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9.80665m/s2さん のコメント

リガズィからνガンダムに笑ったわwww良い例えだw
No.32
147ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
こんにちは!当ブログは無料です。 皆さんの相談&質問に答えていきますので、コチラまでメールくださいね→ artesia59@live.jp   本日はKさん(23歳)の相談をとりあげます。 <初めまして。 ご著書モタクを購入して以来、ファンになり、ブログも愛読しています。 読んでいて恋愛が近くなったような気がして、すごくうれしかったです。 でもやっぱり壁は薄くないというか、自分が平均より下の人間なので、どうしても一歩踏み出すことが出来ないので相談させていただきました。 まず自分はコミュニケーションが大の苦手です。女性相手だけでなく、男性相手でも会話を盛り上げることができません。 沈黙が多く、相手に申し訳ないといつも思ってしまいます。 女性ならなおさら無理…だと思ってしまいます。なんと声をかけていいのかもわかりません。 さらに女性恐怖症なところもあり、悪口など言われたこともあるので、どうしても女性を信用できません。 ネットなどで「女は陰口ばかり叩く」などと書いてある文章を読むたびに「俺なんかが話かけてもどうせ陰口言われるのがオチだろう」と思ってしまいます。 いろいろあり人間不信になり、しばらくは外出なども出来ない状態でした。 23歳になり、ようやく大学に通いだしたのですが、やはり周りとのギャップが相当あり、落ちこぼれた自分なんか相手にしてくれるわけがないと思い、コミュニケーションなどほとんど取れません。 正直どこから改善していったらいいのか全く分からずパニックになってしまいそうなので、相談させていただきました。 一緒にいて落ち着ける彼女がほしいという願いはあります。でも実現不可能な気がしてなりません。 女友達からでいいからほしいなと思います。 映画、音楽鑑賞など趣味はそれなりにあるほうなので、そこを上手く活用するのがやはりいいのでしょうか? なんか重い文章になってしまいすみませんが、よろしくお願いします。 寒くなってきましたのでくれぐれもご自愛ください> ご自身も書いているように、まずは女友達を作ってほしいと思います。 がっつり仲良くなくてもいいから、気軽にお茶したりメールできる女友達を。 そしたら女性に慣れて苦手意識も薄まるし、じょじょに自信もつくと思います。 女友達であれば、意外と簡単に作れます。というのも、女は友達付き合いが好きだから。 <老後、夫は1人で蕎麦を打ち、妻は女友達とランチに出かけ>と言われますが、女はなんてことないおしゃべりが好きなんですね。それが快感だし癒しになる。 そんな女にとって “男友達” のハードルは低い。 「礼儀正しくて感じがいいな、話しやすいな」と感じたら「友達になってもいい」と思うのです。 Kさんのメールの文章からは、人柄の良さが伝わってきました。 礼儀正しいし素直だし、文章もわかりやすくて、気持ちがよく伝わってくる。 私は奥手で不器用な男性が好みなので、Kさんのメールを読んで萌えましたよ。私に萌えられてもなって感じでしょうが。 Kさんは、じっくり話せば楽しい人なのだと思います。ただ『コミュニケーションが大の苦手』という意識があって、話せない。 そんなあなたには <まずはネット上で女性と仲良くなること> を提案します。 …といっても変な出会い系とかにハマらないでね。世の中には木嶋佳苗みたいな、恐ろしいブ魔女もいますから。 mixi等のSNSの趣味のコミュニティなんかで、交流してみてはどうでしょう? 私にはオタクの友人知人が多いですが、彼らはメールでは饒舌だけど、リアルで会ってみると超無口ってタイプが多い。 でも事前にメールのやりとりで人柄がわかっているので、こっちも安心して接せられる。すると相手もじょじょに緊張がとけて、話せるようになる。 知り合いの女性が婚活サイトで出会った男性と結婚したのですが、お相手は女慣れしてない奥手なゲームオタクの男性でした。 その彼と2ヶ月くらいメールのやりとりを続けて、お互いに人柄を知って仲良くなった上で、リアルで会って付き合うことになったそうです。 彼女は「コンパとかで出会ってたら仲良くならなかったと思う」と語ってました。事前のメールのやりとりが決め手だったのですね。 人柄の伝わる文章を書けるKさんには、<事前にメールで距離を縮める作戦>をオススメします。 そこからオフ会に参加するなどして、リアルで交流してみてはいかがでしょう? リアルで女性に会う際には、 “表情” に注意してください。 奥手で人みしりの男性は、初対面の席だと緊張のあまり、表情が固くなってしまいがち。 すると「話しかけづらい」「不機嫌・無愛想なのかな?」という印象を与えてしまいがち。 