jascoさん のコメント
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前回の栗編にコメントありがとうございました。皆さんの生の声が聞けて、とても参考になりました。
さて、本日は<膣の正しい触り方>について解説します。
前回も述べましたが <女性器で感じる場所は、基本的に3ヵ所しかない> その3ヵ所とは、クリ★トリス・Gスポット・ポルチオ。
それ以外は触られてもさほど気持ちよくないため、女性器を愛撫する時は「性感帯」を意識して触りましょう。
たとえばGスポットは直径約1センチの狭いエリアなので、やみくもに指を動かしてもあたりません。 「あたらなければイケることはない!」とキャスバル兄さんも言ってます。
それぞれの位置を説明すると、Gスポットは入り口から5センチ程度の、お腹側にあります。 膣に指を入れて、第一関節を曲げたあたりと言われます。
ポルチオは膣のつきあたり(子宮の入り口)。中指を奥まで差し込み、指先にあたる部分です。 日本人女性の膣の長さは約8センチなので、届かないことはまずないでしょう。
ただ「オレ大丈夫かな?」と中指を定規で測ってる人に、残念なお知らせ。
ポルチオで強い快感を得られる女性は、 1割程度 だと言われています。
エロ漫画では「ああん、奥まで届いてる~」と女性がイキまくるので、「奥はいいものだ」と考える男性は多いでしょうが、奥でイケる女性は少数派。
ちなみに私もGスポット派です(私の派閥などべつに知りたくないか)
ポルチオもそこそこ気持ちいいけど、それでイケることはない。 挿入でイク際は、ペニスのカリの部分がGスポットをこする刺激によってイキます。生々しくてすみませんね。
性経験の少ない女性の場合、「奥は痛いだけ」という人も多い。
私も若かりし頃は、ペニスを奥までぶっこまれると「ズキゥゥゥゥン!!」と効果音が鳴るほどの激痛が走りました。
だからペニスはゆっくり、少しずつ入れましょうね…といった話は挿入編でするとして。
クリ★トリス(以下、栗と表記)は神経が集まっているため、ほぼ全員の女性が感じます。 一方、膣は感じ方に個人差があります。
そもそも超敏感な栗と違って、膣はわりと鈍感。じゃないと出産なんてできませんよね。出産時に破れたりもするわけで。
そのため、膣で感じるには開発が必要です( 膣じゃなく栗でイク女性が7割、 というデータもあります)
バーとかで若い女の子たちと話してても「中イキって経験ないんですよ、どうしたらイケますか?」とよく聞かれます。 そのたびに私は「オ○ニーすべし!」と答える。
オ○ニーで膣の自己開発に励まないと、なかなかイケるようにならないから。
ただし女体は本当に個人差が大きいので、生まれつき膣で強い快感を得られる女性もいます。だから彼女が膣でイッたからって「オ○ニーしまくりか?」と邪推したりせぬよう。
また膣で感じるには、それ以前の愛撫で快感を高めておく必要があります。
なので、まずは栗編をマスターし、その後、Gスポットの開発に取り組みましょう。 その上で、彼女がポルチオで感じられる派なのか、試してみましょう。
それではGスポットの愛撫について。
栗で十分に彼女を感じさせてから、すーっと指を下にずらすようにして、膣の入り口を見つけます。
女性器は小陰唇(花びら)などがあって、意外と入り組んでいます。
無事に「ちつのいりぐちをみつけた!」時も、ロンダルキアのほこらに着いた時のように大はしゃぎせず、 「入り口を指の腹で優しく撫でること」 をオススメします。
これが「早く中に入れて~」という焦らし効果に繋がるから。
その後、中指(または人差し指)を挿入し、入り口から5センチあたりのGスポットを探しましょう。
Gスポットはザラザラしてる・膨らんでる・くぼんでるなど、人によって特徴がありますが、よくわかんないし聞いちゃった方が早い。
「どこが気持ちいい?このへん?」と彼女に確認しながら、愛撫を試しましょう。
