが現状です。

    (作業自体は指でパラパラしながらめくるので、だいたいの動きはわかりますが、

    実際放映されるものとの印象には、かなり差があります。)

    また自社の作品なら、動検さんから直接リテイク指示をいただけたりしますが、

    他社作品だと、上げた動画が自分のところに戻ってくることはまずないので、

    問題点の修正や技術向上の機会が失われてます。

    幸い僕の場合動画をチェックしてくださる先輩がいるので、問題点の修正や、

    技術向上の機会はありますが、ないところは一体どうなっていくのか・・・。

    アニメーターの離職率が高い理由に賃金の安さがありますが、

    成長する機会が失われていているのも要因の1つなのかなと思いました。


    今回はこれくらいにしておきたいと思います。


    メルマガを見てくださった方ありがとうございました。

    それでは失礼します。


    2014年 11月 阿久津 徹也


    イラスト 阿久津 徹也



    3:寮生日記/11月  新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃



    寒いですな……。

    こんばんは、アニメーター寮生の田中正晃です。

    前月からの続き↓


    僕がアニメを作り始めたもう一つのきっかけ。

    それを端的にいうと、僕はアートと言うものに淡い幻想を抱いていて、

    その誤解がとけたってことですね。


    いや、違う言い方をすると、わかんないことが、もっとわかんなくなったとも言えるんですけどね。


    具体的に何があったかというと、大学の教授に「アートがわかるには才能か知識が必要だ。

    よって凡人が勉強もせずに美術館にいっても、よくわからないのは当然である」

    的な事を教わったんですね。


    これも今思えば当然といえば当然ですよね。

    アートも長い歴史の上に成り立っているものであり、

    その時々の流行りや思想やルールがあって、今の作品がある。

    単に綺麗だったり、かわいかったりするだけではない何かを受けとるには、

    なぜそんなものをつくってなぜ評価されてるのかを理解したり、

    解釈したりするには、天才的な才能もしくは知識が必要だなんてのは、まぁ当然です。

    たぶんこれが他のジャンルなら何の抵抗もなく当然の事のように受けとめて、

    「何当たり前の事言ってるんだ」位に思ったかもしれません。


    けど恥ずかしながら僕の中で殊アートや美術に関して、それは当然とされていなかった。

    なぜかといえば高校までの美術の授業で習ったからですね。

    「アートは自由でいいんだよ」「自由に描きな」って。

    それが思った以上に刷り込まれていた。

    けどそれは、嘘とは言わないまでも、一側面にしか過ぎなかったわけです。


    ともかく、アートにもルールがあるとわかった(わかったと思い込んだ)

    僕はその日からアート的なものを特別視することを止めました。

    (嫌いになったわけでは、ないのです)。

    色んな事を等価に見るように勤めました。


    そう思ったら、アニメを作るのもいいんじゃないかと思えたんですな、これが。

    そして自主製作してるうちにいつの間にかアニメーター……みたいな。


    なんか、文章にするのは難しいですね。

    且つなんか面倒くさいやつですね僕は。

    単純に好きだからじゃダメなのか?!みたいな。


    こんなとりとめもなく意味のない文章をつらつら書いてきましたが、

    僕の当初したかったことは、「自分がアニメーターになった切っ掛けを

    端的に説明するためにまとめる」ことだったのですが、後半に関しては逆効果でした。

    よくわからなくなってきた。

    こういうめんどくさい答えを飲み会とかですると、嫌われてしまいます。


    作戦変更ですね。


    よって、僕はこれからアニメーターになった切っ掛けをきかれたら、

    「アニメが好きだからに決まってるじゃないですか!」

    と上っ面で答えることにしました。


    2014年 11月 田中 正晃


    イラスト 田中 正晃


  • 【新人アニメーター寮/通信・第9号】

    2014-11-30 12:00

    【新人アニメーター寮/通信・第9号】


    2014/11/30


    TOPイラスト/11月 金井 亮介



    【目次】

    1:TOPイラスト/11月 金井 亮介

    2:寮生日記/10月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也

    3:寮生日記/10月  新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃


    2:寮生日記/10月  新人アニメーター寮/寮生 阿久津 徹也



    こんにちは、おひさしぶり、はじめまして、阿久津徹也です。

    皆様のご支援のおかげで今日も健康で充実した生活してしています。


    10月ということで、動画マンの生活にも慣れて将来の事とか自己分析とかする余裕が

    出てきました。

    映画を多く見るようになってから漠然と演出をやってみたいという気持ちがあるのですが

    実際演出経験者の方々を見ていると自分よりも圧倒的に映像に関する知識の他に高い教養と

    はっきりした思想を持っていると感じます。

    前に映像に対する考え方を演出経験者の方に聞く機会があったのですが

    自分が映像のどの点が面白いと感じるかを分析して置くこと、そのために残すもの

    切り捨てるものをはっきり意識しておく必要がというお話をされていました。

    僕はいい物は何でも使いたい、利用したいという考えはありますが不必要なものを排除する

    という意識は薄かったと思うのでその点善処したいです。

    あと教養のなさが最近本当痛感させられます。

    政治を語る先輩に対して自分の意見を語れないですし、映画も歴史的背景を知らないので

    真のおもしろさに気付けていないと感じます。

    本を読めば解決する問題なのですが面倒臭さと読書に時間をさくなら落書きでもしたいと思う

    気持ちが勝って行動できていない現状です。

    絵や将来のことよりも必要なことと行動が一貫していない自己矛盾を抱えている方が

    今はツライです。

    とにもかくにも教養とか思想とか意思とか人間としての成長が無いと未来はないと

    ざっくりまとめた結果思うので難しいですが上手くやっていきたいなと考えます。


    そんな感じのことを最近考えていますが話変わって仕事の話をします。

    ついにアニメ「アイカツ」にて初エンディングテロップに載りました!