女性は男性の顔の作りよりも、 表情 に注目します。 ニコニコとほがらかな表情の男性に対しては「話しかけやすい」「いい人そう」と感じるんですね。 口角を上げるだけでも、だいぶ印象は変わります。鏡の前で「自然体でニコニコとほがらかな表情」を研究してみてください。 例を挙げるなら <可愛い動物の赤ちゃんの動画をみてる時の表情> ネットで子猫や子パンダの動画を検索してください。アメリカバクの赤ちゃんの動画もオススメ。 また8/27の記事も参考にして <始めに人見知りだとカミングアウトする> などのコツも実践してみてください。 そしてなによりオススメしたいのは <モタクのビジュアル編を参考に、雰囲気イケメンになること> 雰囲気イケメンとは、服装と髪型にオシャレ感のある男性。女はイケメンじゃなく、雰囲気イケメンが好きなのです。 男性が雰囲気イケメンに変身するのは、女性が美人に変身するくらいの絶大な効果があります。 オフ会や婚活イベントで美人がいたら、たとえその美人が無口で人見知りでも、男性の方から話しかけますよね?それと同じ。 女は雰囲気イケメンに出会うと「ちょっと話してみたいな」と思うのです。この単純な仕組みを利用しない手はない。 顔をいじるのは大変だけど、服装と髪型であれば1日で変えられます。その点、男性の方がお得なんですね。 モタクに書いた<手間とお金とかけずに雰囲気イケメンになる方法>を参考に、GAPに出かけて、店員さんに上から下まで選んでもらってください。 店員さんに話しかけづらければ、マネキンが着てるのを上から下まで全部買ってしまえばよし。 雰囲気イケメンになると、周りの視線が劇的に変わるため、劇的に自信がつきます。それでGAPで買ったオシャレな服を着て美容院に行けば、完璧。 リガズィからνガンダムに乗り換えたくらいの変化がおこることでしょう。 Kさんが女性に傷つけられた経験から、女性に対してネガティブな感情や恐怖心を抱くのは、自然なことです。 傷つけられた側としては「男も女も、イヤな奴もいればイイ奴もいる」という認識を持ちづらいもの。 それを克服するには、実際に女性と触れ合って 「女はイヤな奴ばっかりじゃない」 と実感するしかありません。 そのためには <話が合いそうな人のいる場所> に出かけるのがオススメです。 そりゃ大学なんて、しんどいと思いますよ。大学生って「オレたちリア充でーす☆テヘペロ」みたいな連中が多いし。 あいつらが居酒屋の前で「二次会行く人―!」とか騒いでるの見ると、戦車でひいたろかと思うわ。 私も大学時代は大学生のノリについていけず、苦労しました。 今となっては「真面目なボランティアや政治のサークルに入って、話の合いそうな人を探せばよかったな~」と思います。あとは「げんしけん」みたいなサークルとか。あんなんうちの大学にあったんやろか。 Kさんも 「自分が馴染みやすそうな場所」 を大学内で探してみてください。せっかく入ったのに今の状態じゃ、辛いもんね。 かつ、大学外でも探してみるといいでしょう。 ネットで趣味のコミュニティ等を探して、そこで知り合った異性とメールのやりとりをしながら、オフ会やイベントに参加してみてください。 その際は、ややマニアックな場・オタク寄りの場からトライするのがオススメ。 そういう場には「リア充でーす☆」みたいな連中が少ないし、とくにオタク系のオフ会やイベントには、女慣れしてない人見知りな男性も多い。 そんな場だと気後れせず、会話もしやすいのではないでしょうか。 私もオタク系のオフ会に何度か参加しましたが、「巫女のコスプレをしてずっと一点を見つめてる女子」とかもいたけど、そういうからみづらい女性は少数派でした。 大半は可愛らしく感じのいいお嬢さんたちで、私みたいな年寄りにも親切にしてくれて、なごやかに過ごせましたよ。 モタクのコミュニケーション編を熟読して、勇気を出して色んな場所に出かけてください。 最初は緊張するでしょうが、回を重ねるごとに確実に慣れていきます。 最初の一歩が大変ですが、そこさえ踏み出せば、なんとかなります。 そして初対面の女性に話しかける際は、絶対に答えられる質問から始めてみましょう。 「どこに住んでるんですか?」 「学生さんですか?お仕事されてるんですか?」 といった質問をして相手の話を聞いてから「僕はどこそこに住んでて、今は大学生なんですけど…」と簡単に自己紹介する。 「こういうオフ会はよく来られるんですか?」 「今までどういうオフ会に参加しました?」 と質問して相手の話を聞いてから「僕は今までこんなオフ会に行って、そこでこんなことがあって…」と自分の話をする。 趣味のオフ会であれば「どんな作品が好きですか?」といった質問から共通の話題も見つけやすく、会話もしやすいでしょう。 モタクの「事前に話すネタを用意する」「連絡先の聞き方」等も参考にしてくださいね。 どんな場面でも、謙虚で礼儀正しい態度さえ心がけていれば、口下手でも好印象を与えられます。 