声劇台本を徒然なるままに書いていくことにしよう
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声劇台本を徒然なるままに書いていくことにしよう

2014-12-22 12:58

    クリスマスにしたい。
    でも人集めるの面倒だし時間守ってくれない人が1人でもでてくると出来ないから、
    やりたいってだけでやらなくなるだろう。

    ということで読み物として楽しんでください。


    **************

    Fate/cafe @ステイナイト


    セイバー(以下:セ)「ようやく店内も落ち着いてきましたね・・・。5時には一旦、店を閉められそうです」

    士郎(以下:士)「セイバー、6卓にオムライス持って行ってくれるか?桜も手一杯で」

    セ「あ、はい。分りました、今行きます!

     ――――ここは、Fate/stay nightカフェ。
     10年前、Fate/ZEROカフェとして運営していたこの喫茶店。
     一度やむをえない事情から閉めていたのですが、名前を変え、つい2ヶ月前に再オープンしました。
     10年前とは顔ぶれも変わり、今はあの頃お客様として店を訪れていた士郎や桜が店員として働いています。
     なんだか気恥ずかしいところもありましたが、ちょっと慣れてきた・・・かな?

     今日は、士郎が学校の友達を呼んでクリスマスパーティーをするそうです。
     なので、5時にはお店を閉めなくてはいけません。

     ――――桜、2卓様お帰りです。会計をお願いします」

    桜「はっ、はい!今行きます」

    士「桜、その会計終わったら少しいいか?」

    桜「はい、先輩。すぐに行きますね!」

    セ「10年とは、自分が思っていた以上に長かったようです。
     私自身、変わった気はしていなかったのですが、士郎も桜もずいぶんと大きくなった・・・。
     私も、同じ様に年をとっているのでしょうか。
     なんだか信じられませんね・・・おっと、油を売っている暇はありません。

     いらっしゃいませ!何名様でしょうか、はい、ではこちらのお席にご案内いたします」



    士「悪いな桜、忙しいのにこんなことまで頼んでさ」

    桜「いえ、私も同じ事を考えていましたから。気になさらないでください」

    士「助かるよ」

    桜「――先輩は、セイバーさんが大好きなんですね」

    士「え!?」

    桜「違うんですか?」

    士「いや、まぁ・・・長い付き合いだしさ。昔、何かあるたびにここに来てただろ。
     文句言いつつ親父も来てたし」

    桜「そうですね。きりつぐさん、イリヤさんがいるからだー!とか言ってましたけど、ちゃっかり料理は食べていましたもんね」

    士「そうだなぁ・・・。店閉めてからずっと元気なかったし、セイバーはもう1人の家族みたいなもんだから」

    桜「私も、出来る限りお手伝いいたしますよ。それじゃあ私は、ホールに戻ります。
     先輩も、気付かれないように普段通りに振舞ってくださいね!」

    士「おう、分ってるって。・・・・・・さて、向こうはどうなってるかなー。ちゃんとやってるかな」



    イリヤ(以下:イ)「へくちっ! うー、冷えたのかしら・・・このくらいの寒さ、アインツベルンにいた頃と比べればどうってことないはずなのに。
     まぁいいわ。ちゃんとお使いはしたもの。早くあったかい料理食べさせてもらわないと!
     寒い中駈けずりまわされるなんて、それなりの報酬を貰わないといけないわ。

