こんにちは!
今回はとても大切なことを書いているので、善良な男性読者諸君はしっかり胸に刻んでくださいね。
■Kさん(22歳男性)の相談
アルさんの著書「モタク」「オクテ男子愛され講座」を拝読して、無事「彼女いない歴=年齢」を卒業することができました。本当に感謝しております。
私は22年間恋愛経験ゼロでした。彼女がほしいと思うのですが、どうすればいいか分からなかったからです。
勉強は学校や塾で教えてもらえるのに対して、恋愛は教えてもらえる機会がほとんどなく、やりかたがわからず思いのままにアタックして無残な結果に終わったため、八方塞がりの状況でした。
そんななか好きな子ができて、どうしても失敗したくないという思いで調べた結果、たどり着いたのがアルさんの著書でした。
それまでも男性が書いたモテ本は読んだことがあったのですが、いまいちしっくりこなかったため、その方向で努力することはしませんでしたが、アルさんの著書に書かれていることは、非モテの私にも実践可能なことばかりでした。
例えば、チャラ男ではなく「誠実真面目路線」を目指すとか、話し下手な自分でもできる「会話はヒアリングベース」などです。またユーモアに溢れていてとても楽しく読むことができました。
その結果、御著書を購入してから4ヶ月でその子と付き合うことができました。今までの自分では考えられないことでしたし、この結果はひとえにアルさんの著書によるものです。本当に感謝してもしきれません。
無事付き合ってもうすぐ2ヶ月になるのですが、ここでいくつか質問があります。
付き合えたらやはりエッチしたくなるのですが、下半身の愛撫を拒否されます。
その時の状況を男友達に説明すると「女の子のイヤは分からないから、もしかしたらできてたかもしれない」と言われました。それは次のような状況です。
カラオケで横に並んで座っている状態で、乳首への愛撫を終えて、私の膝の上に彼女が横たわっているときに、服の上からお尻を触りました。そのときは何も反応がなかったので、しばらくして服の中からお尻を触ろうとしました。
すると彼女は横たわりながら首を横に振り始めました。そこで私がイヤか尋ねると、今度は何も言わずに縦に首を振ったので、私は中に入れるのをやめました。
これが自然な対応だと考えておりましたが、その男友達は「女性は単に恥ずかしくてイヤと言うときもあり、そのときは多少強引に行っても大丈夫だ」という理論を提唱してきました。
確かに本当に嫌がっているときは手を使って全力で阻止してくるので(お腹を触る、お姫様抱っこをしようとする等)、嫌というよりは恥ずかしいだったのかな、という気がしています。
ここでアルさんに質問です。全力の阻止ではなかった場合、多少強引にいっても大丈夫なのでしょうか?
また多少強引にいって全力で阻止されてから「ごめんね」と言って手を引けば大丈夫なのでしょうか?
上記の場合の彼女の意図としてはどのような可能性があるでしょうか?
何卒ご回答よろしくお願いします。
■回答
恋愛成就おめでとうございます!私の本がお役に立てたなら嬉しいです。
そして今回、この相談を送ってくだすってよかったです。その友人のアドバイスを鵜呑みにしたら、せっかく付き合えた彼女との関係が壊れるかもしれないから。
男性の書いたマニュアルでは「女は本当はイヤじゃないのにイヤがってるフリをしがちなので、強引に迫ればヤれる」という説を唱えていますが、これは
コメント
コメントを書くtko と申します。コメントさせていただきます。
ここで言われている「いやよいやよ~」の理屈は、むしろ本当に嫌がっていることを分かっている上でムリヤリやったことを正当化するための文化のような気がします。
よく性暴力関連で言われている性欲のためのものではなく、むしろ暴力的に相手を支配することにその真意がある・・・というのと同じに見えます。
「もうやめてよ~!」「はは、ごめんごめんw」というのも強く断れない空気や性格のために丸めて言っているだけで、本当はかなり嫌がっているというのも考えられます。
ここでそのことを意識的に利用しようという悪意を含む文化が「いやよいやよ~」だと思います。この文化の厄介なところは周囲の人間も本当はダメなのにそれで流しがちになってしまうことなんですよね・・・。
カラオケみたいな外から見える場所で、性的な触り方をすること自体、私は嫌ですね。触り方の程度によっては、そんなに触りたいならまあ許してやるかと思うかもしれませんが。それでも服の上から、上半身までです。
相談者さんの男友達の、「恥ずかしがってるだけなら強引に行為を続行しても大丈夫」という考え方も、間違っていると思います。セックス時の恥ずかしさは、単なるスパイス的なものとして考えてもいい場合があるとは思いますが、それでも、相手が恥ずかしがっていることを強引に続行してはいけないと思います。本当に恥ずかしくて嫌なら、やめればホッとするし、恥ずかしいけどしてほしいことなら、「恥ずかしいけどして」と言えます。
強引に何かしてうまくいくなんてことは、強引にした側の妄想なので、きちんと相手の気持ちを確認する大事さを忘れないでほしいです。
>>7
そうそう~友人の「女の子のイヤは分からないから、もしかしたらできてたかもしれない」という言葉、「できたらええんか」という話ですよね!
