こんにちは(^O^)/
本日は恋愛において一番大切なポイント=女性心理について解説します!

巷の恋愛本には、エスコートやマナーなど面倒なことがクソほど載っていますが、結局「面倒なことを無理にやるから」恋愛がうまくいかないのです。

「無理してマニュアル通りに振る舞ってること」が相手に伝わって、居心地悪くさせてしまうから(詳しくはデートの成功法参照)

「これさえやっときゃいい」というマニュアルがあれば楽でしょう。でも残念ながら、恋愛=人間関係はそんなものじゃない。

「これをされたら相手はどう思うか?」という想像力(=相手の立場に立って考える力)が必要になります。
大切なのはスマートなデート術とかじゃなく、想像力や思いやり。

そこで奥手男子は「女の子が何考えてるかわからない」→「どう振る舞っていいかわからない」とジレンマに陥る。ゆえにマニュアルに頼りたくなる。

でもマニュアル頼りだと、実践では役に立ちません。
好きな女性の言動に対して「これ本に載ってなかった、どうすりゃいいの?!」とパニックになり、身動きとれなくなるから。

正しい答えは恋愛本じゃなく「彼女の中」にあります。
彼女の気持ちを考えて、どう振る舞えばいいか、自分の頭で考えるのです。

それを考えるために、女性心理を知ってください。
もちろん女性は1人1人違うし、性差の前に個人差があります。でも「女性の全体的な考え方の傾向」はたしかに存在します。

それを知っておけば、恋愛だけに限らず、全てのコミュニケーションで役に立ちます。

私には「彼女ほしくない」という人を啓蒙する気などさらさらなく「彼女ほしい、でもやり方がわからない」という人に向けて書いてますよ(前置き)

それでは本題。

男も女も人間なので、根っこはだいたい同じ。
思いやりをもって接してくれると嬉しいし、拒絶されると悲しい。カッコつけてる人やプライドの高い人は苦手だし、素直で飾らない人といるとくつろげる。

初対面でニコニコと笑顔の人には「話しやすいな」と好印象を抱く。偉そうな人より、謙虚で礼儀正しい人と「仲良くなりたい」と思う。

このへんは何も変わらないので「自分がされたら嬉しい態度」をとるのが正解。
「男も女も他人に求めるものはほぼ同じ」とわかれば、安心しませんか?

ただ「男と女でかなり違う点」もいくつかあるので、それを解説します。

■男は一目惚れ、女はじょじょに好きになるパターンが多い

私は恋愛相談メールを何千通も読んできましたが、男性は「あまり接したことないけど一目惚れで好きになる」パターンが多く、女性は「最初は何とも思わなかったけど、接するうちにじょじょに好きになる」パターンが多い。

これはやはり<男は子作り、女は巣作り>という本能に由来するのだと思います。

男は優秀な子孫を残すため、若く美しい魅力的なメスを求める。
女は子供を産み育てるため、快適で安心な巣を作れるオスを求める。

鴻上尚史さんが雑誌に<幼稚園から高校生まで、好みのタイプを聞く調査をした>と書いてました。

それによると、幼稚園の女の子は「面白い人」「楽しい人」「頭がいい人」「かっこいい人」といろいろ違うのに、男の子はほぼ全員が「可愛い人」と答えた。
この傾向は、小中高でも変わらなかった。女の子はいろんな答えが出るのに、男の子は一貫して「かわいい子」が主流だった。

…十代の私がこの結果を知ったら、絶望してレズに転身したでしょう。今ごろ百合系のラノベ作家になっていたかもしれない。

すなわち、「※ただイケ」は<自分が顔重視だから、女もそうなんだろう>という発想なんですね。
でも現実は違って、顔重視の女性もいるけど、男性に比べるとはるかに少ない。

どっちが良い悪いじゃなく、本能による違いなのだと思います。

男性の多くは、初対面で女性を「恋愛対象としてアリかナシか」判断する。見た目が基準だから、一瞬で判断ができる。

一方、女性は判断に時間がかかる。だから親しくなる前に告白されても「あなたのことよく知らないし…」と答える。
「この人といると快適で安心か?」は、そんな短期間ではわからないから。

もちろん個人差はあります。でも割合的にいうと、女性は中身を知ってから好きになるパターンが多い。

「※ただイケ」と書きたい人は書けばよろし。表現の自由は憲法で保障されてます。ただイケ団を結社する自由もある。
でもネタじゃなく本気で「※ただイケ」と信じていて、それで行動できない人には「ただイケじゃない。中身を磨く努力が大事」と言います。