効果的な愛撫は、指の腹で 「円を描く」 か 「指圧のように押す」。
ちなみに私は円派です(無駄な情報を与えてすみませんね)
直径1センチのGスポットを、指の腹で円を描くように触ってみましょう。 この時、 「手のひら(または指のつけね)が栗にあたるように押し付けて、手全体を軽く回すように触る」 のがオススメ。
これだとGスポットを刺激しつつ、栗にも刺激が加わるため、強い快感を与えれます。栗と膣、Wのオーガズムですね。
指圧する場合は、まずは 「マウスをクリックする強さ」 で押しましょう。
女性は「痛い!」と感じると快感が吹っ飛んでしまうため、強すぎる愛撫は禁物。
始めはごくソフトな愛撫から初めて、「もっと強いのがいい?」と彼女に聞きながら、 「 弱→強」 へと調整してください。 (どの部分を愛撫する際も「弱→強」が基本)
高橋名人の16連射のような、スピードは必要ありません。トトロの「歩こう~歩こう~♪」くらいのテンポで押してください。
続いて、ポルチオについて。 ポルチオの愛撫はわりとシンプルで簡単(Gスポットと違って場所もわかりやすい)
栗の愛撫によって彼女が十分に感じてから、中指を一番奥まで差し込みます(痛みを感じやすいので、優しく慎重に)
それから一番奥のコリコリした場所を、ゆっくりとほぐすように触りましょう。とにかく「優しく慎重に」を心がけてください。
ただポルチオが感じる女性は少数派なので、彼女に「痛くない?」と聞いて「痛いかも…」という答えなら、それ以上の深追いはやめましょう。
(女性は「痛い」と言えず我慢する人が多いので、必ず「痛くない?」と聞いてあげてください←これはどこの愛撫でも同じ)
AVにありがちな「激しい高速ピストン」「音を立てて掻きまわす」等は、痛いだけで気持ちよくないし、膣内を傷つける恐れもあるので、やめましょう。
女性が感じるのは、実は 「淡々とした動きとリズム」 なのです。
AVは視聴者を楽しませるため、派手に変化をつけますが、実際は「せっかく気持ちよかったのに、なんで動きを変えるの?」と女性は不満に思うもの。
それにコロコロ動きを変えられると、快感に集中できない。
なので、彼女が本気で感じ始めたら 「イキ終わるまで同じ動きをキープする」 ことを忘れずに。
最後に、知識よりもテクよりも大事なこと――それは 「爪を切ること」 です。
多少は爪があった方が鼻クソもほじりやすいし便利なのですが、ここは涙を飲んで、短く切ってください。その後、ヤスリで先端を磨いておけば完璧。
栗のオー★ガズムは性器一帯に広がり、膣のオー★ガズムは下半身全体から全身に広がると言われます。
女性としては「それはぜひ味わってみたい」と思うことでしょう。でもセックスでオー★ガズムを得るには、男性の協力が必要。
私が世の女性に強く提案したいのは、 <自分が男になってセックスしてる場面を、リアルに想像してみよう>
できればエアセックスしてみるくらいが望ましい。
そしたら「男ってめっちゃ大変やん(゜Д゜)!!」と気づくはずです。
セックスにおいては、男性の方が女性よりもだいぶ大変。 まず、運動量が違います。
挿入にしても、あんな腕立て伏せ200回みたいな動き、腕も肩も腰も辛かろう。 夏場など、上から滝のような汗が降ってきて、インターバルを入れて水分補給をうながしたりします。
運動量だけじゃなく、 <優しくキスして乳を愛撫して、栗や膣を愛撫して、その間「どうやって彼女を気持ちよくさせるか?」を考えながら、勃起も維持する> なんて、ものすごい重労働。頭も体もフル回転。
ゆえに、私はフェ○道を極めたのです。せめて本気でしゃぶりまっせ!の心意気で。
あと彼氏がセックス後にぐったりしてたら、腕や肩や腰を揉んであげるとか。バンテリンを塗ってあげるとか。
リアルに男性の立場を想像すれば、自分はひたすら受け身でマグロで「彼氏が下手」と文句言う、みたいな態度はとれませんよね?