     さぁ、行くわよ。うふふ、待っててね、お兄ちゃん」



    セ「士郎、そろそろ一旦店を閉めます。ご学友は何時ごろに来られるのですか?」

    士「あぁ、早いヤツならもうすぐ来るんじゃないか?」

    セ「それは急いで準備をしなくてはいけませんね」

    士「そうなんだよ。それでさ、ちょっと悪いんだけど桜と一緒に食事の準備しててくれないか?
     俺は連絡とったり色々しなきゃいけなくてさ」

    セ「お安い御用です。では、桜に指示を仰いできますね」

    士「頼むよ。――――さて、と。下準備はこれくらいか?あとはイリヤがちゃんと・・・」

    イ「来たわよ、士郎おにいちゃん」

    士「おー、イリヤ。待ってたぞ。寒い中ありがとな。で、どうだった?」

    イ「それが・・・」

    士「え・・・だめ、だったのか・・・?」

    イ「違うわ。私を誰だと思ってるの? そうじゃなくて、その・・・言いにくいんだけど・・・」

    士「どうした、はっきり言わないと分らないぞ」

    イ「えっとね、余計なのも付いてきちゃって」

    士「え?」

    4次ライダー(以下:髭)「たのもーう!いやー、久しいなこの空気!
     足を運ぶのは10年ぶりか」

    士「ライダー!久しぶりじゃないか!!相変わらず大きいなー」

    髭「そういう小僧は大きくなったのか?あまり変わらんように見えるぞ」

    士「これで大きくなってなかったら、何が大きくなった部類にはいるんだよ」

    髭「ウェイバー」

    士「・・・ウェイ、バー?」

    髭「あやつ、今日も仕事で来れてはおらぬが・・・いや、随分と大きくなっていてだな」

    士「そう、なのか・・・」

    髭「まぁいいだろう!久しぶりの再会だ、楽しもうではないか」

    士「ああ!」

    龍之介(以下:龍)「ちょっと、後ろつっかえてるから早く入ってよ。寒いんだってー」

    髭「おお、すまんすまん」

    龍「久しぶりだねー。あはは、俺と同じくらいの身長になってる!」

    士「キッチンの、龍之介! 覚えてるぞ、10年前の内臓風クリスマスケーキ・・・」

    龍「うまかったでしょ?」

    士「美味かったけど、あの見た目は」

    龍「まぁまぁ、今年はケーキ作ってきたの俺じゃないから安心してよ」

    4次ランサー(以下:黒子)「遅くなってすまなかったな、ソラウ様を撒いてくるのに時間を取られてしまって・・・」

    士「おー!ランサーじゃないか。もしかして、ランサーがケーキ作ってきてくれたのか?」

    黒子「あぁ。走ってきたが、型崩れしにくいものにしてきた。大丈夫だろう」

    龍「それね、見せてもらったけど、ちょっとインパクトが足りないんじゃないかなぁ。
     こう、もっとエキゾチックで見るものを魅了する毒々しさってのがあっても」

    黒子「そのようなもの、子供に見せられるか。そもそもクリスマスケーキだぞ。
     まぁ、これはお楽しみ、ということで預かってもらっていてもらえるか」

    士「了解。預かっとくよ。ありがとな、ランサー」

    黒子「この程度、造作も無い」

    士「えっと、今日来たのはお前たちだけか?」

    イ「違うわ。さっきも言ったけど、余計なのもついて来てて・・・」

    言峰(以下:言)「少年、クリスマスパーティーがあると聞いて来たのだが、会場はここであっているかね」

    士「違います、お引取り下さい」

    言「そう冷たいことを言うな、少年。クリスマス、聖職者、うってつけだとは思わんかね」

    士「思いません、帰れ」

    言「またまた冗談を。凜も来ているのであろう?」

    士「それが目的か・・・遠坂ならまだ来てないぞ」

    言「まだ、ということは来るのだな。では待たせていただこう」

    士「ちょ、おい! 入ってくるなって! ったく、あいつは・・・で、イリヤ。今度こそ終わりか?」

    イ「いいえ・・・・・・一番いらないのが来てる」

    切嗣(以下:切)「やぁ、イリヤ。お土産に胡桃のケーキを持ってきたんだ。父さんもクリスマスパーティーに参加してもいいかな」

