「霊夢・・・この体借りてくぜ!!」を振り返って
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「霊夢・・・この体借りてくぜ!!」を振り返って

2019-04-24 23:15
  • 5
 どうもアルスです。
この度は「霊夢・・・この体借りてくぜ!!」をご視聴いただきありがとうございました!
無事に完結出来てホッとしている反面、補足や反省したいところがあるのでブロマガにて振り返っていきます。

自分の思ったことを正直に書かせていただきますのでよろしくお願いします。

 このブロマガではシリーズにエンディングを3つ用意した理由を中心に書かせていただきます。

Black endはこちら↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34791748
Red endはこちら↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm34791910
White endはこちら↓
https://www.nicovideo.jp/watch/sm35014504

1.反省
 何故3つ用意したのかと言うと、単純に「やってみたかった」というのが率直なところです。
序盤のコメントでもご指摘いただいた通り私は「パワプロクンポケット」が好きで、野球で遊ぶ為に買ったつもりがシナリオとルートエンディングの作り込みに感動し、何度もグッドエンディングが出るまで野球そっちのけで挑戦していました。
 その影響もあってか、ニコニコに投稿するようになってからは自信がついたら挑戦しようと思っていました。
 そして「月夜のカコと星空のミライ」という秘封俱楽部に因んだ動画でそれを実現したいと思っていました。
 しかしMMD動画を出すようになってから半年経った時スランプに陥ってしまい、自分が何を作りたいのか分からなくなってしまいました。
 キャラが完全に迷走、目的もよく分からないシリアスなのかコメディーなのかよく分からない動画になってしまい、早く終わらせたい一心でルートエンディングは諦め、打ち切りという形を取りました。
 そんな中で次の動画をと考えていた時に、ふとパワプロクンポケットのシリーズで「主人公とライバルが入れ替わる」というシナリオがあったのを思い出し、それを霊夢と魔理沙でやってみたいと思いました。
その中でルートエンディングは基本的に2つに分かれるのをよく目にしていたので、「3つにしたらどう反響が返ってくるだろうか?」と考えました。
 そして「私はだれ?」という仮題でシリーズのプロローグを投稿しました。
ですがまだスランプを抜け出せていなかったところもあり、一番肝心な「入れ替わる」きっかけが単純になり、黒幕の存在を匂わせる事ができませんでした。
 私自身動画を作るときはプロットを書かずに「起承転結」の「起」と「結」を何となく頭に浮かべてから取り掛かっていたため、具体的なコンセプトや「承」と「転」がごちゃごちゃになりました。
 また、#5まではテンポを意識するあまり序盤に必要な主要キャラの馴れ初めであったり、物語の本筋を細かく描いていませんでした。#6以降の動画の尺が長くなったのもそのためです。ここはもう少し、序盤の段階で設定を煮詰めて動画を進めるべきだったと反省しています。「急展開過ぎる」といったコメントもいただき、私も思うところがありました。
 中盤から終盤にかけて序盤で足りなかった部分を描いたり、ルートエンディングに必要な展開を加えていった結果、当初の予定より6話くらい話数が長くなりました。正直また打ち切りにしようかなとも考えていました。
 ですが、前シリーズのようにしたくないという気持ちが強くなり、リベンジしたいと思うようになり、何が何でも自分の思い描いた結末まで行ってやるという一心でこのシリーズを完結させました。
2.補足
 前置きが長くなりました。何故エンディングを3つにしたのかというと、大前提として「霊夢」「魔理沙」が入れ替わり、過去の自分と今の自分を比べたらどうなるかを考えて製作していました。
 そして何よりもこのシリーズで一番のキーマンになったのが「アリス」です。
皆さんご存知のようにアリスは旧作の時から二人とは旧知の仲であり、このシリーズを作る際に原作設定を調べていく内に腐れ縁のようなものを感じました。
 本編中にアリスの身に起きた一件を想起させられた魔理沙が霊夢に憎悪を向けるのは前述の通り「過去の自分」と「今の自分」を比べています。霊夢が元の体よりも力を出せずに落ち込む場面もそれにあたります。
 またアリスには「対決」という展開に持っていくためのトリガーとしての役割もありました。
 その中で「戦う」という選択をしたBlack end、Red endがなぜ浮かばれないエンディングになったのかというと、中盤に登場した「八雲紫」の「誰も傷つかない世界の構築」から大きく外れており、また「摩多羅隠岐奈」の「妖怪、神の理想郷を作る」からも外れるからです。
 
