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ゲストさん のコメント

ありがたい
No.1
75ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
こんにちは! 本日は 『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』 から、コラムを一部抜粋してお届けしたいと思います。 試し読みして興味をもったら、ぜひお手にとってくださいませ~ 次回は <彼女いない歴=年齢を卒業できた理由/28歳で脱童貞したオタクの場合③> を書きます! ◆彼女が部屋に来る前の下準備  ここでは、自分の部屋でセックスする場合について書きます。  彼女が来る前にシャワーを浴びて、ペニスの皮もむいて丹念に洗いましょう。歯磨き・鼻毛チェック・爪のケアも忘れずに。  細かい話ですが、セックスの前には「陰毛を間引くこと」をお勧めします。 指で陰毛をつまんで軽く引っぱると「弱い毛」が抜けます。すると行為中にバラバラ散らばらなくて便利。フェラの際、陰毛が口に入るのも防げます。あれがフロスみたいに歯に挟まるとウザいから。  その後、ベッドの近くにティッシュとコンドームをスタンバイしましょう。  男性目線のセックス本には〈ムード作りが大事、インテリアや照明に凝ろう〉と載ってますが、女性が重視するのはムードよりも清潔さ。  床にホコリや毛が落ちていたり、シーツや布団が汚れて湿っていたり、トイレや洗面台やお風呂が汚いと、やる気がそがれてしまう。  私も掃除が苦手なのでクソ面倒くさいのはわかりますが、この際、大掃除してシーツや布団も丸洗いして干しましょう。ソファやベッドのマットをファブリーズ等で除菌消臭するのもオススメ。  余談ですが、ベッドのマットって丸洗いできなくて困りますよね。独身時代、10年使用していたマットを見つめて「ここから何人分のDNAを採取できるんだろう……?」とふと思った。  そんなことはどうでもよくて、セックスの大敵は乾燥です。  セックス中は大量の唾液が奪われます(いろいろ舐めたり吸ったりするから)。唾液が減ると口が臭くなるし、女性は体内の水分量が減ると愛液が出にくくなる。  それで部屋が乾燥していたら、ますますカラカラに。しかし多くの男性は湿度に無頓着で、エアコンをガンガンつけたりします。  ムード作りとかどうでもいいから、加湿しましょう。  加湿器がなくても、ヤカンでお湯を沸かす・お風呂にお湯をはるなどすれば、乾燥対策できます。ベッドの近くにペットボトルの飲み物を置いて、水分補給もできるようにしてください。  男性目線のセックス本には「アロマキャンドル・間接照明・ラブソングのCDがあるとよい」などと載ってますが、ムード作りとかどうでもいいんだってば。ヘタに気合いを入れすぎる方が、彼女に「やる気満々……」と思われます。  部屋を暗くする時は、照明を一番暗くまで落とせばよい(あまりに真っ暗闇だと何も見えないので、小さな電球が灯ってるくらい)。  また、女性が快感を得るには深い集中が必要。セックス中に音楽をかけてもいいけど、日本語の歌詞だと気が散る場合も。もちろんテレビは消しましょう。  準備してくれると嬉しいのは、尻まで隠れる大きめのサイズのTシャツ。  たとえばシャワーを浴びた後、バスタオルを巻いて出るのも恥ずかしいけど、着ていた服をもう一回着るのもどうなの? と女性は思う。  そこで事前に「よかったらこれ着る?」と大きめのTシャツを渡してくれると大助かり。セックス後、トイレに行く時なども重宝します。なので1枚は用意しておきましょう。  ちなみに私はガッチリ巨乳なので、「Tシャツ貸してくれる?」と借りたTシャツがピッチピチで尻丸出し的なことがよくあった。華奢な男子が多いからねえ……とっても切ない思い出です。  また、シャワーについて。  セックスは男女とも清潔にして行うのが基本ですが、部屋でする場合、彼女も事前に浴びてきていることが多い。「シャワー浴びる?」と聞いてみて「大丈夫」という答えであれば、そのまま進めてOK。  学校や仕事帰りなど、シャワーを浴びた方がよさそうな場合。その時はレディファーストではなく、あなたが先に浴びましょう。男性が先に浴びた方が、女性は心の準備ができます。 ◆本番前の心がまえ   男性目線のセックス本には〈キスして押し倒せばセックスは確定〉と書かれてましたが、これも勘違い。  現実には途中で拒まれることもあります。とくに処女の場合は「おっぱいに触るのはいいけど、下半身はダメ」「膣に指を入れるのはいいけど、ペニスの挿入はダメ」と拒まれることも多い。 「おあずけなんてひどい……!」と憤死しそうになるでしょうが、彼女は焦らしているわけじゃないのです。彼女が拒むのは、まだ心の準備ができていないから。  女性にとって裸を見せたり性器に触られるのは、覚悟のいる行為。ペニスの挿入は妊娠の可能性もあるため、とくに覚悟がいります。  世の中にはヤリ捨てする男もいるので「最後まで許したら捨てられるんじゃないか?」と不安になる女性も多い。  