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RPタッグディプロマシー 特記事項
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RPタッグディプロマシー 特記事項

2018-02-27 21:00
















    ――チュールベリン全国民に告ぐ――














    ――次の後継者を決めよう――














    ――それぞれの想いを賭けた――

    ――ディプロマシーが始まる――
















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    ・初めに
     皆様、ごきげんよう。卓ゲCHANNELのタベホです。いえ、本日はエッケハルト・バーゼルと名乗らせていただきましょう。突然ですが、こちらの動画はご覧になられたでしょうか。



     A24様の作成された、ロールプレイタッグディプロマシーのPVでございます。本日は、こちらの動画をご覧になられた方へ向けた文章をお届けします。少々長文になりますが、お付き合いいただきますようよろしくお願いいたします。



    ・RPタッグディプロマシーとは
     今回の企画である、ロールプレイタッグディプロマシーとは。読んで字の如くではありますが、ロールプレイをしながらタッグでディプロマシーを遊ぶという企画でございます。非常に単純明快な企画であり、ディプロマシーというボードゲームをご存知の方ならばこの字面だけで、そうでなくとも上記の動画をご覧いただければ、この企画の概要は掴めるといった物でしょう。よって今回特記するのは企画の詳細、主に各地域の特徴等といった設定を掘り下げて紹介したいと思っております。ニッチな需要を求める方のみ、お付き合いいただければと思います。



    ・あらすじ
     舞台はファンタジー世界、ヨーロッパによく似た形をした1つの大きな国での出来事。ある代の王は各地域で子供を作り、それぞれを統治させて国土全体を安定させていたとか。しかしそんな時代も長くは続かない。自国の繁栄。隣国との拗れ。様々な想いから、大陸は戦争勃発の寸前にまで差し迫っていた。
     そんなある日、国王はある伝令を各領主に伝える。『後継者争いは私の管理の元で行う。某日、首都王城まで参上せよ』
     王の管理の元、執り行われる後継者を選定するゲーム。それがディプロマシーであった。それぞれの想いを賭けたディプロマシーが始まる。



    ・人物等紹介
     人物等の詳細を記述する前にそもそもディプロマシーを紹介はしないのか、といった意見が予想される。しかしこれをここで記述する事はあえてしない。何故ならば、この企画のメインディッシュはプレイヤー達のロールプレイ。これらに纏わる情報以外を記述するのはナンセンスである。従って、ゲームのルールについて詳しく予習したい者は、各自文明の利器を用いて対処していただきたい。
     それでは、順に紹介を始めよう。



    ・竜胆
     
     竜の胆と書いてその名を「りんどう」と読む国。ムラマサという名の獣人が領土を治める。ゲームでの担当国はイギリス。

     ムラマサ(PL:A24)


     竜胆の領主。人種族に対するコンプレックスが大きく、彼らから受ける差別を解消したいと考えている。人でない種族が国の頂点に立つことでこの国を変えることができると考えゲームに参加。
     性格は一本気、
    真っ直ぐで正直。しかし戦略・戦術には長けており、将軍としての腕もたつ。

     スミレ(PL:梵人)



     本名はジニア。とある亡国出身。家や家族を失くした後、海賊に拾われ以降は海賊として生きる。竜胆の領海を牛耳っていたが、現当主のムラマサに討伐される。ムラマサから腕を見込まれると同時に自身もムラマサという人柄に惚れ込み以後仕えるようになる。



    ・ゼォ

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     綴りは”X ÆO”。国土の実に9割は山林や渓谷が占めており、文明の気配が無い。残り数パーセントの領地に竜の社会が形成されているが、外界との交流は皆無であった。ゲームでの担当国はドイツ。

     リン(PL:mega)



     良くも悪くも真っ直ぐな性格をしている。一人称はオレだが、歴とした少女である。少し前までは母親が世界の中心であったが、反抗期を迎えようとしている。

     ゼォ=イール(PL:タラチオ)




     現”龍王”。中心部にてゼォ全土の竜を統治する首領。国王との間に生まれた我が子を、不器用ながら大切に育ててきた。
     人間との関係が悪化している今、悩みの種はつきない。



    ・ジークライト


     雪に包まれた広大な国。先王が謎の死を遂げ、今の王が即位した直後である。ゲームでの担当国はロシア。

     ルカ・ジークライト(PL:ユニ)


     即位したての少年王。穏やかな性格であまり争いを好まない。権力にはそれほど固執していないが、自国や国民たちを愛しているため今回の権力闘争に参加する。
     王族としての教育は受けているが、政治や外交に関してはギリアンに頼ろうとしている。寒がり。

     ギリアン・アリオーテ(PL:テラゾー)


     本名はギル・イヴァン・ザザ。16年前、現国王に滅ぼされたザザ王家の末子で、元王子。
     ザザが蹂躙される際、愛する姉と現国王の間に生まれたのが領主であるルカであり、姉はザザ王家存続のために子を成しまもなく死去。そこに愛がなかったことを知っているギリアンは甥であるルカ以外の王家の人間に対して復讐心を持っており、ルカに王位を継承させることが王権に対する最大の復讐と考えている。
     竜胆のスミレとは何やら関係が・・・??



