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ケイ・タガミさん のコメント

友達がいねぇよ
No.47
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
こんにちは!夏は股間がかゆくなりますね(^O^)/ さて。「友達としては好きだけど、異性としては見られない」  …大変切ないフレーズですね。 本日は 友達以上恋人未満 を脱出して、 恋愛対象 になるためのアドバイスを書きます! ※ 「意中の女子と友達になれている前提」 で書くので、それ以前のステップは過去記事を参考に。 まず、友達になれている時点で 「一緒にいてくつろげるし、楽しい」 と相手に思われている。つまり「異性とコミュニケーションする能力」があるということ。 ただ、そこから先に進めない。 そんな状況になりがちな男子は、女子から 「女友達と同じ感覚で付き合えるけど、男を感じない」 と思われているケースが多い。 つまり 「男を感じさせる」 ことができれば、恋愛対象になれるのです。 女子が「女を感じさせよう」と思った場合は、谷間をチラ見せするなど「視覚」に訴えると、割とうまくいきます。 しかし男子がチンポをチラ見せすると、友達としても嫌われてしまう。「もっさり胸毛を生やす」など視覚に訴えても、女子は男を感じたりはしません。 女子が男を感じるのは “内面的な男らしさ” に触れた時。 「この人、意外に男らしいとこあるんだ…」と感じた瞬間、女子の恋愛スイッチがONになります。 こんな事例を聞きました。 ある自治体が地元の漁師さんのために、全国から女性を集めてお見合いパーティーを開催したが、結果はサッパリだった。 そこで「立食パーティー」から「漁師さんの釣った魚をバーベキューして食う」という形式に変えたところ、カップル成立率が急上昇。 男性陣はシャイで奥手な人たちで、立食パーティーだと「いい人だけど、ぐっとこない」と女性陣に思われたのでしょう。 でも漁師ルックに着替え、みずから釣った魚をかっさばく姿を見せた時、女性陣は「海の男…サバイバル能力…男らしい…!!」とぐっときた。 原始的なオスとしての強さが、本能に響いたのだと思います。 同様に「釣りコン」も、普通の婚活イベントより成立率が高いのだそう。 男性がゴカイを針に刺したり、釣った魚をさばく姿を見て、女性陣は「男らしい…!」と股が痺れるのでしょう。 一方、「虫も触れない」「血を見て倒れる」といった男子は、友達認定されてしまいがち。 軟弱者ッ!とビンタはされなくても 「女の子みたいで付き合いやすいけど、彼氏としてはちょっと…」 と思われてしまう。 なので「俺ってすごく情けなくてさ~ゴキブリも殺せなくて」系の自虐ネタは避けましょう。 同様に、友達認定されがちな女子は「料理や掃除ができない」系の自虐ネタに走りがち。 それでその場の会話は盛り上がっても「彼女としてはちょっと…」と男心を萎えさせてしまう。 すなわち、人間の本能とはベタである。 わかりやすい「男らしさ」「女らしさ」に反応してしまうのです。 女子に響く「男らしさ」に共通するのは、 <いざという時に頼りになる、守ってくれそう> な要素。 過去記事 にも書いたけど、 「男は子作り、女は巣作り」 する性。 男は優秀な遺伝子を残すため、若く美しいメスを求める。 女は子供を産み育てるため、 快適で安心な巣を作れるオス を求める。 快適さは「一緒にいてくつろげるし楽しい」の時点でクリアできてます。 そこから恋愛対象になれるか否かを分けるのは、 “安心” がポイントになる。 女子は 「いざという時に頼りになる、守ってくれそうな男子と付き合えば、安心だわ」 と本能的に判断するのです。 だからといって、「俺は男だ!」とマッチョアピールすると「男らしさと男尊女卑をはきちがえている、体育会系の筋肉バカ」になってしまう。 「つねに男らしく!」と意気込む必要はありません。別キャラを演じると不自然だし、ナルシストだと誤解されることも。 「いざという時に」 頼りになって、守ってくれる男になればいいのです。それが ギャップ萌え に繋がるから。 