好きな女性に「この人といると快適で安心だ」と思われる人間になること。
そのためには小手先のテクニックじゃなく、相手の気持ちを想像するとか、自分の気持ちを適切に伝えるとか、そういう努力が大事なんですね。

女性のいる場に行くのに「俺イケメンじゃないし」と尻ごみしてしまう男性は多い。でも女性は「話したこともないのに、好きも嫌いもない」人がほとんど。

だから過去記事を参考にして、会話力を磨いてください(女性とうまく会話する方法参照)

ただし最低限の身だしなみ(清潔感)、不信感を与えない表情や仕草は大事なので、こちらも参考にしてください。
1日で雰囲気イケメンになる方法 
第一印象をよくする方法 

そしていざ女性とデートすることになったら。

デート中、男性は「どうすれば付き合えるか?」を考え、女性は「付き合った後、うまくいくか?」を考えています。これも男女の違い。

男性にとって「付き合う=ゴール」、女性にとって「付き合う=スタート」なんですね。

私は色んな恋愛記事を書いてますが、女性は「付き合った後についての記事」も読む(いい関係を続ける秘訣とか)
でも男性は「付き合う前についての記事」しか読まない。ほんと見事に読まない。

男性は「どうすれば付き合えるか=手に入るか」にしか興味がない人が多い。で、手に入れた後は安心して、釣った魚にエサをやらない状態になる人も多い。

女性はデート中「この人と結婚したら幸せになれるんだろうか」と未来までイメージを膨らませています。だから「相手がどんな人か、自分と合うのか」を慎重に見極めている。

一方、男性は「どうすれば付き合えるか」で頭がいっぱいで、「自分が好かれること」ばかり考えてしまい、肝心の「相手の気持ち」を考える余裕をなくしてしまう。

たとえば「素敵な夜景スポットに連れていくぞ!(恋愛本にも『夜景を見るとムードが高まって付き合える』と書いてたし)」と意気込んで夜景スポットに向かう。

でも女性は薄着で寒かったりヒールで足が痛かったりする。だけど「この人、夜景のことで頭がいっぱいみたいだし…」と言い出せず「はあぁ…なんか疲れちゃうな。もう会うのやめようかな…」と思ってしまう。

といったすれ違いがおこるのです。女性は相手に気をつかって、我慢しちゃうんですね。

デート中は、目の前の彼女をちゃんと見て、気持ちを考えてください。「相手に好かれること」よりも「一緒に楽しい時間を過ごすこと」を一番に考えてください。

女性は楽しい時間を重ねることで、相手を好きになっていくのだから。

恋愛はワンマッチじゃなく、トーナメント。
「この人といると楽しいな、くつろげるな」→「また会いたいな」と相手に思わせて、デートを重ねて、最終的に「付き合いたい」まで昇りつめていくのです。

「面倒くせえッ、スローすぎてあくびが出るぜ」と思うかもしれません。
でも「好かれなきゃ」と必死になるより、「一緒に楽しい時間を過ごそう」と臨む方が、男性だって楽しめますよ。

『結果だけを求めていると、人は近道をしたがるものだ。近道した時、真実を見失うかもしれない』とジョジョ5部の警官も言ってました。

『脈を作るのが男の甲斐性』とZガンダムのヘンケン艦長も言ってました。

奥手男子はデートする前から「脈はあるでしょうか?」と聞いてきますが、「現段階で脈もクソもない。デートを重ねながら、脈を作っていきましょう」が答えです。

ちなみに結婚のキッカケの1位は、職場結婚。
職場で長い時間を共有し、仕事を通して人間性がわかって、じょじょに好きになるパターン。

とくに社会に出れば「顔はかっこいいけど仕事できない、人望がない、やる気がない」みたいな人は、相手にされなくなります。おごるイケメンはひさしからず。
なので若い皆さんは、せっせと中身を磨いてくださいね。

イケメンやお金持ちは人口の5%程度。そんな特別枠を羨んでも意味はない。 
ブサメンでお金持ちじゃなくても、幸せな恋愛をしてる人はいっぱいいます。そういう人に着目して参考にした方が、ずっと役に立ちますよ!

