前編はコチラをご覧ください♪
フェラの際の注意点など、役に立つ情報も満載(^O^)/

編集はたやん:それでは『エロ戦記』を出版されたアルテイシアさんと、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』の著者・宋先生の対談を続けたいと思います。
25年来の親友でもあるお2人に、赤裸々トークをしていただきます!

再生オナニーと最高のセックス

アル:光合成女子って言葉もあるけど、私はオナニーよりセックスが好き。ありきたりだけど、やりたい人とやるセックスって最高に気持ちいいから。

宋:そりゃそうよね、女性は特にメンタルが大きいから。
AVにありがちな「やりたくないのに、やってるうちに感じてくる」なんてファンタジー。
どんなにテクニシャンでも、やりたくない男だと一滴も濡れない。

アル:男は大してやりたくない相手でも「やれて得した」ってあるかもしれないけど、女はないよね。

宋:ないない、むしろ後悔する。

アル:やりたい男を自分好みのテクニシャンに育てるのが一番だと思う。

それで最高のセックスをしたら、その記憶を再生して何度もオナニーできるし。私はそれを“ムーディーブルース・オナニー”と呼んでます。

宋:何それ?

アル:ジョジョに出てくるスタンド。

宋:ジョジョはわからないけど、私も再生オナニーはする。何年前の記憶でも持ち出してくる(笑)

アル:そう、だから最高のセックスをすると、何度も抜けて超お得!

はた:私も再生オナニーはします。オカズいらずで便利ですよね、寝る前に布団の中でサササッて。

アル:私は昼間、仕事中にするからね。玄関のチェーンをかけて、カーテンを締めて、「さあやるぞ!」みたいな。

宋:そのスイッチはどこで入るの?

アル:エロ漫画を読んで入れるの。エロ漫画を3冊くらい小脇に抱えて、オナニー部屋に行く…ってか旦那の部屋なんだけど(笑)

宋:床に垂れたりしないように、お尻の下にタオル敷くとか?

アル:旦那の部屋はトレーニング用のマットが敷いてあるから。

宋:そこに垂れ流してんの?

アル:垂れ流してる。

宋:猫が舐めたりするんちゃう?

アル:そんなには舐めないし、舐めても死なないよ。

宋:私も仕事に煮詰まった時か、寝つけない時にするかな。あとはセックスでイケなかった時。

アル:男の隣りでこっそり?

宋:うん。

アル:セックスはどれくらいの勝率でイケる? 

宋:5割くらいかな。

はた:私はたぶん7割くらいですかね…

宋:結構高いね。

はた:頑張りますもん。

アル:私も全力で頑張るから、8割。イクまでは「まだだ、まだ終わらんよ!」って感じ。

はた:イクのを我慢しすぎてイキそびれることはあります。

宋:あるある!ここでイったら後は消化試合になるからって、我慢しすぎてイキ逃す。スポーツ選手がオリンピックに向けて調整してたのに、直前にピークが来てしまったみたいな(笑)

アル:何回もイケる人ってどれくらいいるのかな?私は基本、1回。

はた:私も1回です。だから何回もイケる人に憧れます。

宋:私は1回イケたら、その後は刺激してる限りイキ続けるよ。

アル:いいなー!私はストンと下がってしまう。

宋:へえ、男みたい。

はた:私もストン派ですよ。だからイッた後は完全に消化試合で。でも相手に失礼だから、とりあえず声を出して演技してます(笑)