皆さんも、普段はボーイッシュな女子が風邪の時におかゆを作って看病してくれたり、ケガした時に優しく傷の手当てをしてくれたら、ぐっときますよね? もともと女子度が高い子より、そうじゃない子が「普段と違う一面」を見せる方が、キュンとなるもの。 私の読者は「俺は男だ!」なマッチョ系は少なくて、シャイで優しい草食系男子が多い(メガネ率が高いし) そんな皆さんでも大丈夫(私はもともと草食メガネが大好物だけど、やりたくて股間がかゆくなるぜ) 女性読者の意見を広く募ったところ <普段はシャイで優しい男子の、ふと見せる男らしさにぐっとくる> という声が多数寄せられました。 <キャンプに行った時、いつもは目立たない男友達が、さっと火をおこしてテントを設営する姿を見て、恋に落ちました> 等など。 女子もベタなんですよ。 そして女子も「ギャップ萌え」にキュンとなるのです。 現代女性は「男らしさを前面にアピールする男性は、筋肉バカ・オラオラ系・DQNが多くて嫌だ」と考えます。だから「いざという時に、しっかり男らしさを発揮しよう」と心がけてください。 それが「友達止まり」を脱出するポイントになります。 以下、女性読者の「男らしさにぐっときて、恋愛スイッチが入った瞬間」を紹介します。タイプとしては4つに分類できます。 ①守ろうとする意思を感じた ②ピンチの時に助けてくれた ③自分の苦手分野が得意だった ④尊敬できる・器がでかいと感じた ①守ろうとする意思を感じた ・車道側を歩いていたら、さっと手を引いて歩道側に引っぱってくれた ・重い荷物を持っていたら「貸して」と持ってくれた ・階段で「大丈夫?」と転ばないように手を握ってくれた ・寒い日に「風邪ひくよ」とマフラーを巻いてくれた ・帰り道、「危ないから」と駅までわざわざ送ってくれた ・夜の飲み会に遅れて参加した時、駅まで迎えに来てくれた 「俺についてこい」の亭主関白系ではなく、「守ってあげたい」という思いやりからくる男らしさですね。 ②ピンチの時に助けてくれた ・仕事でトラブッてる時にさっとフォローしてくれた ・部活で理不尽に先輩に叱られてる時に、かばってくれた ・台風の日に「大丈夫?」と心配して家に来てくれた ・地震が起きて私がパニクっていると、「大丈夫だから」と冷静に対処してくれた ・空き巣にあった時、駆けつけてくれて、警察や管理会社とのやりとりも仕切ってくれた これは惚れてしまいますね。 やはりピンチの時に助けてくれると「なんて頼りになるんだろう…好きィィ…!!」とスイッチが入りやすい。 意中の女子が困った時、すばやく的確にフォローできるよう、日頃から冷静さと危機対応能力を磨いてください。 ③自分の苦手分野が得意だった ・パソコンが苦手で操作がわからなかった時、同僚がさっと教えてくれた ・パソコンの設定ができず途方にくれていると、男友達が家に来てやってくれた ・AV機器の設置を、トリセツを読んでも意味不明な私にかわってやってくれた ・通販の家具の組み立てを、トリセツを(同上) それ便利屋じゃねえのか?と思うかもしれません。 でも「さっとお皿にラップを巻いてくれた」とかは、ぐっとこない。やはり 「自分にできないことをやってのける、そこに痺れる憧れるゥ!」 のです。 私など極度のメカ音痴なので、男子がパソコンに詳しいだけでムラッときてかゆくなります。 ・一瞬で地図を理解して、目的地にたどり着いた ・車の運転が丁寧かつ上手だった ・コピー機の紙詰まりをなおしてくれた ・電気のカサを変えてくれた こういうのですら、キュンとくるという意見がありました。 自分の得意分野を見極めて、さりげなくアピールできるようにしましょう(さりげなさが大切) …ここまで書いて「イケメンに限るんだろー!!」という合唱が聞こえますが、 「性格イケメンの男友達に限る」 です。 「いい人だな」と人として好感を抱いていて、ちゃんと友達関係ができている相手。そんな相手とふとしたキッカケが後押しとなり、友情が恋に変わるパターン。 ④はもう少し本質的な話になります。 ④尊敬できる・器がでかいと感じた ・仕事(勉強・研究・部活)に真摯に打ちこんでいる姿を見て、尊敬した ・仕事で他人のミスをかばい、自分が責任をとるという姿勢に、器のでかさを感じた ・深刻な悩みを打ち明けた時、動揺したりせず、どっしりと受け止めてくれた この意見はものすご~く多い。