こんにちは(^O^)/
本日は読者からよく頂くセックスの質問にお答えします!

世の中には性情報が溢れてますが、男目線のおかしな内容が多いもの。

先日読んだセックス本には「挿入で女をイカせるテク」として「三浅一深」「入遅抜速」「のの字攻め」といった技が紹介されていました。
(3回浅く&1回深く突く・ゆっくり入れてさっと抜く・腰を回してのの字を描く)

男性はこの手の究極奥義っぽいのが好きですね。でも全部、間違っています。

女性をイカせるには<性感帯をピンポイントで狙い、一定のリズムで刺激する>ことが重要。

そのためヘタに変化を加えられると、イケるものもイケません。それに「なんか技っぽいの使ってる…?」と気になって、快感に集中できない。

のの字攻めも、物理的に考えれば「根元が動くだけでペニスの先は動かない」とわかりますよね?
のの字を書こうがぬの字を書こうが女性は気づかないし、「この人、なんか字書いてる…?」と気になって集中できない。

バイブも男目線で作られた商品が多く、スイング機能とかリズム機能とか色々ついてますが、すべて無駄。

ヘッドがぐるぐる回るとGスポットから外れるし、リズムが変わるとイキ逃してしまう。
どれだけ機能がついてようが、女性は「シンプルな振動のみで、手前にあるGスポットを淡々とこする」という使い方でイキます。

セックス名人になりたければ、男目線で考えないことが大切。

<彼女をイカせられません>という相談をよくもらいますが、女はそう簡単にイキません。
セックスでイケる女性はたった4割というデータがあります。

一方、ほとんどの男性はイケます。男の4割しかイケないと人類存亡の危機なので、「ペニスを摩擦すれば射精する」というシンプル設計になっているから。

そんな男性と違って、女性の体はずっと複雑にできてます。

女性の快感は学習によって得られるもの。
「この刺激が気持ちいい」と体で覚えながら、経験を重ねて身につけていくもの。

だから<初体験前にオナニー経験のある女性の方が、セックスの満足度が高い>というデータがあるんですね。セックスする前に、みずから快感を学習しているから。

オナニー経験もない敬虔な処女は、イカないどころか、あまり感じなくて当り前。

また、男性は「裸を見る」「ペニスに触られる」といった刺激で興奮して勃起しますが、女性は精神的なスイッチが入らないと興奮しません。
スイッチを入れるには、キスやイチャイチャなど「助走」の時間を十分にとり、リラックスさせつつHな気分にさせることが大切。

私の元には<彼氏から「なんでイカないの?不感症?」と言われて傷ついた>といった女性の声が多く寄せられます。
男女の違いを理解しなければ、このようにすれ違ってしまう。

男と女は、体だけじゃなく心も違います。

たとえば、男性は「好きな子の裸を見たい!」と思うけど、女性は「好きだからこそ、裸を見せたくない」と躊躇する人が多い。

胸が小さい・太ってる・肌が荒れてる・毛深い…etc、様々なコンプレックスを抱える女性は多く「彼氏にガッカリされるかも」と不安になってしまう。

だから初めのうちは部屋を真っ暗にした方がいいし、冗談でも体についてからかったりしちゃいけません。
彼女に「胸が小さいから…」とか言われたら「だが、そこがいい!」とキッパリ返してあげましょうね。

私は「乳りんがデカいんだよねー」とか飲み屋のカウンターで平気で言うけど(ちなみに夫には「デラックス感があっていい」と返されました。デラックス感って何だ)、ほとんどの女子は繊細なのです。

たとえば、男性は「フェラされたい!」と思うけど、女性は「クンニされるなんて恥ずかしい、あそこの見た目や匂いが気になるし…」と不安になってしまう。奥手で経験の少ない子は特にそう。

女の子は心身ともに繊細なのだ、と理解してください。そうすれば、男女ともに幸せなセックスを実現できます。

こういう性愛のイロハを学べる、セックス教習所があればいいのに。そしたら私、教官に応募するわ。履歴書の自己PR欄には「乳りんにデラックス感がある」と書こう。

それでは、以下について解説します。

1.女性器について(図解入り)
2.性感帯について
3.3種類のオーガズムについて