    イ「いらないわ! ランサーが作ってくれたケーキがあるもの。邪魔しないでちょうだい」

    切「そんな冷たいこと言わないで。ね?」

    イ「いやったらいや! 士郎、なんとかしてよ」

    士「親父・・・」

    切「あぁ、士郎。イリヤがつれないんだ。思春期の女の子は難しいね」

    士「あ、あぁ・・・そうだな・・・」

    イ「ちょっと、追い出してってばぁ!」

    凜「なになに、騒がしいわね。衛宮くん、遅くなってごめんなさい。まだ始まってないかしら?」

    士「遠坂、遅かったじゃないか」

    凜「アーチャーがごねてなかなか家を出ようとしなかったのよ」

    士「あー、来たのか?」

    凜「一応ね」

    アーチャー(以下:ア)「来てはいけなかったのか?ならば私は帰らせてもらおう。師走の月はやることが多いのだよ」

    士「誰も来ちゃいけないなんて言ってないだろ。いいから上がれよ、そろそろ料理も出来るころ・・・」

    言「凜、良く来たな。私の前があいている、座るといい」

    凜「げ、綺礼! なんであんたが・・・」

    言「クリスマスだからな」

    凜「理由になってないわよ。あーもう、なんでこんな日まであんたの顔を拝まなきゃいけないのよ・・・」

    髭「まぁまぁ!今日はせっかくのクリスマスパーティーなんだ、楽しまなきゃ損というものだろう。そこの神父、食前酒で軽く一杯やろうではないか!」

    言「ほう・・・ではつまみにはどのような愉悦・・・いや、なんでもない。飲もうではないか」

    凜「なんてこと・・・」

    士「成り行きで・・・悪い、遠坂」

    凜「いいわよ、衛宮くんのせいじゃないわ。ところで、セイバーは?」

    士「あぁ、今キッチンで桜と一緒に料理を作ってくれてるよ」

    凜「あら、桜もいるのね。ちょっと様子見てこようかしら」

    士「料理できてたら、運ぶの手伝ってやってくれないか」

    凜「任せといて。アーチャー、行くわよ」

    ア「なぜ私まで・・・」

    凜「ぐだぐだ言わない」



    セ「随分とホールが騒がしくなってきましたね。桜も友人が来ているのでしょう?
     後は私に任せてかまいませんよ」

    桜「そんな、大丈夫ですよ。最後まで私も」

    セ「桜はいつも遠慮しすぎです。さぁ、たまには肩の力を抜いて、楽しんできてください」

    桜「でも・・・」

    臓硯(以下:臓)「そうじゃそうじゃ、わしも寒いキッチンじゃなくてホールでミニスカサンタしてる桜が見たいのう」

    桜「ミニスカサンタなんてしません! って、おじい様? どうしていらっしゃるんですか?」

    臓「こういう行事があるたんびにわしはおいてきぼりじゃからのー。
     慎二も女の子はべらせてどっか行ってしもうたんじゃ。たまには良いじゃろうて」

    桜「こういう場は嫌いかと思っていたのですが・・・」

    臓「可愛い孫娘の晴れ姿が見れるんならいくらでもいくわい。で、ミニスカサンタにはいつ着替えるのかのう?」

    桜「着替えませんってば!」

    セ「あっはは」

    桜「笑わないで下さいセイバーさんっ!」

    凜「桜ー、料理できてる?」

    桜「あ、姉さん。はい、ほとんど出来てますよ。今焼いているチキンが出来ればすぐにでもはじめられます」

    凜「んじゃ、出来てる分は運んじゃうわね」

    桜「はい、お願いします」

    ア「凜、運ぶといっておきながらなぜ手ぶらで戻るんだ」

    凜「アーチャー、運んどいてちょうだい」

    ア「君って奴は・・・おい、本当にそのまま行くやつがあるか! 凜、凜!」

    セ「桜、残りのチキンは私が持っていきます。先にホールへ」

    桜「あ、はい、ではお願いしますね」

    臓「桜のミニスカサンタ姿を写真に撮る為にアサシン配置してあるから」

    桜「おじい様いい加減にしてくださいっ!」


    セ「いいですね・・・この騒がしさ。懐かしいです。
     ―――さて、チキンを盛り付けて・・・っと、もう始まってるでしょうか。急がないと。