そして男子も理解できると思います。いわゆる 「男惚れする瞬間」 ってやつ。 会社の上司にしても、愚痴を垂れ流したり、自分の仕事を卑下する姿を見ると、萎えますよね? プロジェクトXに出てくる仕事人的な、プライドを持って真摯に取り組む姿を見ると「カッコいい」と思う。 だから謙遜のつもりでも「つまらない仕事しかしてないから」といった発言は避けましょう。 上司や先輩がトラブルの時に「責任は俺がもつ」とキッパリ言ってくれたら「あ、あんた男や…ついていきます…!」と思いますよね? 女子も同様に、器のでかい男に惹かれます。 とくに真剣に結婚を考えた場合「逃げない男か」がもっとも重要になる。 「長い人生の中、何が起こっても逃げずに、ちゃんと向き合って乗り越えてくれる相手か?」 を真剣に見極める。 年下の男友達に「彼女にプロポーズしたけど断られました…」と泣かれた事が何度かあるのですが「うーん、キミは楽しく付き合う分にはいいが、器がちっせえもんなあ」と心の中で思った。そういう男子は彼氏にはなれても、生涯の伴侶にはなりにくい。 なのでいずれ結婚したい方は、いろんな経験を重ね、器を広げてくださいね。 ■自慢やナルシシズムに要注意 ①~④、いずれも「ね、俺ってすごいでしょ?」と自慢やナルシシズムが垣間見えると、たちまち「ちっせえ男」になるので要注意。「自然なさりげなさ」が大切です。 また、ピンチの時に自分の好きな子だけ助けるといった態度も、ちっせえ男に見えます。 好きな子に好かれたければ、普段から 「自分より弱い者を守ろう」「他人に頼られる男になろう」「誰かが困ってたら助けよう」「目の前のタスクに打ち込もう」 と心がけて生きること。そうすれば、自然に「男らしい魅力的な男」に近づきますよ。 ■いつもと違う場所に行く 「ご飯食べてカラオケ」などいつも同じコースだと、普段と違う一面も見せられません。 たとえば寺(石段)や山(山道)に出かければ、「危ないよ」と手を握るチャンスもある。 また「自分の得意分野・自分が輝ける場所」に行くのもオススメ。 スポーツが得意なら試合に来てもらうとか、音楽をやってるならライブや演奏会に来てもらうとか。 超ベタだけど、お化け屋敷が平気な人は一緒に行ってみるとか。 彼女が暗闇でキャーキャーいってる時に「大丈夫だから」と手を握ってあげると、吊り橋効果(危機的状況で恋愛感情に火がつく)も期待できるかも。 逆に「オレ絶対ちびるわ」みたいな人は、絶対にお化け屋敷に行ってはいけませんよ。ほんとにちびったら大変だし。 自分はどこに行けば輝けるか、男らしさを発揮できるかを、シミュレーションしてみてください。 最後に。 女子も一方的に「頼りたい、守られたい」と思っているわけじゃなく、自分も好きな人に頼られたい、守りたいと思っています。 ただ、ここぞという時は、男らしくビシッと決めてほしい。 だから 「告白はキッパリと男らしく」 「今の関係が壊れるのが怖いし…」「振られて傷つくのがイヤだし…」といつまでも迷っていると、優柔不断で男らしくないと思われます。 それでチャンスを逃がしたり、他の男にもってかれるのはよくある話。 誰だって関係が壊れるのは怖いし、振られて傷つくのも怖いもの。 その恐怖を乗り越えて、「ダメだったらキッパリ諦めよう」と潔く覚悟を決めて告白する姿は、非常に 「男らしい」 んですね。 それで揺さぶられて、友達→恋愛対象にポジションが変わるのもよくある話。 とはいえ、告白ってタイミングが難しいんですよね… というわけで、次回は「告白の成功法」について書きます(^O^)/ こちらもあわせてご覧ください♪ 「女の子の体のヒミツ(女性器・性感帯・3種類のオーガズム)」 「童貞&ミニチンこそ、セックス名人になれる(愛液・ローション・挿入・体位)」 メールはコチラまで→ artesia59@live.jp   『モタク~モテるオタクになる恋愛ガイド~』
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

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