もう1つ、 バーで会話の練習をする のもオススメ。これはオフ会等と違って、好きな時に気軽に行けるのがメリット。 バーなんて敷居が高いと思うかもしれませんが、カジュアルな雰囲気で地元の学生やオッサンも来るような、入りやすいバーもあります。 そこでまず、マスターやバーテンさんと話す練習をしてみましょう。 彼らは客と話すのが仕事の接客のプロなので、練習相手には最適です。 まずはお客さんの少ない時間(18時~19時の早めの時間)に行ってみて、どんな雰囲気か探ってみましょう。すいてる時間に来てくれる客はありがたいので、お店も歓迎してくれますよ。 そこで雰囲気に慣れたら、他のお客さんともしゃべってみましょう。 バーではみんなお酒が入ってるし、人と会話するために来てるおしゃべり好きの客もいるので、話しやすいと思います。 コミュニケーションが苦手な人に注意してほしいのは、 卑屈な言動 をしないこと。 異性の前で「僕なんかと話してても楽しくないですよね…」とか言ってしまう男性がいるのですが、そんなこと言われると気を使うし、やっぱり楽しくないです。 皆さんも女性に「私なんてブスだし面白くないし…」とか言われたら、魅力的だとは思えませんよね? 私も昔は異性に免疫のないデブだったので、卑屈になる気持ちはよーくわかります。 でも心は卑屈になっても、表に出さないようにしましょう。 心配しなくても、異性に慣れるうちに少しずつ自信がついてきて、卑屈さはなくなっていきます。 また男性に知ってほしいのは <「人見知りで口下手な男性が好み」という女性も結構いるのだ> ということ。 女慣れしてスマートでトークの上手い男性ばかりがモテるわけではありません。 私もそうだけど、通販番組のMCみたいにペラペラしゃべる男は「コイツ絶対嘘ついてるな」と信用できない。口の上手いチャラ男にナンパされると、喧嘩をふっかけたくなる。 逆に口下手な人が一生懸命しゃべってると、真面目そうで信用できるし、母性本能がくすぐられて股がキュンとなります。かつ童貞であればなお萌える。 人は別人にはなれません。自分から遠すぎる理想を目指してしまうと、完璧主義にハマって、身動きが取れなくなる。 私から見れば、Kさんは十分に魅力的です。 いろんな苦労を乗り越えて大学にも入学して、立派じゃないですか。 その魅力を伝えるべく、コミュニケーションの練習をして、現在のKさんの進化型を目指してください。 『59番目のプロポーズ』にも書きましたが、うちの夫も人間関係に悩んで、18歳からの2年間、引きこもりだったそうです。 当時、彼はスト2にハマって「俺は一生ひとりで生きていく、ゲーセンで死ねたら本望だ」と思っていたらしい。 しかしゲーセンに行く以外は家にこもって人と会話しない生活を続けるうちに、鬱状態になったそう。当時は本気で自殺しそうでヤバかったらしいですよ。 そこで夫は 「人は虎にはなれない、群れを作って生きる動物なんだ」 「人はひとりでは生きられない、人と接しないとどんどん生き辛くなる」 という結論に至ったそう。 そこでリハビリとして散髪屋のオッサンから会話の練習を始め、地元のバーにも通うようになったそうです。 それからジムや格闘技の道場にも通い始め、32歳の時に、地元のバーで出会った私と結婚したんですね。 ちなみに夫は「Kさんはボディビルを始めたらどうかな、筋肉がつくと人は気持ちが明るくなる」と語ってました。ほんまかいな。 「まずはベンチプレスで100キロ上げるのを目標に」とアドバイスしてましたので、まあ参考までに。 現在の夫は誰とでもコミュニケーションできるし、心身ともにきわめてタフだけど、それは「変化した姿」なのです。 人は変わります。ニュータイプのララァもそう言うてます。 人は変わる生き物。けれども行動しなければ変わらない。 私は「行動したいけど方法がわからない」「傷つくのが怖くて勇気が出ない」という人に向けて、モタクを書きました。 「傷つくのを恐れるな!」と根性論を唱える人もいますが、誰だって傷つくのは嫌なもの。今までさんざん傷ついてきたなら、恐れるのは当たり前。 そんな人たちに向けて、なるべく痛みを最小限におさえるためのアドバイスを書いてます。 Kさんにはモタクを読み返して、この記事も参考にして、一歩踏み出してもらえればと思います。 また悩んだらいつでもメールくださいね! 皆さまからの意見やコメントもお待ちしてます(^O^)/ではでは~ メールはコチラまで→ artesia59@live.jp   ほぼ毎日、近況や写真をUPしてます→ http://www.facebook.com/artesia59 ヤプログ!にも恋愛&相談コラム書いてます→ http://yaplog.jp/artesiasom/
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

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