• このエントリーをはてなブックマークに追加

右方のフィアンマさん のコメント

勉強になった。
No.3
146ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
こんにちは!当ブログは無料です。 皆さんの相談&質問に答えていきますので、コチラまでメールくださいね →artesia59@live.jp   読者の男性から報告を頂いたので紹介します。 Eさん(34歳)のメール。 <アル先生、こんにちは。Facebookもいつも楽しく拝見しています。 『モタク』に掲載されてるミッションを全てコンプリートした時に、ご報告を…と思っていたのですが、思い切ってメールさせて頂きます。 現在、最重要である女性とのコミュニケーション関係は、亀の歩みのごとく進んでいます。 仕事の顧客層が高齢者に偏っているので、同世代より若い層とまともに会話できなかったのですが、オフ会やイベントで女性に出会ったり、SNS・Twitterで日々やりとりしたりと、交流の幅が広がっています。 『モタク』と出会ってから、生活がじょじょに変わりつつあります。 今までは「自分が頑張ってるのに周りに理解が無いのがうまく行かない元凶だ」と考えがちでしたが、アドバイスを胸に刻み、ほがらかに微笑んでこちらからコミュニケーションを取っているうちに、女性のみならず、周りの多くの人達と摩擦が少ない社会生活を送れるようになったと感じます。 アル先生の教えと応援のお陰です、ありがとうございます> と、ここまでは感想。ありがてえなあ…ヒゲはやしながら執筆した甲斐があったよ。 続いて、表題のセックスについて。 <モタクの本来の趣旨とはずれますが。 女体に触れず悶々として新聞記事になる事件を起こすのはまずいので、年に数回、風俗のお世話になってます。 今までは自分が気持ちよくなればそれで完了でしたが、せっかくモタクで正しい知識を手に入れたので、実践してみました。 お相手は公称25歳、実年齢30歳で、以前から指名している女性です。 自分の彼女ではありませんので、お世辞(リップサービス)との境界が不明瞭ですが… モタクを見せて趣旨を説明し、「前戯中心で、かつAVの幻想とリアル女性との差を知りたい」と宣言しました。 お相手に理解してもらえて、120分と長時間かけて実験?経験?してきました。 ①女性の頬から耳・首筋・乳首など「ゆっくり優しく丁寧に」愛撫して、前戯に時間をかける ②(Gスポットかは不明ですが)膣内の気持ちのいい場所を相手に確認しながら、ゆっくりと同じ速度で指1本を動かす ③愛液と唾液で満たして、クリ★トリスを舌でなめ回す …などを実践しました。 普段はあまり喘ぐ女性ではありませんが、②ではイクと言いながら足やお腹に力が入り、膣内の形状が大きく変わりましたので、アル先生が記述された通りであろうと感じました。 ③については、彼女の自己申告ではありますが「ヌルヌルでクリを舐められるのはすごく気持ちいい」との感想をもらいました。 今回の件で、私がセックスに対して抱いていた感想は、過去のそれと大きく変わりました。 なにせ今までセックス=AVでしたから、自分が射精すれば目的を達成できるので、「セックス=快楽」だと思っていました。 女性経験が少ないことも理由ですが、今回「セックスは大変なものだ」という感想に変わりました。 自分がイクのは隅に置いておいて、女性の体を優しく愛撫しながら、相手に気持ちよくなってもらうにはどうしたら良いか?を頭フル回転で考えるのは、結構骨が折れますね。 昔の女性が「夜のお勤め」と表現した気持ちが分かります。 最後に。モタクの本来の目的である、女性とのコミュニケーションを成立させ、自分だけを見てくれる女性と出会う努力を続け、本当に愛する女性と肌を重ねる日が来るまで、オタク34歳頑張ります! 今後とも宜しくお願いします> うう…わしゃーもう何も言うことはねえ!!(丹下段平) ほんと感動しました。こんな風に、世の男性に<童貞からセックス名人になる方法>を役立ててほしいなあ。 まずはメールの感想を書きますね。 <「ゆっくり優しく丁寧に」愛撫して、前戯に時間をかける> これを実践したから、お相手に快感を与え、オーガズムに導けたのだと思います。 男性は「摩擦して射精して終了」というシンプルな作りですが、女体はもっと複雑にできてます。 単純な物理的刺激では濡れないため、前戯や焦らしによって、スイッチを入れる必要があるんですね。 <イクと言いながら足やお腹に力が入り、膣内の形状が大きく変わりましたので> これは確実にイッてるでしょう。 女性の8割が「イったフリをしたことがある」というデータがありますが、本当にオーガズムに達した場合、体に変化が現れます。 女性は快感が高まると、足を突っ張るようにして、クリ★トリスや小★陰唇が充血してぷっくりと膨らみます。 そこからオーガズムに達すると、膣内が痙攣するように、ギュッと締まります。 だから女性が感じれば感じるほど、男性も挿入した時に気持ちよくなる、というオマケつき。 (私の経験からも、自力で締めるのとオーガズムによって締まるのでとは、後者の方が圧倒的によく締まる) <今回「セックスは大変なものだ」という感想に変わりました> そう、セックスは本気でやれば結構大変です。 でも本気で好きな彼女であれば「大変だけど、彼女が感じてくれてるのが嬉しい」と思うもの。 「こんなに感じてくれるなんて…!」と感動して、自然にやる気が出てきます。それに感じてる彼女を見ることで、チ○ポもおったつもの。 愛しあう恋人同士のセックスは、どちらか一方が頑張るんじゃなく、お互いに「相手を気持ちよくさせたい」と思って、頑張るものです。 そうじゃないカップルもいますが、本来はそれが理想だと思う。 Eさんは「夜のお勤め」と書かれてますが、昔の女性は「セックス=夫だけが快楽を得るもの」だったから、辛かったんでしょう。 とはいえ現在も「セックスが気持ちよくないけど、彼氏に悪くて言えない」「痛いだけで早く終わってほしいから、イッたフリをする」という女性が多い。 私の元にはそんな女性からのメールがわんさか届きます。 私はこれは、男性の責任ではないと考えています。 日本の男性はAVを観て育つため、勢いまかせにがっつくし、力まかせに指とかぶっこんでくるし、挿入=本番と勘違いしてる人も多い。 でもそれは彼らの責任なのか?違うでしょう。 正しい教科書がなかったんだから、正しい女体の取り扱い法を知らなくても、しかたない。 フェミな人々は「日本の男はセックスが下手」「自分さえ気持ちよければいい、身勝手な男ばっかり」と語るけど、私はその意見に違和感と反発を覚えます。 まず「それはあなたがやった男がそうだったんでしょ?」と思う。 結論ありきで少数のサンプルを元に「だから男はダメなのよ!」と語るべきじゃないでしょう。そんなだから「フェミ=男嫌い」のレッテルを貼られてしまう。 セックスで身勝手な男は日常でも身勝手なんだから、そんな男を選ばなきゃいい話。それに遊びのセックスであれば、相手も「自分さえ気持ちよければいい」と思うでしょう。 そもそも「男が女に奉仕して喜ばせるべき」という考えが、古臭いしフェアじゃない。 私も(男女に対する)性差別には大反対なので、一部のフェミの人々の決めつけには閉口します。 男社会に対する恨みはわかるけど、だからって男の文句ばっか言ってちゃ、有意義な議論にならんやないの。 魂がフェミだけに、フェアじゃないフェミの意見にムカつくんですよね~ 私のムカつきはさておき。 まともな男性は身勝手なんじゃなく、ほとんどが「女性を喜ばせる方法」を知らないだけ。 それでAV由来の勘違いセックスをしても、女性が喜んでるフリをするから、いつまでも勘違いに気づけない。 それゆえ、結果的に「ひとりよがりなセックス」になってしまってる状態。 男も女も不完全。そこをどう歩み寄っていくか?が大事だと思います。 男ばかり責めても、女の絶望をあおって、男女の溝を深めるだけでしょう。 対等で快適な関係を築けてるカップルは、「うちの彼氏には何言っても無駄」なんて彼女は思ってない。 「セックスについて言えばわかってくれるんだろうけど、言えない」のが実情。 なぜ言えないかというと、「彼氏に悪いから」「恥ずかしいから」「言い方がわからないから」「セックスで女は受け身でいるべきだと思ってるから」など。 実際は多くの男性が「本音を言ってほしい」「積極的に気持ちよくなってほしい」と望んでるんですけど。 女性誌のアンケートでも、94%の男性が<女性からセックスに誘うのはアリ>と答えていて、ひたすら受け身な女性を求めてるわけじゃない。 でも現実には、「もっとこうして」と言えない女性が多い。 それに「自分でもどうすれば気持ちいいかわからない」という女性も多い(性経験が少ないと特に) というわけで、男性には<正しい女体の取り扱い法>を知ってほしいと思います。 それを知ることで自分も自信がつくし、セックスでお互いに満足できれば、カップルの絆も深まるから。 雑だけどポイントだけ挙げますと、 ・女が求めるのは「愛を感じる、スタンダードなセックス」 ・勢いまかせ・力まかせにがっつかない ・愛撫は「弱すぎるかな?」くらいがちょうどいい ・愛撫はゆっくり優しく丁寧に、たっぷりと焦らしながら ・インタラクティブ(双方向・対話型)なセックスを心がける ・前戯に時間をかけることで、挿入も気持ちよくなる 詳しく知りたい方は、モタクのセックスの章を立ち読みして栗鳥巣♪ このブログでも、おいおい解説していきます! それではEさん、報告ありがとうございました。 文章からEさんの誠実で優しい人柄が伝わりました。 その調子で動いていれば、きっと素敵な彼女に出会えると思います!がんばってくださいね(^O^)/ 恋愛以外のご相談もどーぞ。女性も大歓迎!メールはコチラまで →artesia59@live.jp   ほぼ毎日、近況や写真をUPしてます→ http://www.facebook.com/artesia59 ヤプログ!にも恋愛&相談コラム書いてます→ http://yaplog.jp/artesiasom/
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

ツイッターhttps://twitter.com/artesia59