アル:基本、本気でイク時って声は出ないからね。ぐっと息を止めて集中してるから。

宋:集中力はめっちゃ大事。だからAVみたいなリアクションを求められても困る。

アル:むしろサムライのように精神統一してるよね。そこで「どう、気持ちいい?」とか聞かれても気が散る。

はた:「大きい?」とか「奥まで届いてる?」とか聞かれても気が散ります。

アル:そもそも大きさを求めてないし、奥まで届く必要もないから。

むしろ手前のGスポット(※膣口から5~7センチの、お腹側の壁にある性感帯)をカリでこすってほしいわけで。

宋:そう。それについては『女医が教える~』のスゴ技編やコミック版でも詳しく解説したんだけど。

男性は長いストロークで奥まで突きたがるけど、それで彼女をイカせるのは難しい。ポルチオ(膣の一番奥)を突かれると痛いって女性も多いし。

除夜の鐘を突くみたいに奥までドーンと突くんじゃなくて、短いストロークで、Gスポットを小刻みにこするのが正解。

アル:そうなのよ~!AVとか『奥が気持ちいいの』って女優さんが言うから、誤解しちゃうよね。『手前が気持ちいいの』にセリフを変えてほしい。

で、彼女がイッた後に思う存分、除夜の鐘を突けばいいと思う。それなら男性も色んな快感を味わえるし。

宋:人によって感じる体位も違うから、カップルで話し合ってほしい。最高のセックスは希望を伝えあいながら、2人で作り上げるものよね。

Gスポットと最悪のセックス

アル:先日、宋さんの病院で内診を受けたんです。親友の手の小ささを膣で感じるという、珍しい体験をした(笑)。

宋:手、小さかった?

アル:うん、内診台で「男の指とは全然違うわ~」と不埒なことを考えた。
あと「アルはここがGスポットね」と一発で当てられて、すげえと思った。キサマ新手のスタンド使いか?と。

宋:何万個も診てるからね。

アル:スタンド能力ではなく、経験のたまものか。
でもこんな子猿のような手でもGスポットやポルチオに届くんだから、男性がペニスのサイズにこだわるのはナンセンス。

宋:本当にナンセンス。ちなみにアルのGスポットは、かなり膨らんでいた。

アル:人よりも膨らみが大きかったらしい。べつに病気とかじゃないよね?

宋:病気ではない、象皮病とかではないよ。

アル:なに、ゾウヒビョウ?

宋:バンクロフト糸状虫って知らない?

アル:知るわけないやん(笑)

宋:寄生虫学の教科書に載ってるんだけど、リンパが詰まってボコっとなるの。

アル:Gスポットに寄生虫がいるわけじゃないよね?!

宋:ないよ、大丈夫。

アル:Gスポットが大きいのはペニスでこすれやすいから、いいこと?

宋:いいことだと思う。

はた:えっ、いいなー!膣って他人と比べられないから、興味深いです。

アル:今そこのトイレで診てもらってきたら?

宋:一応断っておくけど、普段の診察で「ここがGスポットですね」とは言わないからね(笑)そんなん患者さんが恥ずかしすぎるし。

はた:私もほんと診てもらおうかな…彼氏に触られて気持ちいいけど、ここがGスポットだって自覚はないですもん。

アル:自分で触ってみたらええやない。

はた:それは抵抗があって…

アル:生娘ぶりやがって(笑)話は変わって、今までで最悪だったセックスは?

宋:好きじゃない彼氏とのセックス。

アル:それはそもそも付き合ったのが間違いでしょ(笑)私はパイズリを求めてくる男がイヤだった。

はた:巨乳ですもんね。

アル:それが巨乳じゃないのよ。乳の円錐の体積は大きいけど、私は骨格がでかいから、割合的にはそうでもない。

宋:細身で巨乳のAV女優さんとかは、手術してる人が多いって。

アル:それを世間の男性に知ってほしいよ…服着てたら「巨乳」と思われて、脱いだら「あ、そうでもない」と思われるのは、大変切ないよ(笑)

宋:巨乳はイメージだからね(笑)それでパイズリを求められて。

アル:求められて仏心でやったら「あれ?あんまり気持ちよくない」とか言われ…私、全部損してるやん。

宋:パイズリが気持ちいいわけないのに。それでパイズリにフェラを組み合わせろとか言われたら…

アル:できるかー!(笑)

宋:届くか!おまえ何センチあんねん!(笑)

アル:もしくは私の舌が何センチあると思とんねん!

