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ペニスの話が続きましたが、本日は恋愛について書きます。
恋愛において最も重要な<コミュニケーションのおさらい>をしたいと思います。

始めに断っておきますが、第一回でも表明したように、当ブログは<恋愛したいけど、やり方がわからない>人に向けたブログです。

恋愛したくない人に「恋愛しようよ!」と余計なお世話で煽る気は一切ありません。

私自身<人は自由な生き方を選ぶ権利がある。恋愛や結婚をしなくても、楽しく生きていける世の中であるべきだ>という意見なので。

その前提を確認した上で、本論に参りますね!

男性向けの恋愛本には<コミュニケーション能力を磨け>と必ず書いていますが、多くの読者は
「そのやり方がわからない」
「どんなコミュニケーションが正解かわからない」
ために困っているのだと思います。

それなのに「磨け!」と言いっぱなすのは、乱暴な話です。

また、恋愛本のほとんどは「中上級者向け」に書かれていて、「苦手な人向け」のものが少ない。

ナンパ師の教える口説きテクなど、最たるものでしょう。「こんなもん、ハードル高すぎてできるか」っていう。

(じつは奥手な女子も、『売れっ子ホステスの教える小悪魔テク』を読んで「できるかー!」と叫んでいるのですよ)

よって、私は恋愛初心者の男性に向けて『モタク』を書きました。
恋愛や異性が苦手な人でもできるような、<正しい恋愛の始め方>を網羅しました。

それを読んで<彼女ができた>と嬉しい報告も頂きましたが、「方法はわかったけど、行動に移せない」という人は多いでしょう。

人は苦手分野にはやる気が出ないし、避けて通りたいものだから。

たとえば私は壊滅的な機械オンチで、現代社会を生きるのが辛い人間です。

友人たちからロンサム・ジョージ(ガラパゴス諸島で最後まで生き残った亀)と呼ばれる、6年前の携帯を使ってますが、さすがに最近調子が悪くなってきて「このままじゃイカン」とは思っている。

メカに強い編集さんから「いろんな機種を比較検討して、操作を覚えるのも楽しいですよ」と言われ、
「それが私にとっては苦行なんです…」
と答えました。

私はスマホのことを考えるのもイヤ。
天からスマホが降ってきて、そのスマホから妖精が出てきて、手とり足とり教えてほしい。

しかしそれは無理なので、エイヤと買うしかないのです。
買ったら使わざるをえないし、使ってるうちに慣れてきて、操作が辛くなくなる。

苦手分野とは、こういうもの。習うより、慣れよ。

始めはイヤイヤでも、やってるうちに慣れてきて、苦痛が軽くなっていく。そのうち、だんだん楽しみも見つかるようになる。

最初の一歩を踏み出すのが、一番大変なんですね。

「彼女はほしいけど、行動する気になれない」という人には「その気にならなくても、できるところから行動しよう。行動してるうちに、その気になるから」と言いたいです。

心や気持ちは簡単には変えられません。それよりも、行動を変える方がハードルは低い。

過去記事にも書きましたが、十代の私は外見コンプレックスの塊で、「恋愛のない世界に行きたい」と願っていました。
男子からデブと笑われたりもしたので、異性とのコミュニケーションが恐怖で苦痛でした。

が、女子校から共学の大学に進み、異性と接しないわけにいかなくなった(クラスの8割が男子の学部だったため)

それで18歳で相撲部屋に放りこまれたように、ぶつかり稽古したのです。

稽古するうちに少しずつ異性に慣れていき、「こんな自分でも受け入れてくれる異性はいるんだ」とじょじじょに自信もついて、自然体で接せられるようになりました。
その結果、とっても生きやすくなりました。