「彼氏が頑張ってくれない」と不満を感じてる女性がいたら、「自分は頑張ってるの?」と自問してみてください。
にもかかわらず、某フェミニストが <男がホテル代も出して、積極的に頑張って女を喜ばせて、セックスは初めて対等> と語っていて、アホかと思いました。
そもそも「セックスは対等であるべき」という考えが、価値観の押しつけでしょう。
人権や労働条件などは男女対等であるべきです。
でもセックスにおいては「尽くすのが好きだし萌える」という男女もいるわけで、各個人や各カップルによって、嗜好は様々。
なにより、セックスを含む全てのコミュニケーションは 「想像力や思いやり」 が基本ではないでしょうか?
たとえばうちは共稼ぎ夫婦で、家計も家事も分担してます。
「自分はこれだけやってるんだから、あなたがこれだけやらないのは不平等よ!」なんて権利を主張し合ってたら、夫婦関係はうまくいきません。
お互いに「今日は相手が疲れてそうだから、自分がお皿を洗おう」と想像力と思いやりをもって接することで、良好な関係を維持できる。
コミュニケーションは 「自分のことばかり考えず、相手の気持ちを考える」 ことでうまくいくのだと思います。
また、某フェミは「最近の若い男は女を喜ばせる気がない」「自分のことしか考えてない男ばかり」と、草食系やオタク男子を批判しています。
そういう浅はかな決めつけで、私の読者の足を引っぱるのはやめてほしい。みんな彼女を作ろうと必死で頑張ってるんだから。
男女の溝を広げてアマゾネス国家を築きたいなら、よその国でやってくれ。 私はそんな三条友美の『白の黙示録』みたいな世界には住みたくない(あの漫画は面白いけど)
私は素朴な草食系オタクが好みなので、そういう人々と優しく温かいセックスをしてきました。
彼らと裸で本音トークしてると 「セックスしながら『このやり方で正しいのかな?ちゃんと喜ばせられてるかな?』と不安」 とみんな言ってました。
でも 「どうしてほしい?」 と相手に聞けない。
そんなこと聞いたら、白けるんじゃないか、相手も答えにくいんじゃないか、AVみたいで嫌がられるんじゃないか…と相手に気をつかって、聞けない。
フェミのいう「喜ばせる気がない」「自分のことしか考えてない」のとは、真逆です。
そういう自分勝手なのは「ヤレりゃいい」という肉食系のヤリチンに多く、そんな男性は私の記事も本も読まない。
この記事を読んでる女性には「草食系やオタク男性を誤解しないでほしい」と伝えたいです。
また、そんな彼らと付き合ってセックスする機会があったら、 「こうしてほしい」 とみずから教えてあげてほしい。
でもまあ、そういうのって言いにくいんですよね。 女性の側も「ダメ出ししてるみたいで悪いんじゃ?」と相手に気をつかうから。
そんな時は拙書『モタク』を利用してください。ブックオフで安く買ってもらっていいから。
モタクを彼氏に貸して、セックス中じゃない普通の時に「セックス編にこんなこと書いてたよね~」と会話のキッカケに使ってください。
そしていざセックスする時は、自分がしてほしいことを相手にしてください。
じっと彼氏の目を見つめて、愛しそうにキスしたり、優しく髪を撫でたり、ぎゅっと体を抱きしめたり。 すると彼氏は「愛されてる」と実感できて、幸福感を感じるでしょう。
同時に「AVみたいな強引で激しいだけのセックスは違うんだな」と気づくはずです。
男女が歩み寄り、優しく温かく幸せなセックスをできますように…(合掌)
それでは今後、セックスの誘い方や前戯や挿入についても書きます。 質問や意見等あればコメントかメールくださいね。恋愛相談も受け付けてます!
ではでは~(^O^)/
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アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。
著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。
ツイッターhttps://twitter.com/artesia59
著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。
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こういう実践的な性の教育を誰もやってないことで不幸になってる人がどれほどいると思ってんだ。
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