だから途中で拒まれても「俺のこと好きじゃないの?」「俺のやり方がマズかった?」とうろたえないように。  拒まれた時点でやめれば「大切にされてる」と彼女からの信頼は増し、ますます絆が深まるでしょう。そうすれば次のチャンスは必ず訪れます。 そこで「お願い、やらせて!!」と拝んだりすると「やりたいだけか」と失望されてしまう。  男友達も「若い頃、処女だった彼女に『挿入はまだダメ』と拒まれて、そのたびトイレでこっそり出してたっけ……」と懐かしそうに振り返ります。先人達もぐっと涙を飲み、ピュッと中身を出してきている。  あなたも彼女の気持ちを理解して、尊重してあげましょうね。 それでは本番前にいま一度、セックス六か条を暗誦してください。   一、キスやスキンシップで愛情を伝える  二、たっぷり焦らして前戯をおこなう  三、興奮してハァハァがっつかない  四、勢いまかせ・力まかせに攻めない  五、すべての動きを「ゆっくり優しく丁寧に」  六、インタラクティブな姿勢を心がける ◆セックス本番の流れ   ①キス&スキンシップ  彼女が部屋に来たら「安西先生、セックスがしたいです!!」と前のめりにならず、ゆっくりと楽しい時間を過ごしましょう。      おしゃべりしたりDVDを観たりしながら、彼女をリラックスさせてください。お酒を飲んでもいいけど、飲みすぎるとチンポが勃たなくなりますよ(初セックスでは緊張して、ただでさえ勃たなくなりがち)。  彼女が十分にリラックスしたら、キス&スキンシップに持ちこみましょう。精神的なエロスイッチをONにするには、この助走の時間が大切。  彼女の肩を抱いたり手を握ったり体をくっつけたりしながら、イチャイチャとじゃれあってください。鼻息荒くならず、あくまで楽しい雰囲気で。 「髪を撫でる」「頬や額にキス」などのスキンシップで愛情を伝えながら、ソフトなキス→ディープキスによって、彼女をその気にさせましょう(3章を参照)。  ディープキスをしながら、彼女の体から力が抜け、目がトロンとしてきたら、その気になってきた合図。  男性目線のセックス本には〈ここで体を押し倒す〉と書かれてますが、オクテな女性の場合、いきなり押し倒されると怖がることも。  それよりも、優しく彼女の髪をかきあげながら、頬にキス→耳にキス→首筋にキスと進めるのがベスト。チュッと軽く触れるように優しくキスしましょう。  耳や首筋は敏感なので、彼女はゾクゾクとHな気分になりつつ、優しいキスによって愛情を感じられます。  そこから、キスする位置を下の方へずらしていきます(首筋から鎖骨へ)。ここで彼女の呼吸が荒くなってきたら、エロスイッチ・ライドーン!!の合図。 「安西先生、おっぱいがもみたいです!!」という衝動を抑え、そっと彼女の胸に片手を置きましょう。 ②おっぱいの愛撫  その後、服の上からゆっくりと乳房をもみます。これは「今から服を脱がせますよ~」という、挨拶のようなもの。  乳房はもまれてもたいして感じないし、ガシガシもまれると痛いだけだし、ブラのワイヤーも歪みます。なので4~5回ほど優しくもんだら、服を脱がす段階に進みましょう。  この時点で、2人は座っている状態。      髪を撫でたり額にキスしたりして、いま一度彼女を安心させてから、上半身の服を脱がせます(服や下着を脱がせる時は、焦らずゆっくり丁寧に脱がせること)。  ここで彼女が恥ずかしそうな素振りをしたら、照明を暗くしましょう。  ここで、女のブラ事情を説明します。  ブラジャーにはワイヤーやパットが内蔵されているものが多く、ブラの上から揉まれるとワイヤーが歪むし、パットに気づかれるのも避けたい。よってブラを外してからナマ乳に触るのがベター。 「ブラを片手でさっとはずせる男がカッコいい」という古くからの言い伝えがありますが、女性はそんなの1点の評価もしないし、むしろ不器用にはずす姿に萌えるもの。  ですから両手でゆっくりはずしてください(ホックはだいたい背中側にありますが、前ホックの場合は彼女が教えてくれるでしょう)。  問題14の正解は「③ブラジャーのホックを両手でゆっくりはずす」。 〈彼女は勝負下着をつけてきている、だから下着をほめろ〉とアドバイスする本は多いけれど、とってつけたような褒め言葉はわざとらしく聞こえます。心から思ったことだけを口にしましょう。  ブラジャーをはずしたら、おっぱいの愛撫をおこないます(2章を参照)。  その最中に、彼女の体を自然に倒すのがオススメ。背中を支えながら、優しく倒してください。彼女の体に体重をかけて押しつぶさないよう、気をつけて。 …続きの「女性器の愛撫」「ペニスの挿入」「セックスの終わり」は 『オクテ男子のための恋愛ゼミナール』 で予習してください♪     質問や相談はコチラまで →artesia59@live.jp 次回は <彼女いない歴=年齢を卒業できた理由/28歳で脱童貞したオタクの場合③> をUPします!
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

ツイッターhttps://twitter.com/artesia59