<男性向けの恋愛本を読むたび「嘘ばっかり、女はこんなの望んでない」と腹がたつ>と女性読者からよくコメントをもらいます。
男性目線の恋愛本には、細かいテクがいっぱい載っています。気のきいたデートの誘い方だの、スマートなエスコート術だの。
でも、恋愛で大切なのはテクニックではありません。
<女性の心を理解すること。目の前の彼女を見つめて、しっかりと反応を観察すること>
↑これがもっとも大切であり、「基本を大切にして、余計なことはしない」のが正解。
恋愛本を真に受けてモテテクを使いまくったら「この人は自分が好かれることに必死で、私のことを見ていない」と彼女に思われるでしょう。
あなた自身も「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」と頭がいっぱいで、デートを楽しむ余裕もなくなる。すると彼女もくつろいで楽しめず、気疲れしてしまうのです。
テクニックに走ると、一方的でひとりよがりになって、肝心の相手が見えなくなってしまう。
だからその手の恋愛本を何冊読んでも、彼女はできません。女性からすれば、エスコートなんてどうでもいい、とるに足りないことなのだから。
女性は好きな人とであれば、ファミレスデートでも楽しめます。でも嫌いな人とだと、オシャレなレストランでスマートにエスコートされても楽しくない。
結局、エスコートされるから好きになるんじゃなく、好きな人にエスコートされるから嬉しいのです。
そんな基本中の基本が、恋愛本ではまともに解説されていません。
皆さんが知るべきは、女性が何を思い、何を望んでいるか…すなわち、女性心理です。
女性心理を理解すれば、好きな女性に好かれる方法がおのずとわかってきます。
つまり自分の頭で考えて、正解を導き出せるようになる。
マニュアル頼りだと、自分で考える力が育たないので、恋愛偏差値が伸びません。
営業マンでもそうですよね?
営業マニュアルをひたすら覚えるだけでは、契約はとれない。お客さんの気持ちを理解して、個々のニーズを考えられる人がデキる営業マンになる。
もちろん、いろんなお客さんと接して、場数を踏んで慣れることも大切です。
多くの恋愛本は単なるマニュアルばかりが載っていて、心理の解説が足りない。
足りないだけじゃなく、男性目線の勘違いや、ステレオタイプで薄っぺらいものが多い。
そんなマニュアルを丸暗記したところで、実践では役に立ちません。役に立たないどころか、逆効果になることも。
恋愛本の勘違いテクに騙されず、オクテ男子の成功のヒケツを学んでください。
問題 一度食事に行った女性を、二度目のデートに誘いたい。どんな風に誘うのがベスト?
①(一度目がOKだったから、二度目も同じように)「食事に行こう」
②(ブナンだし共通の話題もできるから)「映画に行こう」
③(映画は沈黙が長いから、2人で話せるように)「水族館に行こう」
④「どこか行きたいところある?」と相手に聞く