    ・アールベルク帝国

     東に君臨する軍事国家。数百年に渡り、純潔の人間のみが軍の統治と政権を掌握している。国民のほとんどが人間であるため、他国の亜人に対する偏見がやや強いとされる。ゲームでの担当国はオーストリア=ハンガリー。

     フランツ(PL:ちゃげぽよ)


     アールベルク帝国軍・第8代将軍。
     歴代将軍とは違い、亜人との協調路線を掲げる若き指導者。亜人と人間による統一国家を実現するべく『軍事力による平和』を目指す。

     クロイツ(PL:奏音69)


     アールベルク帝国軍・軍師参謀。
     現将軍の双子の兄。継承権は自ら弟に譲り、サポートに徹している。常に敬語、笑顔を浮かべ、何を考えているかわからない。
     伝統的なアールベルク軍人らしく、亜人に対する偏見は今も強いため、現将軍と意見が相容れないこともある。



    ・Paphio(パフィオ)

     連邦国の西に位置する亜人の多い国。マリの「人間、亜人問わず学べる学校を作りたい」という願いから権力闘争に参加。ゲームでの担当国はフランス。

     マリ・アモン・ベルリオーズ(PL:四季咲)

     羊角が特徴の獣人とのハーフ。
     大魔女の娘であり、彼女自身は薬学等に長けている。己の魔力でふわふわと浮きながら移動している。
     表には出さないが、周りから刷り込まれた『人間は短い命しか持たないため、目先の事ばかり考える』という思想から、亜人主義的な所がある。

     ヤーナ(PL:ぱんちゅ)

     マリの母の代から仕えている獣人。マリとは「ばあや」「姫様」と呼び合う仲。メイド長でもあるので家事やメイドの総括は得意だが、てーぶるげーむはさっぱり。
     こう見えて齢210のロリババア。



    ・ウルクル

     国の南東に位置する遠方の領土。比較的温暖な気候かつ、東側に続く他国との境目に立地していることもあり、よく言えば自由な、悪く言えば煩雑な気風。ゲームでの担当国はトルコ。

     エレン・ウルドゥール(PL:しぐれなお)

     女装の青年。7人の後継者のうちの一人。
     国王の勅令により領主となる以前は、一平民として生活をしていた。領主の子息と露見し、普通の生活が送れなくなると危惧した母親により女物の服を着せられ、現在でもそちらの方が落ち着くからと女性の格好をしている。

     サファク(PL:夜宙椎華)

     亜人差別を受け、奴隷として売られていた男の子。エレンが統治する前の領主から仕えており、召使いとして城で働いていた。
     エレンが統治するようになってからは奴隷であるにもかかわらず友人のように接してもらい、名前も付けてもらった。サファク(Safak)とは、ウルクルの言葉で『夜明け』の意味を持つ。



    ・ヴィクセンブルフ王国

     アールベルク帝国と国境を重ねる水の都。亜人や種族の違いによって生み出される諍いや争い事を止めるべく参戦。ゲームでの担当国はイタリア。

     アムネス・F・ヴィクセンブルフ(PL:ちのたろ)

     真っ直ぐな性格で人を疑わない優しい人物。本人は威厳を持って接しているつもりだが、国民からはゆるキャラ的存在として親しまれている。
     自分にはできない事ができる弟に非常に強い信頼を抱いている。
     母が時折作ってくれるミートパイが大好物。

     カルロ・F・ヴィクセンブルフ(PL:みんくす)

     アムネスの弟。母親を愛しているため、母を真の王族の家系にしたい。
     兄の事は嫌いではなく、自分にとって唯一の兄弟として愛しているが、国という大きなカテゴライズで見た時、自分にとって邪魔な存在であると思っている。
     兄に王族を継いでもらい、その兄を殺すことでこの世界を制することを企んでいる。



    ・まとめ
     さて皆様、如何でしたでしょうか。各国の事情、表側から裏側までご覧いただきました。所謂、”推し国”は見つかりましたでしょうか。3月3日の放送当日は、皆さんも各地域の国民になったつもりで放送にコメントしていただけますと盛り上がる事でしょう。
     それでは皆様、また後日、国営放送でお会いしましょう。





    1901年 冬の某日 エッケハルト・バーゼル 著
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