    会社で先輩や同期と一緒にこの話を鑑賞して自分のやった動画をチェックし合うのが

    最高に楽しかったです。

    テロップに載ったことで承認欲求が満たされた気がしてようやくアニメーターとして

    スタートを切れた気がします。

    そういえば最近動画作業の考えについて変化がありました。

    いろんなアニメーターさんから動画で絵が上手くなるのは「限界」がある

    という話をされていて、僕もそれを感じていたし信じていたのですがこの「限界」というのが

    意外と幅があり「先輩の適切なアドバイスの下ならば」特に作品を完成させる能力と

    正しい図形を描く能力が普段やっているクロッキーとリンクしてよい成長をもたらしてくれると

    体感しています。

    体感している内容は昔からイラストの清書作業が苦手で大ラフから線を絞っていくのが

    苦痛ですらあったのですがだんだん短い時間でできるようになったとか、ラフの時点で

    バランスが崩れにくくなったなどです。

    今後の発見があるのか楽しみで仕事意欲がまします。

    これがそのまま動画枚数に反映されればいいのですが今月後半はいまいち枚数が

    伸び悩みました。

    理由としてはクロッキー会に積極的に参加したこと、仕事慣れしてきて目パチ、

    口パクの仕事が減り難易度が少し上がったカットを任せてもらえるようになったこと、

    劇場作品や版権清書などを丁寧にやりすぎて時間を取られてしまったところだと思います。

    やらせていただいた作品自体は劇場アイカツ、黒子のバスケ、ガンダムビルドファイターズ、

    Gのレコンギスタ、ヤマノススメ、その他ゲーム、OP等などでした。

    1日10~12時間は会社にいましたしほとんど慣れの問題だとは思うのですが効率よく

    いきたいところです。


    仕事の話はこのような感じです。

    私生活の話だと最近寒くなって来たのがとてもツライです。

    あまり筋肉も脂肪もないので寒さの影響をもろに受けてしまってこの前は自転車を

    こいでいる途中に、こごえるような風で心臓止まりそうになりました。

    (余談ですが寒がりかどうかって生まれた季節が関係してると思うんですよ。

    僕は6月生まれですが寒さに強い身内はみんな11~2月生まれなんです。)

    そういえばあるブログで毛布の正しい使い方が書いてあったのですが

    毛布はかぶるより敷く方が効果が高いらしいです。

    今僕は毛布を2枚かぶって寝ているのですが試しに1枚は敷いて寝てみたところ

    いつも冷える体がポカポカのままでいられました。

    幸せです。是非お試しあれ。


    それでは今回はこの辺にしておきたいと思います。

    あまり動画マンのあり方について考えがまとまらなかったので次回はなせるようにしたいです。

    メルマガを読んでくださり、ありがとうございました。

    失礼します。


    2014年 10月 阿久津 徹也


    イラスト 阿久津 徹也



    3:寮生日記/10月  新人アニメーター寮/寮生 田中 正晃



    こんばんは、アニメーター寮生田中正晃です。

    先月の続き


    大学の空気に染まった僕はとにかく自主制作をしました。

    よくわかんないけど、とりあえず油絵を描きました。

    当時は大学が24時まで開いていたのでほとんどの時間を大学のアトリエで

    過ごしましていました。

    サークルとかも入りましたが、週に二回もあるミーティングがバカらしく、

    時間がもったいないので3ヶ月経たないうちにやめましたよ。

    それぐらいには自主制作に時間を費やしていました。


    そうやって大学生活を過ごすなかで、もうすぐ二年になろうとするときに起きたのが、

    そう、地震。


    何か酷い被害を受けたとか、心に傷を負ったとかではないのです。

    (いや、でも実家は半壊申請が通る程度に被害を受けたのだが)

    ただ具体的な変化として、安全面の考慮とかいう意味不明な理由で、

    大学が21時までで閉まるようになってしまったのです。

    何かを作ったり書いたりしたことがある人なら何となくはわかると思うのですが、

    制作作業というのは概して夜捗るものなのです。

    21時とか早すぎなのです。

    そんなの夕方です。

    なので僕は夜まで作業をするために、制作場所を大学から家(大学の宿舎)に移しました。


    んーー…、今考えるとこの判断が運命の別れ道だったんですね…。


    大学のアトリエで作業していた頃は、どんなに耳が寂しくなっても音楽を聴く位しか

    選択肢はなかったのですが、家においては違いました。テレビがあり、

    パソコンがあります。

    作業中の耳の寂しさを埋めるために色んなモノを見始めたんですねこれが。

    (ニコニコ動画のヘビーユザーになったのもこの頃からかな)

    このタイミングでアニメと出会ってしまった。

    最初に見たのは友達に薦められたとらドラ。

    このチョイスもよかった。

    最高だった。

    僕の感動は最高潮に達し、その時から(非常に残念なことに)

    アニメを見ることは僕にとって日常になってしまったのです。


    とはいってもこの段階ではまだアニメを作りたいとは思っていなくて

    (いやもしかしたら少しは思っていたかもしれないけど、少なくとも実行はしていない)

    もう一つ、何となくのきっかけみたいなものがあったのです。

    それは今の僕の思考の大事な一欠片を担ってくれています。


    2014年 10月 田中 正晃


    イラスト 田中 正晃