はた:私が最悪だったのは、アナルセックスを求められたことですね。もちろん断りましたけど。

アル:しかもその求められ方が…

はた:そう、アルさんの『もろだしガールズトーク』にも書いてるけど、元彼が「アナルに入れさせてくれる人が運命の女性だと占い師に言われたんだー!」って(笑)

宋:そんなこと言う占い師いるの?

アル:いないよ(笑)

宋:でもスピリチュアル好きの女の子は騙されるかも。「女は星占いとか風水とか好きだし、運命とか言ったらやれるかも」って。

アル:キミと僕の画数はアナルセックスをすべきだ!(笑)でもはたやん、なぜそんな愚かな人物と付き合ったの?

はた:私も若くて愚かだったので…

アル:若さゆえの過ちか。私もいきなりアナルに指を入れてくる愚か者とやったことがある。

はたやん:目玉や鼻を舐めてくるとか…そういう気味の悪いことをするのって、おじさんが多くないですか?

アル:多いかも。「俺は今までコレで女をイカせてきた」とか、勘違いした自信を持ってる。股にヒゲをすりつけてくるとか。

宋:それTVに出た時、ケンコバさんも言ってた(笑)「彼女がヒーヒー喜ぶ」って言ってたけど、嫌がってヒーヒー言ってるんでしょ。

アル:男らしさのアピールなのか、乱暴にガバッと足を開かれるのも困る。股関節が外れそうになるから。私はそれが怖くて、セックスの前に股割りしてたよ。

宋:目の前でするの?

アル:目の前ではしないけど(笑)。土俵入りじゃないから。

美女ブロガーからの質問

はた:それじゃ、ブロガーさん達からも質問してもらいましょうか。

アル:2人ともお綺麗ですね。さてどんな質問がありますか?

ブロガーA:その…アソコをどこまで洗えばいいかわからなくて。中まで洗わないと臭くなるかなって。

アル:美女もマンコの臭さに悩むのか。

宋:中は洗わないでください。外側だけにしてください。

ブロガーA:石けんで中まで洗わなくても、臭くなりませんか?

宋:石けんで中まで洗う方が、臭くなります。

膣内にはヨーグルトの仲間である乳酸菌がいて、雑菌を追い出して、清潔な状態を保ってくれてます。石けんで洗うと乳酸菌まで殺してしまって、かえって雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因になります。だから弱酸性のソープで、外陰部だけをさっと洗ってください。

アル:乳酸菌、いい仕事するねえ。LG21を食べると増えたりしないの?

宋:口と膣はつながっていますか?

アル:つながってません、すみません(笑)

宋:食べた物が膣から出てきますか?

アル:すみませんってば(笑)。じゃあさ、LG21を股に塗るのは?

宋:ビオフェルミンみたいな膣に入れるタブレットを開発してる大学もあるけど、なかなか生着しないというか。

アル:ふーん、じゃあヨーグレットを入れてみるとか。でも蟻がきそうよね、マンコに蟻が…ブロガーBさんの質問は?

ブロガーB:私は前半の話にも出ましたけど、挿入でイケたことがなくて。

アル:他の方はどうですか?挿入でイケますか?
(その場にいた女性が全員、首をふる)

ブロガーB:イケない人が多いんですね、ちょっと安心しました(笑)

アル:宋さんもはたやんも、やり始めの頃は挿入でイケなかったでしょ?

宋:うん、やっぱりじょじょに学習していくものよね。

はた:ステップを踏んでいきますよね。まずは前戯でクリトリスに触られてイケて、その次は指で中を触られてイケてって。

ブロガーB:私は前戯でもめったにイケないので…

宋:オナニーではイケる?

ブロガーB:はい。

宋:オナニーは自分の好きなように触れるし、集中できるもんね。セックスではどうですか?

ブロガーB:やっぱり相手に合わせてしまいますね…アルさんや宋先生の本に「相手にちゃんと伝えよう」って書いてますけど、それも恥ずかしくて。

アル:セックス中に言いにくければ、事後のまったりタイムに話し合えばいいよ。裸で心もオープンになってる時に「こういうのが好き」とか。

宋:それも恥ずかしい?