「男はみんな敵」と思って生きるより、「敵もいれば味方もいる」と思って生きた方が楽だから。

『モタク』に登場する友人の山田くん(元・彼女いない歴=年齢のオタク27歳)も同様に語っていました。

彼は私からスパルタ指導を受けて、その結果、10ヶ月で彼女ができました。
そこから月日は流れ、現在は結婚して一児のパパに。

山田くんも最初は女性の目を見て話せなかったし、 緊張のあまり黙りこんだり、かと思ったらジョジョの話を100巻分くらいして、女性をギョッとさせたり。

でも少しずつ女性と接するのに慣れてきて「女の人と話すのが楽しくなってきました!オラなんだかワクワクしてきたぞ!」と言っていました。

このように、慣れると苦痛が楽しみに変わってくるのです。
そしていったん慣れてしまえば、あとの人生が楽になる。

山田くんの2歳の娘は電話ごっこにハマってて、そこら中のものを耳にあてては「もしもし」と言ってるらしい。それを見て山田くんは「ドッピオ?!」と叫んでるらしい。

山田くんのオタク魂は変わらず。

でも「結婚して心に余裕ができて、初対面の女性とも普通に話せるようになって、すごく生きやすくなった」と語っていました。

恋愛も結婚もしたくない人はもちろんしなくていいけど、生きやすくはなってほしい。
そこで<女性とうまくコミュニケーションできるようになるための方法>を書きます。

①笑顔と挨拶の練習

異性に慣れてない人は、異性の前で緊張して表情がこわばってしまいがち。すると「不機嫌・無愛想?」と誤解されて、近寄りがたい印象を与えてしまいます。

第一印象は、顔の作りよりも表情で決まります。イケメンじゃなくても、ニコニコとほがらかな表情だと「いい人そうだな」と好印象になる。

自然でほがらかな表情は、<可愛い動物の赤ちゃんの動画を観ている時の表情>。ネットでその手の動画を探して、鏡を見ながら研究してください。

また「あ、どーも」とボソッと言われるより「こんにちは、はじめまして!」と笑顔で言われた方が、相手は好印象を抱きます(これは男女ともに同じですね)
なので、挨拶の練習もしてください。

いずれも「習うより慣れよ」なので、最初は不自然でうまくできなくても、そのうち必ず自然にできるようになります。

②視点を一点にさだめる

「相手の目を見て話す」のは、誰にとってもハードルが高いもの。でもキョロキョロと視点がさだまらないと、相手に落ち着かなさを与えてしまいます。

そこで相手のおでこやアゴなど、一点に視点をさだめて会話しましょう。

営業マンも「あまりじっと目を見ると客に圧迫感を与えるから、ネクタイを見て話そう」と指導されたりします。必ず目を見なきゃいけないわけじゃないんですね。

③一方的にしゃべらない

「相手を楽しませなきゃ、盛り上げなきゃ」と焦るあまり、一方的に早口でバーッとしゃべってしまう男性は多いもの。

でも人が求めているのは、会話のキャッチボールです。とくに女性はしっかりと話を聞いてもらうことで「尊重されてる」と感じます。

しっかりと相手の話に耳を傾けることで、女性は「話しやすいな、また会いたいな」と感じます。なので「話すこと」よりも「聞くこと」に重点をおいてください。

④あいづちの練習

ただ、無言で聞くだけだと「ちゃんと伝わってるのかな?」と相手は不安になります。
そこでTVのアナウンサーの相づちを参考にしてください。

フジテレビの軽部さんとか「へえ」「そうなんですか」「なるほど」「そっか、○○なんですね?」と相づちをうってますよね?それをよーく観察して、マネしてください。

バーに行くのも手です。バーテンさんは、いろんな人の話を聞くのが仕事のプロ。
バーのカウンターで客との会話を観察して、「上手なあいづちの打ち方」を盗むのも効果的。

⑤ゆったりと落ち着いた口調で話す

異性に慣れてないと、緊張して早口になったり、ボソボソと小声になってしまいがち。

これまた軽部さんを参考に、「ゆったりと穏やかな、落ち着いた口調」で話すように練習してください。すると女性は「リラックスして話しやすいな」と感じます。

⑤ヒアリングベース

「初対面で共通の話題もないのに、なに話せばいいんだ?」と悩む人は多いもの。そんな場面ではトーク番組のホストになったつもりで、相手から話を引き出すのが正解です。

まずは、絶対に答えられる質問
「どこから来たんですか?」
「学生さんですか?お仕事されてるんですか?」
といった質問を相手にふり、相手の話を聞き終わった後で「僕は○○で…」と自己紹介をかねて自分の話をしましょう。