■男は解決を求め、女は理解と共感を求める

「男は理屈で動き、女は感情で動く」
「男は論理的思考力に優れ、女は共感力に優れる」

脳の作りから男女にはこんな違いがある、とよく言われますね。

もちろん個人差はあって、私はわりと理屈で考えるタイプ。
女友達が「なんで彼は察してくれないの?私のこと大切じゃないの?プギャー!」とキレてると「男は察するのが苦手だから、言葉で説明した方がいいよ」となだめます。

3歳児の行動調査を読んだら、女の子は「他人の感情を察して気づかいする」のに対し、男の子は「他人を気にせず、遊びやオモチャにまっしぐら」という傾向が載ってました。

そのぶん男の子は1つのことを集中して成し遂げ、電車の名前をむっさ覚えたり、妖刀・紅桜を完成させたりするのでしょう。
どっちが良い悪いじゃなく、違いを理解して歩み寄ることが大事だと思います。

「男は解決を求め、女は理解と共感を求める」

たとえば女性が「異動した部署になじめず悩んでる」と話した場合。
男性は「3ヶ月もすれば慣れるよ」「一度上司に相談してみたら?」とすぐに結論を言いがち。

すると女性は「ろくに話も聞かずになによ」とムッとするのです。「そんなこと言われなくても分かってるわよ」と。

そもそも他人の一言で解決するくらいなら悩んでない。それを「こうすれば?」とさくっと言われると「なんでちゃんと話を聞いてくれないの?話を聞くのが面倒くさいの?私のこと好きじゃないの?」と思うんですね。

男性はよかれと思って解決策を言う。でも女性は解決してほしいんじゃなく、自分の気持ちを理解・共感してほしい。
ちゃんと話を聞いて「それは辛いよな、わかるよ」と共感してくれたら、それだけで癒される。「話を聞いてくれてありがとう」と感謝して「よし、頑張ろう!」と勝手に立ち直るのです。

その違いを理解して、まずはちゃんと話を聞きましょう。「どんな風になじめないの?」と質問して、彼女の気持ちを理解しようとする姿勢を見せましょう。

「他人の職場のことなんか分かんねーし」と思うかもしれない。でも誰だって「環境が変わって苦労した経験」はあるはず。それを思い出して、彼女の辛さに共感してあげましょう。 

でも、ちゃんと最後まで話を聞くのが鉄則。相手の話をさえぎって「俺もこんな経験があって…」と自分の話にすりかえてはダメ。

巷の恋愛本には「女は共感を求める、だから会話では同調に徹すること、自分の意見は言わないこと」と書かれてますが、これは大間違い。それだと「自分の意見のないアホ」と思われます。

女性がイヤなのは、ちゃんと最後まで話を聞かずに「それってこうでしょ?」と決めつけたり「そんなことで悩んでも」とか頭ごなしに否定されること。

女性はイエスマンを求めてるわけではなく、相手の意見を聞きたいと思ってる。
でも意見を言う前に、真剣に耳を傾けて「そうか、その状況は辛いよな」と理解・共感してほしい。

ちゃんと最後まで話を聞いた上で「こうしてみたら?」と意見を言われたら、素直に聞くし感謝もする。「優しくて器の大きい人だな」とぐっと好感度が上がるのです。

意見を言う時も、言い方がポイント。
誰だって「それは違う!これが正しい!」と独善的に言われたらムッとしますよね?「なるほど、それも1つの考え方だけど、俺はこう思うな」と言われたら、素直に聞く気になる。

女性は「そっか、○○ちゃんはそう思うんだね。それは私も分かるんだけど、こんな考え方もあるかなって…」とやんわり言うのが得意。

「脳の作りから、女の方が言語能力が高い」と言われますが、全体的にはそうなんでしょう。

だから子供の頃から女の子の方がおしゃべり。そして大人になってもおしゃべり。
女性は男性の何倍も会話しないと、ストレスがたまるんだとか。

私も女友達と10時間くらいぶっ通しでしゃべって、夫に「何をそんなに話すことがあるんだ?」と驚かれます。

でも、何でもいいんですよ。女の話には結論がないとか言われるけど、女は会話に結論や意味など求めてない。たわいのない会話が心底楽しいし、癒される。

「うぜえな」と思うかもしれません。でも初彼女のできた奥手男子は「昔は『意味のある話をしなきゃ』と気負ってたけど、彼女ができて『たわいのない会話をしてる時が一番楽しい』と気づいた」と言います。

部屋でごろごろTVとか見ながら、うだうだしゃべるのって楽しいですよ。リラックスして癒されます。
「気のきいたこと言わなきゃ」とか気負わず、肩の力を抜いて女性と会話してください。

口下手でも、ちゃんと話を聞ける男性は好かれます。気のきいた口説き文句とかいらないんです。そんなの無駄無駄無駄ッ(×122回)
デートの成功法にも書いたけど「女性は褒めると喜ぶ」とか嘘ですからね。テキトーな恋愛本に騙されないようにしましょう。

<友達以上恋人未満の脱出法><女性の恋愛スイッチが入る瞬間>等も今後書いていきます。早く知りたい方はモタクを参考に。それでは、アリーヴェ・デルチ(^O^)/

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