ブロガーB:ですね…なかなか勇気が出ないです。

アル:そんな人は、アルさんや宋先生の本を「なんか変な本を友達に無理やり貸された」と彼氏に言って、2人で読みながら「あ、でもこれはやってみたいかも…」と頬を染めながら言うといいですよ。

宋:「俺はそんな本必要ない、ちゃんとできてるから」みたいな男だとダメだけどね。

ブロガーB:今まで何人か付き合ってきたけど、上手な人はいなかったなって…

アル:そもそも上手な人は少ないからねえ。

宋:センスがなくて下手な男が多いの?

アル:いや、センスがない人はきわめて少数。「AVで学んだがゆえに下手」がボリュームゾーン。AVのやり方って女は全然気持ちよくないでしょ。

はた:でもAVしか教科書がないですもんねえ。

アル:私は習ってないものはできなくて当然だと思うから、男性が悪いんじゃなく、女性がもっと教えるべきなんだと思うよ。

宋:「俺のやり方が正しい、教えてもらわなくて結構」って男が最悪。

アル:だからヤリチンほど下手なのよ、「俺は上手い」って錯覚してるから。

飲み会で「Gスポットの位置知ってる?」って聞いたら、むしろ童貞の方が知ってたりする、座学で学んでるから。100人斬りの男のセックスとかが一番しょうもない。

宋:そうかもね。ヤリチンは「キスだけでイカせる」とかバカげたことを言ったりするし。

アル:オタクとか草食系は研究熱心。奥手で経験が少ないぶん、いろいろ妄想して研究してる子が一番うまい。「焦らしが大事」といった基本を知識として知ってるから。

ブロガーB:前の彼氏は下手でしたけど、遊び人でした(笑)

アル:今は彼氏いないの?

ブロガーB:はい、募集中です。

アル:じゃあ次は奥手男子と付き合いましょう。ハイ解決(笑)

コンプレックスとの戦い

はた:それじゃ、おふたりの対談に戻して。

先ほど『男性は生まれながらの才能に憧れる』って話が出ましたよね?
セックス本を読んでセックスが上手くなるより、生まれつき巨根とかテクニシャンとか。

宋:だから男性週刊誌の取材で「セックスは基本が大事、地味な愛撫が一番気持ちいい」って言い続けても「魔法のテクニックを教えてください」とか言われるのよ。「女をイキまくらせる超絶テク」とかさ。

アル:それは恋愛でもあるねえ。「基本が一番大事、清潔感や気づかいや礼儀正しさ」って言い続けても「イケメンで面白い男がモテるんだろ!じゃなきゃ努力しても無駄だろ!」みたいな。
イケメンで面白い男なんて、人口の2%もいないのに。

はた:努力するのがイヤなんじゃないでしょうか?

アル:まあね。努力するしないは個人の自由だし。でも努力しようとしてる人に「どうせ無駄だ」とか足を引っぱるのはやめたほうがいいと思うなあ。

はた:アルさんもですけど、私なんてダイエットのためにどれだけ努力したか…

アル:私とはたやん、元デブ仲間なの。

宋:あ、そうなんや。

アル:でもさー今ってデブに優しい時代になったと思わない?不況だからだと思うんだけど。

宋:そうなの?