人形の体になろうが仮想現実を作ろうがどんな理由であれ戦って傷つけあったのは事実であり、双方が生き残っても「被害者」「加害者」という立場になるため、勝者に幸せが訪れても敗者には禍根や心の傷が残ってしまいます。
 しかし、「被害者と加害者」は「正義と悪役」必ずしも一致しないと考えました。
 そのため、幻想郷にとって立場上は正義であるはずの博麗の巫女が悪役にまわり、盾突く住人は正義にまわるという皮肉な物になり、双方が傷つけあえば善悪関係なく「被害者」「加害者」の立場は逆転しました。
 結果はご覧の通り共通して「後悔と自責の念」に苛まれます。
友人であり、ライバルでもあり、恋仲にも近かった二人は失ったものの大きさを知り、結末を受け入れられませんでした。
 また、「白黒の博麗の巫女」即ち「霧雨魔理沙」が勝った方のエンディングの表題が
「Black end」
「紅白の魔法使い」即ち「博麗霊夢」が勝った方のエンディングを「Red end」としたのも、二人の共通しない独自のテーマカラー、そしてアイデンティティを強調する為にこのような表題になりました。
 最後に「White end」についてですが表題は博麗霊夢、霧雨魔理沙の共通するテーマカラー「白」をヒントに付けました。
私も物語の結末が暗いものになるのは好ましくないしスッキリ終われないという気持ちもあったため、3つ目のエンディングを作りました。
 ですが「戦えば傷つく」という大前提があるため、それ以外の選択肢を考えた時にふと頭をよぎったのが「仮面ライダーブレイド」の最終話でした。
序盤はネタのオンパレードですが、終盤から最終話の展開は子供ながら感動したのを覚えています。その時強く印象に残った最終話をヒントにして「White end」の結末を考えました。
 もう一つは強引な展開でのハッピーエンド(例えば死んでから復活や実は死んでいなかった)にしたくない、尚且つ一番無難(登場キャラが最低限浮かばれる)なエンディングになるようにするにはどうしたらいいかと考え、「戦わない」結末になりました。(引き分けも考えましたがうやむやになってしまうのではないかと感じ、却下しました。)
 なのでよくルートエンディングでその結末の良し悪しを決める時にバッドエンディングやグッドエンディングといった具合になりますが、個人的に3つの動画のエンディングに良し悪しを付けるとすると…


Black end…バッドエンディング

Red end…ビターエンディング

White end…トゥルーエンディング

という位置づけです。

 ハッピーエンドと考えても良かったのですが、二人の主人公は特に恩恵を受けたわけでもなく、特別何か変わったという訳でもありません。変わったといえば鬼人正邪にひっくり返されたくらいで元に戻されたくらいだと思います。
 また、元に戻る事についての二人の思いは本編中から抜粋すると、博麗霊夢は「お互いが望むなら」霧雨魔理沙は「戻りたくない」といった具合になります。
 こう見るとWhite endの結末が、必ずしもお互いが望んだ結末ではないという事が感じられるかもしれません。
 ですが二人は互いの事を認め合い、また元々の体に戻った事を受け入れることでWhite endの結末も受け入れられたのではないかと考えました。そのためトゥルーエンディングといった位置づけにさせていただきました。そして「White」に因んで「白紙に戻す」という意味合いも込めたため、またもう一度やり直せるという狙いもあります。(見てくださった方の受け止め方はそれぞれだと思うので、あくまでも指標と考えてください。)
 また、このシリーズでは「レイマリ」の関係性もエンディングによって異なります。

