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のんさん のコメント

こんばんは!
私も思い当たるところがたくさんあったのでとても気持ちがラクになりました。わかってるけど心に余裕がないと、つい休むことに罪悪感を感じてしまったりします・・・(^^;)
自己評価がムダに低い自分は、こういう性格なんだからしょうがないといったん認めたほうがラクだと気づきました。そこから幸せを探すようにしてみると、意外と悪くない人生かもと思えることもあります。
でもどうしても時々忘れてしまうので、アルテイシアさんの記事で奮起していたりします。いつもありがとうございます(^^)
No.3
117ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今回の相談者さんは「親から受けた虐待」について書かれています。 「自分の生き辛さは、親との関係に原因があるんじゃ?」と思っている方に読んでもらえれば幸いです。 (当ブロマガは月額108円で読み放題。いろはす天然水より安いので、ぜひ入会してね! ヒーヤンの紹介はこちら→ カリスマカウンセラー、ヒーヤン登場 ) ■ノラさん(20代前半男性)の相談 メルマガを毎週楽しみにしています.アルさんの著書も愛読して恋愛について勉強しています.今回悩みについてアドバイス頂きたくメールしました. 私は最近、仕事で今までの人生を全否定されるような大失敗をしてしまいました.その失敗によって、ものすごい孤独感と絶望感に襲われています. 「自分は価値のない人間だ」「どんなに頑張っても誰も見てくれる人はいないのだ」「誰も必要としてくれないのだ」といった思いが常にあり、物事に集中できなくなってしまいました. それに伴って、とても恥ずかしいのですが、彼女が欲しくてたまらなくなってしまいました.同時に「自分みたいなのが恋愛などできるはずがない、迷惑をかけてしまう」といった気持ちもあって、毎日が苦しいです. 私は容姿が悪いので、今まで彼女がいたことはありません.今まで女性との接点は少なく、女友達も両手で数えることができるくらいです. 好きな人もいましたが「こんなに優しい人はもっといい人と付き合うべきだ」「自分では幸せにはできない、迷惑をかけてしまう」と感じ、告白などとてもできず、遠くからできるだけ優しくしようと思い、そのようにしてきました. そのうち彼女らに彼氏ができて幸せそうにしていると、嬉しい反面、情けなくも感じました. このような経験から「自分の欠点を補うだけの付加価値をつけなければ」と思い、さらに「容姿が良いだけの男を見返してやる」といった思いから頑張ってきましたが、限界に達してしまいました. また、自分は容姿だけでなく性格も難ありなので、余計に難しいなと思います. 基本的に自信はないですし、遠慮しがちでもあります.家庭環境も良いものではなかったので、恋愛や結婚に対してあまり良い感情はないですし、周りの人とは考え方が違うと自覚しており、どうしても及び腰になってしまいます. それならば、近づかないことが相手にあげることのできる最大の愛情なのかなと思います.こんな考えも相手からすれば“重い”ですし…。 恋愛するなら相手を支えなければなりませんし、そうしたいのですが、現状では逆に負担になってしまい、自分の力のなさに腹がたちます. 私はどうしたら良いと思いますか?(人生、恋愛の両方において) 【補足】 長くなってしまいましたが、私の家庭環境や現状にも触れておきます。 父は厳しい人で、よく殴られてタンコブや青あざを作っていました。泣くとさらに殴られるので、押し入れで声を殺して泣いたことを覚えています.勉強ばかりして運動ができない私のことを、父は嫌っていたように思います. また毎日のように両親がケンカしており、幼い弟を見て「自分が家族の分裂を防ぐのだ」と決意して、ずっと家族のバランスをとってきました. そんな努力も空しく、高校時代に親せきの前で「こいつは失敗作だ、子供を作る時はこんな風にならないよう気をつけろよ」と言われ、数年ぶりに涙を流しました.母も何も言わなかったので、同じ気持ちなのだと思います.   母はよくヒステリーを起こす人で、しょちゅう叫び声をあげていました。