>>8
はとつぁ!さんが見事に答えてくれているので、参考にしてください(*´▽`*)この相談者さんも同じように、女子の傷つく気持ちがわからなかったんでしょうね。皆さんのコメントがすごく勉強になると思います!
>>10
本当に、性暴力被害者グループの「イヤよイヤよは嫌なんです」というフレーズがしっかりと広まってほしいです。海外のAVなんかは、女性がイヤがってる表現は規制でNGなんですよね。やはり日本のレイプやチカン物のAVの影響も大きいかもな、と感じます。
>>11
おっしゃる通り!「強引にされるのが好き」という女性もいますが、それはあくまで「プレイ」であって、「今日は強引にするプレイでいこうぜ!」「おう!」と合意を確認したうえでやるもの。そこを絶対間違えないでほしいですね。
あと私も恥ずかしいと言ってるのにやり続けようとしたら本気でキレます!
>>13
はとつぁ!様のコメントでよくわかりました。
「相手の傷つく気持ちがわからない」は経験値の少ない男性が軒並み陥っていそうな感じがします。
気持ちがわからなくて困惑しているからこそ、「イヤよイヤよ~」という都合のいい説で安心したがるのかな。
でも本当に必要なことは都合のいい説に飛びつくことじゃなくて、相手の気持ちをきちんと確認することなんですね。
イヤヨイヤヨも好きのうちなら、ほんとに嫌なときはどうしたら伝わるんだ‼怒
アルさんのいう通り、暴行事件の場合は、被害者が強く拒否したかどうかなんて無関係なのにね。
抵抗したら殺されるんじゃないかとか、嫌われるんじゃないかとか、大好きな彼を傷つけてしまうんじゃないかと考えて、強くNOと言えない女性は多いと思います。圧倒的に力の差があるわけですし。
他の方も書いてますがカラオケボックスという場所で喜んで最後までしたがる女性は極めて少ないと思います。(どれだけ彼氏のことが好きであっても)
私も10代の頃キスやイチャイチャはしたくても、下を触られたり最後までは怖いという感じていました。それを彼に伝えて彼は半年近く待ってくれました。
仲良く楽しく付き合いが続けば、女性のほうも自然と「したい」と思うときがくると思うので、どうか気長に待ってあげてほしいです。
>>16
>「相手の傷つく気持ちがわからない」は経験値の少ない男性が軒並み陥っていそうな感じがします。
これはほんとありますね。たとえば女子から「彼が会うたびにやりたがって傷つく、体目当てかと不安になる」という悩みが寄せられますが、男子としては「やりたい!」という気持ちが強くて、女子の不安や傷つく心理がわからないのだと思います。今後もそのあたりを解説していき、男女のすれ違いを減らせればと思います。
>>18
>本音はイヤでも強引に迫られるとキッパリNOと言えない女子は多い
>そういう女子の弱みにつけこむのが、恋愛工学系マニュアルなのです
これには女性から共感の声が寄せられました。たとえば「父親がモラハラやDVだったため、男性に強く言われると怖くてNOと言えない」という女子もいますよね。
>キスやイチャイチャはしたくても、下を触られたり最後までは怖いと感じていました。
女子にとっては覚悟のいることなんだ、と知ってほしいです。そのうえで「北風と太陽」のように、愛情と思いやりで彼女の心の準備が整うのを待ってほしいですね。