Black end…友人

Red end…恋人or家族

White end…ライバル

 このような関係性の変化については、「変わる関係性」「変わらない関係性」と考えました。
 何が言いたいのかというと「友人、恋人、家族」はその関係性を仲違いや離婚、失恋などで変わってしまうと考え、「ライバル」はお互いが生きている限り、想いが変化しても変わらない関係性であると考えました。
 そのためWhite endでは会話の中でライバルと思わせるような関係性を強調し、競争することでそこからお互いが意識し、様々な関係性が生まれると考えました。そんな感じです。
3.最後に
 長くなりました。こうして振り返ると良かったところや悪かったところがハッキリ見え、次のシリーズを考える時にも活かせると思いました。
 次のシリーズの構想は頭には浮かんでいます。それを形にする時に同じ失敗をしないためにもここで書いたことを忘れずに、次に進めたらいいなと思います。
 ネガティブな事ばかりを羅列して書きましたが、自分の描きたかった事は詰め込めたので良かったのかなと感じています。
 平成も終わり、令和の時代になっても東方に関われたら幸いです。
 今後ともアルスをよろしくお願いいたしますm(__)m







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本来あのキャストならWhite endだけでいい話だけど、わざわざ分岐が出来るのが個人制作作品。
和で閉まるWhite endってとこかな。
正邪がいる時点でひっくかえしで入れ替えるというのは考えつくことだけど、安易にそれだけではないifを
作り魅せた事を賞賛します。










6ヶ月前
×
>>1
>>1
>>1
>>1
ありがとうございます。
本来はWhite endにたどり着くようにシナリオを進めて行くのが普通ですが、可能性がある以上目指してみるのも面白いと感じて投稿いたしました。
今後ともよろしくお願いします!
6ヶ月前
×
今更ですが『霊夢・・・この体借りてくぜ!!』には
実に感動させて頂きました。単なる入れ替わり物の
話かと思いきや、後半になるにつれて
こんなセカイ系じみた壮大な話になるとは
思いもよらず、そして三つもの分岐EDまで
考えられるとは実に感服させられました。
 また、新シリーズである孔明の幻想入りも
楽しみに視聴させて頂いております。もし
ゆっくり声付きじゃなかったら、間違いなく
速水奨さんの声でイメージしておりました。

ところで、数ヶ月前のブロマガに気付いてもらえるか
微妙なのに加えて、初対面で
こういう話を長文で
切り出すのもの失礼かもしれませんが、実は
https://www.nicovideo.jp/watch/sm4293682
に倣って、東方キャラの声優をイメージした動画を
作ろうとしているのですが、それに当たって
自分が好んでいる動画の紹介要素も付与させつつ
東方二次創作において自分が好む内容傾向を表明するのを
兼ねさせようと考えていまして、
それでアルスさんの『霊夢・・・この体借りてくぜ!!』
物凄く好みなので
それで『霊夢・・・この体借りてくぜ!!』の動画を
録画した上で、その中から一部のカットを
上記で述べた声優イメージ動画に使う許可を
頂いておきたかったからなのです。 実際に使う事になった際には
使用箇所や対象キャラが増減したり変更になったりする可能性も
考えられますが、ただ現状では る~こと が映っていたカットを
使おうと思っています。
  また、自身が直接DLしたワケでもないMMDモデルなどの詳細を
あたかも自らDLしたかの如くテロップに記載するのも
却って問題だと思われるので、MMDのモデルやステージの詳細は
上記の動画にて記載しない代わりに該当するカットの動画名や
動画投稿者名をテロップ等にて記載して
MMDモデル等の詳細は記載した先の動画にて……という体裁を
とろうとも思っていると共に、
サンプル台詞などの音源は版権作品から持ってくるつもり
である関係上、原則として商用化の類をするつもりは有りません。
 例えば『悪霊を好きになった魔法使い』の ピレネーさんとか
『The Hidden Biosphere』の さわや さんとかをはじめとする
他のMMD系の人からも既に二十名前後の方々から
だいたい上記のような条件で許可を頂けており、
『東方異形郷』の寿司勇者トロさんなどをはじめとした
手描き系の人を含めれば既に数十名の方から許可を
頂けているのですが、あらためましてアルスさんからも
上記のように御自身の動画の一部を
使わせてもらう許可を是非とも頂きたいのですが宜しいでしょうか?
2ヶ月前
×
>>3
まずは見ていただきありがとうございます。
そしてこのようなお話を頂けたことが率直に嬉しくとても光栄です。
私の動画でもよろしければバグダッシュさんのコメントでの対応で問題ないので是非使ってください。
完成を楽しみにしております。
2ヶ月前
×
おお、そう言って頂けて実に嬉しです!
どうも、ありがとうございました!
それでは御言葉に甘えて使わせて頂きます。
動画の完成を御待ちくださいませ。
2ヶ月前
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