アル:アフリカとか貧しい国だと、脂肪は富の象徴みたいな。

はたやん:小デブっていうか、ぽっちゃりモテがきてますよね。

アル:アジアンの馬場園さんがモデルしてたり。女性誌には『ふっとり足をカバー』って書いてた。「太い」とダイレクトに書かない。

宋:「ふっとり」って形容詞、今初めて聞いた。

アル:デブに優しい時代だよね。私たちが十代の頃はそうじゃなかった。

はた:デブっていうだけで恋愛圏外でした。

宋:そうなん?私、痩せてたけど圏外だった。

アル:宋さんは別の圏外だったんでしょ。いろんな圏外があるから。

宋:私はずっとガリガリで、ブルマがブカブカで、つねにハミパン(笑)
でも女子校から大学に進んで「色気がない、おまえで勃起する男はいない」とかさんざん言われ。

アル:私も通りすがりの男子にまで「デブ」とディスられた。そういうのって心的外傷になるよね。

宋:そりゃそうよ。

アル:男子と目を合わすのも怖かったもん、当時は。

宋:たしかにアル太ってたよね。

アル:太ってた、経絡秘孔を突けないくらいに。今が一番痩せてる。

宋:私は今が一番太ってる。

アル:でもその程度じゃないか。私とはたやんなんて、本職のデブだったんだから。しかもはたやんは、デブのロリータ(笑)

はた:そりゃモテないですよね(笑)。頭にティアラのっけて、ウサギのぬいぐるみを持ち歩いて。

アル:壮絶感が漂うね。

宋:私はピンクハウス着てたよ。

アル:着てた着てた!ピンクハウスって痩せてる人も着るのね。

宋:売り場に行くとデブばっかりだけどね。

アル:宋さんの黒歴史はピンクハウスだけど、私はシノラー。

はた:あ、私もシノラー時代ありました!「このカッコしたい」って飛びつきました。

宋:そういや私、ゴルチェも着てたわ。ちんちくりんで全然似合ってないのに。

アル:モテないお金持ちの子供やね(笑)どうして3人とも、非モテの方向に飛びつくんだろう。ロリもピンクハウスもシノラーもゴルチェも、全方位モテない。

はた:cancanみたいな王道モテ服を着ればいいってわかってても、どうしても着たくないんです。

アル:私たちが高島彩の顔に生まれても、女子アナにはならないんだろうね…でもモテないコンプレックスを抱えてたからこそ、物を書く仕事とかできてるんだろうね。

はた:そうですよ!ずっとモテてきた人の書いた恋愛本とか、参考にならないし。モテない辛さをわからない人に、上から目線で語られても。

アル:順風満帆なモテ人生を送ってきた人なんて、ごく一部の特殊な人たちだもんね。

はた:アルさんの恋愛コラムに説得力があるのは、黒歴史があればこそです!

宋:私の場合、色気がないのが今は仕事で役立ってる。杉本彩さんみたいなドクターにセックスレスの相談とかしにくくない?

アル:うん。「あーらお気の毒ね、アッハハ!」とか言われそう。

宋:物書きの仕事でも、コンプレックスだけじゃ書けないから、コンプレックスを乗り越えた経験が必要なんじゃない?

アル:ある程度の自信がないとね。モテたいというより、自信をつけたくてコンプレックスと戦ってきたんだと思う。自分を生きやすくするために。

宋:またピンクハウス着たくなってきたわ~

アル:え、黒歴史じゃないの?(笑)

ISSAより鈴木宗男?

アル:ブロガーさんが「遊び人と付き合ってた」って言ってたけど、私、チャラい男に惹かれる心理がわからないのよ。
ISSAとか、前から歩いてきた時点で「敵があらわれた!」とアラームが鳴る。

宋:じゃあEXILEとかもダメ?

アル:もう全然ダメ。EXILEとISSAの見分けもつかないけどダメ(笑)。坊主頭に線が入ってるのとか…あと、小泉進次郎とかも苦手。

宋:私もダメ!そもそもイケメンが苦手で「絶対に悪いこと考えてる」と思ってしまう(笑)。だから握手を求められても逃げるね。

はた:イケメンが苦手な女子って意外と多いですよね。アルさんは「石破さんが好み」って本にも書いてますけど(笑)

アル:うん、石破さんは私のオカズ。あたいの港にイージス艦をぶっこんで(はーと)

宋:宗男は?

