• このエントリーをはてなブックマークに追加
大魔神のアンテナ 相場の天気図を描いてみました
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

大魔神のアンテナ 相場の天気図を描いてみました

2019-01-16 01:10


     NY市場は1月3日に大きく下げてからここ続伸して、直近の動きで12月の戻り高値(25980.21ドル)から12月の安値(21712.53)の半値戻り(23846.37ドル)達成した。ただ、日経平均では12月の戻り高値(22698.79円)から12月安値(18948.58円)の半値戻り水準は20820.68円ですが、まだ戻り切っていないが、今回の戻りの目度としては、この辺と考えています。

     また、マザーズ市場はすでに半値戻りを達成しました。動き的にはNYダウと同じような動きを示している市場です。

     そして、この戻りを演じている株式市場にあっては、前回も指摘したように、期間的な調整も必要であり、上げ下げを演じながら下値を試し、底入れ確認をする。


     予想天気図ですが、3―9月期銘柄、6―12月期銘柄の決算発表が始まる前の来週中の戻りを演じた後、決算シーズン中の1月後半から2月中旬中に2番底を試す動きになると予想しています。世界景気後退での中で、決算内容の悪さが実態として、株価に反映されると予想しています。
     その後は悪い材料を織り込んで下値模索の展開になる。3月の後半より、上昇の兆しが見えてくる。そんな天気図を予想しています。


     下値については、昨年の12月26日の18948円がポイントになる水準です。2番底は、通常であれば、1番底の水準よりも同値かそれよりも高い値段になります。


     また、気になる指数は、「米国VIX指数」です。
     NY市場が戻りを演じておりますが、依然と高い水準で推移していることです。昨年2月の時も急上昇しましたが、期間的に短い期間で正常値に戻りましたが、今回は10月初めより上昇して以来未だに(20ポイント前後で推移している)危険ゾーンにあることです。

     投資家の心理状態が「負」の領域にあると言うこと。いつ、また、大きな下落があることも想定していることになります。


     この米国VIX指数が15ポイント以下になるまでは、投資家の心理が改善されたとは言えないので、今後もこの指数の動きはウォッチして頂きたい。


    (大魔神)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)
    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。