家を飛び出して数日帰ってこなくなることもしばしばで、父の目を盗み見て、母を探すこともありました. 母が自殺するのではないかと心配して、カミソリを隠したりしていました.今考えるとバカバカしいですが、幼い頃は本気で怖かったのです.そのような性格なので甘えることもできず、辛かった思い出があります.   弟は私とは真逆で、運動ができて勉強はできない人です.弟は家族のことを考えず好き放題する性格でしたが、両親からは溺愛されていました。 私は「私立に行かせる金はない」と言われ公立高校へ進み、「高卒で働け」と言う両親をどうにか説得して国立大学に進みましたが、弟は私立高校から私立の専門学校に進みました.さらに両親は弟にだけスマホや車を買い与えていました。 私は家族に気を遣って生きていくのが辛くなり、県外の大学に逃げました.大学に進学してからも勉強とバイトばかりしていました.「価値のある人間になれば必要としてくれる人が現れるのではないか」という期待からでした. 幸い、学業をいかして就職はできましたが(理系の研究職です)、配属された部署で上司に嫌われて研究にも支障をきたし、鬱状態になってしまいました。過去に挫折は何度も経験しましたが、私を唯一価値のあるものたらしめていた研究での失敗でボロボロになってしまいました.現在は他部署に移動しましたが、夜中に実験して明け方に帰宅する生活をしている毎日です. 【回答】 アル: 私は毒親育ちのAC(アダルトチルドレン)って自覚があったから、いろいろAC本を読んだんだよね。信田さよ子さんの本とか。 それでいうと、ノラさんは典型的なACだと思う。でもACの人ってそれ系の本とかあまり読んでないんだよ。正しい知識や情報がないから「結局、自分が悪いんだ」と堂々巡りになっちゃう。 ヒーヤン: そうだね。たとえば肌荒れしやすい人は「なぜ自分は肌荒れしやすいのか?」と原因を知ることで改善できる。それと同じで「なぜ自分は生き辛いのか、苦しいのか?」とまずは原因を知ることが大切。 アル: てことで、自分なりの知識や経験から話したいと思います。「自分の生き辛さは親との関係に原因があるんじゃ?」という人にヒントにしてもらえれば幸いです。 まず、ACの最大の特徴は 「自己評価が低すぎる」 ってこと。幼い頃からずっと親に否定されて育ったから「自分はダメな人間だ」と刷り込まれてる。だから「自信を持て」とか言われても簡単には持てない。 ヒーヤン: ノラさんはまさにそうだね。両親から心身ともに虐待を受けて、それでも県外の大学に進んで、勉強もバイトも頑張って…客観的に見たらめちゃめちゃ偉い。めったにできることじゃないよ。それに『女友達も両手で数えることができるくらいです』って、十分やん!って思う。 アル: そうそう!「女子と話せないし女友達は1人もいない」って人はすごく多いんだから。 ヒーヤン: ノラさんは「自分はダメな人間、こんな自分に好かれても迷惑」と思ってるけど、周りの評価は絶対に違うよ。文面からも優しくて気づかいのできる人だとわかるし、だから女友達もいるんでしょ。 アル: あと「夜中に仕事して明け方に帰る」って生活も悪いよね。これって鬱になるパターンでしょ。しかも上司に嫌われてパワハラとか受けたら、誰だって鬱になるよ。ならない方がおかしいぐらい。 ヒーヤン: 客観的に見ると、ノラさんはいっぱい美点があって周りに好かれる人だと思う。しかも過酷な環境の中、頑張りすぎなぐらい頑張ってる。でも本人は「自分はダメだ」と責めちゃうのがACなんだね。 自己評価が低すぎて自責感情が強すぎるから。 アル: そう、そのAC由来の「思考のクセ」を変えないと今後もずっと苦しいから。「じゃあ、どうやって変えるの?自信や自己肯定感を持てるの?」という話をすると、  
アルテイシアの相談室
アルテイシア/作家。神戸生まれ。『59番目のプロポーズ』でデビュー。

著書『フェミニズムに出会って長生きしたくなった』『モヤる言葉、ヤバイ人』『離婚しそうな私が結婚を続けている29の理由』『40歳を過ぎたら生きるのがラクになった』『オクテ女子のための恋愛基礎講座』『アルテイシアの夜の女子会』他、多数。

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