その後、「休みの日は何してるんですか?」と聞いてみましょう。この質問は会話の糸口になります。

相手が「映画を観たり、カラオケに行ったり…」という答えなら「最近はどんな映画を観ました?」「カラオケでは何を歌います?」と質問しながら、会話を広げていく。

「オススメの映画はありますか?」と話を広げながら、「僕は海外ドラマをよく観るんですけど…」と別の話題に展開することも可能。

「休みの日は何してるんですか?」という質問から、相手の興味のあるジャンル(趣味・習い事・スポーツ・旅行・ペット等)を探っていけば、共通の話題も見つけやくなります。

(趣味のオフ会等であれば「どんな作品が好きなんですか?」とさらに共通の話題が見つけやすいもの)

自分に興味を持って話を聞いてくれる人には、誰もが好印象を抱きます。会話ではヒアリングベースを心がけ、相手から話を引き出すようにしてください。

⑥理解と共感

女性のコミュニケーションは<理解と共感>がベースにあります。
お互いに「うんうん、わかるよ~」と理解・共感しあうことで、癒されるのですね。

ゆえに女性は「Aだと思う」と言われて「いや、私はBだと思う」と否定形で返さず、

「そっか、○○ちゃんはAだと思うんだね、なるほどー…それは私もわかるんだけど、Bって考え方もあるかなって」
といった話し方が自然にできる。

(脳の作りの違いから、言語能力に関しては女性の方が優れている、という説もあります)

友人の山田くんは、バーで出会ったお客さんに「○○という漫画が好き」と言われ
「えーあれ面白いですか?僕は全然好きじゃないんですけど!」
と言い放ち、私にホッペタをつねられてました。

こんな場合も「どういうところが好きなんですか?」と相手から話を引き出し「僕はそれより××の方が好きなんですけど…」と会話を続けましょう。

親密な関係であれば、「全然好きじゃないけど!」と言ってもオッケー。でも親しくなる前には<気づかい>が必要です。

コミュニケーションで大事なのは小手先のテクニックではなく、<思いやりや想像力>という基本的なこと。

「誰だって、自分の意見や好きなモノを頭ごなしに否定されたら、イヤだよな」と相手の立場になって考えるクセをつけてください。

これも習うより慣れよ。そのクセをつければ、恋愛に限らず全ての人間関係がうまくいきます。

人間は普段のクセがつい出てしまうもの。

山田くんは飲み会でも、自分の興味のない話題になったら携帯をいじったりして、私に「コラ!!」とホッペタをつねられてました。

彼はオタク仲間の男友達と過ごすことが多いため、ついいつものクセが出てしまう。 

彼女がほしければ、オタク仲間の前ではのびのび振る舞って、女性の前では気づかいを忘れないようにしましょう。

⑦話すネタを用意する

プロの芸人でもない限り、アドリブで初対面の人と話すのは難しいもの。
よって、事前に話すネタを用意しておきましょう(じつは多くの男女はネタの引き出しを用意しているのです)

その際は、くすっと笑えるような、微笑ましいネタを用意しましょう。
学生時代やバイト先でのズッコケエピソードや、家族やペットのおとぼけエピソードなど。

また、思いつかない人はパクってもよし。友達やネット経由でよさげなネタをゲットして、自分のことのように話しちゃうのもアリ(ただしパクったとバレないように)

あくまで<くすっと笑える、ほのぼの系のネタ>を用意しましょう。

世の中にはいろんな価値観の人がいるので、毒舌・自虐・下ネタなどは引かれることもあります。
親しくなった後なら「ネタで言ってるんだな」と理解してもらえるけど、親しくなる前だと誤解を与えるリスクがある。

そもそも毒舌・自虐・下ネタなどの変化球は、よほどトークの上手な人じゃないと上手く投げられません。

「一味違うキャラのたった人物」を目指さすと、自爆します。
まずは「感じのいい人」を目指してください。感じのいい人とは、礼儀正しく謙虚で、飾らない素朴な人物。
こういう人に好印象を抱くのは、男女共に共通です。