アル:宗男もISSAよりはずっといい。私は宗男で抜ける。

はた:でもアルさんも男で痛い目に遭ってきてますよね(笑)

アル:それはね、自称奥手のヤリチンに騙されてきたからですよ。いかにもオラオラ系のDQNばかりがヤリチンとは限らないから。

宋:そうそう!むしろ地味でマジメっぽい男の方が「この人は遊んでないはず」って女を安心させて騙すから、タチが悪い。

アル:お互い、恋愛ではさんざん痛い目に遭ってきましたなあ。

宋:私は「自分みたいな女と付き合ってくれる男はいない」と思って、ひどいことされても「自分さえ我慢すればいいんだ」って…

アル:すさまじい忍耐力を発揮してたよね。

宋:本当に無駄な忍耐だった…

アル:自信がなかったのよね。

宋:今もないよ。

はた:何に対して自信がないんですか?

宋:え、外見とか、女らしさとか…

アル:男だったら超優良物件なのに。高学歴・高収入のドクターで、話も面白い。でも女としての自信にはつながらないのね。

宋:つながらないよ。それに女のお笑い系はモテないもん。

アル:最近、変わってきてるけどね。話してて面白い女子が好き、聞き上手よりも、いっぱいしゃべって笑わせてくれる子がいいって。

はた:若い男子とか特にそうですよね。

宋:そうか、時代が追いついてきたか。

アル:時代が追いついてきてるよ、宋さんに。

宋:遅くない?もうちょっと生まれるのが遅かったら…でももっと不景気で就職が大変か。

アル:そうね、現実的な話をしたら(笑)。でも我々は就職氷河期世代の上、受験が大変だったでしょ、子供が多い世代だから。

宋:いや、医学部は逆に志願者が増えてるねん。

アル:そうなのか(笑)
でも宋さんは独身時代、すごく努力してたじゃない?私もだけど、傷ついても立ち上がり「誰か紹介して!!」みたいな。

宋:やっぱり結婚して子供もほしかったから。アルにも紹介してもらったよね。

アル:血マナコになって探したよ。ナアハゲのごとく「紹介できる男はいねが~!!」

はた:友情ですねえ。

アル:友情には熱いから、性的モラルは低いけど(笑)
3人ともモテるための努力は苦手だけど、自分なりに頑張ってきたよね。

はた:そうですね。だからfacebook婚活みたいなのしてる子…<私の作った晩ごはんです>とか写真UPしてる子を見ると「頑張ってるなあ」と思います。

アル:わかるわかる。ベタだけど<手作りパン、焼いてみました>みたいな。

宋:そういう方向の努力もあるのか。

アル:婚活中の子が「貝料理を食べに行きました」ってハマグリの写真をUPしてたけど、あれもモテを意識してるのかな(笑)

宋:「彼女のハマグリ…」って男に連想させるわけ?(笑)

はや:そういう子いますよ。さりげなく性的なことを連想させるっていう。

宋:でも、ハマグリに釣られる男はバカじゃないの?

アル:バカかもしれないけど、やらないよりはマシだと思う、ハマグリも。
出会いがないとか言いつつ、動かないよりは。

宋:ハマグリか…

アル:「ハマグリか」という呟きでしめましょうか(笑)

はた:アルさんと宋さんの対談は『エロ戦記』で読めますので、よろしくお願いします。
夢精体験や性感帯の話、セックスレス対策などなど、盛り沢山な内容ですのでぜひ読んでみてくださいね♪

『エロ戦記』発売中→http://www.amazon.co.jp/dp/4938280221/
ドエロな表紙もチェックしてみてね~(^O^)/

前編はコチラをご覧ください♪→http://ch.nicovideo.jp/article/ar25842

※宋美玄プロフィール
神戸市生まれ。大阪大学医学部を卒業後、産婦人科医に。
現在、都内の病院で診療やカウンセリングに従事すると同時に、セックスや女性の性、妊娠などについて積極的な啓蒙活動を行っている。
近刊『女医が教える本当に気持ちのいいセックス~スゴ技編~』や『コミック版 女医が教える本当に気持ちのいいセックス』も大好評。
2012年に出産して、一児の母に。

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ヤプログ!にも恋愛&相談コラム書いてます→http://yaplog.jp/artesiasom/