     みなさん、お待たせしました。メインディッシュのローストチキンです・・・よ!?」

    全員「セイバー、カフェ再始動おめでとう!!」

    セ「え? え?」

    士「チキンなんか置いて早くこっちに来いって」

    セ「士郎、どういうことですか? 今日はご学友を読んでのクリスマスパーティーだと聞いていたと思いますが」

    凜「違うわよ。セイバーの元気が最近無いって衛宮くんが言うから、昔ここに集まってた人たちを呼んで喫茶店再開のお祝いをしようって話しをしてたの」

    桜「みなさんお忙しくて、勢ぞろい、とはいきませんでしたが」

    イ「みんな、カフェがまた開店したって言ったらすぐにOKくれたわよ。私がわざわざ呼びに行ったんだから!」

    髭「ここは変わらんなぁ、セイバーよ! また通わせて貰うぞ」

    龍「俺さー、またフリーターしてるんだ。よかったらここで雇ってよー」

    黒子「セイバー、またカフェを再開できてよかったな。今はもう別の仕事を見つけてしまったのだが、たまに立ち寄らせてもらおう」

    セ「みんな・・・」

    慎二(以下:ワカメ)「桜ー、ここにいるんだろー、俺も混ぜてくれー・・・っげ、衛宮!」

    士「慎二!どうしてここに・・・」

    5次ライダー(以下:ラ)「振られたんです、女性に。行くあてがなくなったので、桜のところに来たのです」

    ワカメ「おいライダー!」

    桜「にいさん、だからあれほどこの季節に遊園地はやめたほうがいいって言ったのに」

    ワカメ「あんなに待たされて、文句のひとつやふたつ、出てくるに決まってるだろう!
     なのにあの女、待ってる時間が楽しいだの、その間の話題くらい持たせろだの細かいんだよ」

    ラ「だから振られるんです、だから」

    ワカメ「うるさいぞ、ライダー!!」

    ラ「はいはい。桜、私もパーティーに参加してもよろしいでしょうか」

    桜「えぇ」

    ラ「それはよかった。では、桜。ミニスカサンタにはいつ着替えるのですか?」

    桜「着替えませんから!!」


    言「セイバー、聖なる夜とはかくも騒がしいものだな。10年前の今日も、このような喧騒の中にいた気がするぞ」

    セ「そういえば、10年前も勝手に乱入してきましたよね・・・」

    言「勝手に乱入とは。言葉の使い方がなっていないな」

    セ「あぁ、あなたと話していると調子が狂う・・・」

    切「イリヤ、イリヤはサンタ服を着ないのかい? 似合うぞー、今から買って来ようか?」

    セ「あなたも居たのですか・・・」

    イ「そうね、買ってきてもらえるかしら。凜や桜、セイバーの分もね。いい、セイバーの分もよ。
     足りなかったら中に入れないから」

    切「っち・・・・・・わかったよ、イリヤ。タイムアルター・ダブルアクセルっ」

    イ「セイバー、表の扉、施錠しといて」

    セ「はい」

    士「あはは・・・ま、まぁいいか。さ、セイバーも交えてパーティーといこうじゃないか!」

    ア「ふさぎこんだ顔をしていては、接客等勤まるまい。みな心配して集まったのだ。
     案ずるな、また何があったとしても、われわれはここに集まってくるだろう。

     ここの名はなんと言う? Fate、めぐり合わせ。自分がつけたというのに意味を忘れたというのか?」

    士「そうだよ、セイバー。俺は、またここに来れてとても嬉しいよ!」

    セ「・・・・・・・・・ありがとう、ございます」

    士「あぁ、これからもよろしくな、セイバー!」




    セ「Fate/cafe。どうやら今度は、長く続けられそうです」





    ***********



    2年前に一度、ぜろかふぇものがたりと言う声劇をしました。
    10年は経っていませんが、またできたらいいのになぁ。

    それではみなさん、ハッピーメリークリスマス!



    2014.12.22  ありま殿下@あぷりん


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