それで「感じのいい人だな、また会いたいな」と思わせて、少しずつ仲良くなっていきましょう。
人はニュータイプにはなれないので、初対面で「俺の全てを理解してくれー!!」と望んでも無理なのです。

私も「漫画と政治と下ネタばかり話す人」ですが、初対面では上記のポイントを心がけて、「感じのいい人」として振る舞います。それが大人の礼儀だと思うので。

「この人にはこのネタを話してもオッケーだな」と見極めて、じょじょに小出しにしていきます。
そういう会話の間合いや距離感は、経験を重ねるうちに、自然とわかるようになります。

私も18歳の時は、異性の前で挙動不審になったり、テンション高くしゃべりすぎて痛いデブと思われたりしました。
そこからぶつかり稽古を重ねて、誰とでもリラックスして楽しく会話できるようになりました。

皆さんも、一歩ずつ前に進んでほしいと思います。

①~⑦まで読んで「こんなのできねえ」と思うでしょうが、できなくて当然です。だって初心者なんだから。

大切なのは、完璧主義にハマらないこと。
「完璧にうまくやらなきゃ」と自分にプレッシャーをかけず、「初心者なんだから失敗して当然だ」と開き直ってください。

<彼女ができた>と報告をくださった皆さんは<しょうもないプライドを捨てて、開き直った>と書いていました。

山田くんも飲み会で「フフ…勃起しちゃいましてね」と口走り、女性陣をドン引きさせていました。
私は「吉良吉影だな」とわかるけど、国民が皆、ジョジョの第四部を読んでいるわけではない。

当時は「ネタに決まってるじゃないですか!」と吠えていた山田くんでしたが、「ちゃんと相手の立場になって考えなきゃ、いきなり勃起とか言われたら仰天するよな」と学んでゆき、女性とうまく会話できるようになっていきました。

その結果、今の奥さんと付き合うことになったのです。
コミュニケーション能力は上がります。正しい方法を学び、それを実践して、慣れていけば。

「その努力が面倒くせぇ…」とうめきたくなる気持ちはわかります。私もauショップに行くのが面倒くさくて死にそうだから。

でもきっと、ロンサムジョージが壊れたら行くのでしょう。同様に「恋愛なんて面倒くせえ」と思っていても、好きな人に出会ってしまうことはある。

そんな必要に迫られた時に、この記事を役立てていただければ幸いです。

山田くんもブサイクだの毛深いだのと差別されてきて、異性に不信感や恐怖心を抱いていました。私をデブと笑った連中もそうだけど、どの世界にも一定数、卑劣な男女はいますからね。

そんな彼は27歳の時、仕事から帰って湿った布団に寝転んで

「年をとった時、加齢臭も加わった湿った布団に寝転んで、エロゲーが100本散乱した部屋でひとりぼっちで死んでいくのか…」

と想像して「そんなのイヤー!!」という叫びが腹の底から轟いたそう。

何かのキッカケで「そんなのイヤー!!」という叫びが轟いた時、そんな不安で辛い精神状態の時こそ、行動するチャンスです。

「よーし、彼女作るためにがんばるぞう!」なんて、キラキラ前向きに思う人の方が少ないのです。

繰り返しますが、やる気がでなくてもエイヤと行動しちゃいましょう。行動してるうちに、やる気が出てくるものだから。

先日、山田くんに会った時
「浮気する男とか信じられないですよ!僕は自分と結婚してくれた奥さんにすごく感謝してるし、奥さんや子供を悲しませて、家庭を壊すなんて考えられない!」
と言ってました。

実際、子煩悩で満点パパの山田くん。毎月、給料日には奥さんに花を買うんだとか。昭和風味やけど、ええ話やないの。

こういう真面目で愛情深いけど、不器用で恋愛が苦手な男性。そんな男性と結ばれれば、女性も幸せになれると思うんですよね。

以上、コミュニケーションの基礎をおさらいしましたが、今後はより具体的な「彼女の作り方」を書きたいと思います。

皆さまの意見・質問・コメントもお待ちしてます!ではでは~(^O^)/

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