• このエントリーをはてなブックマークに追加
令和日本経済の行方:その14(1,703字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

令和日本経済の行方:その14(1,703字)

2022-09-27 06:00
    日本は地政学的にいえば地球の「真裏」に位置する。あるいは「へそ」といえるかもしれない。そこに、地球の内部とつながる「穴」が空いているからだ。
    そして人間のへそは、それを守るため、周りの肉が盛り上がっている。その盛り上がった肉に相当するのが、日本列島というわけだ。

    日本列島は、南側に巨大な海域を持つため、古来より漁業が盛んということがある。が、それより重要なのは、蒸発した水を大量に含む暖かい風――つまり雨雲が、障害物なく流れ込んでくることだ。南から雨がやってくる。

    その雨が日本列島を背骨のように貫く山脈にぶつかって、流れ落ちる。雨は、山肌の鉱物をたっぷりと押し流すから、裾野の辺りは自然と栄養価が高くなり、植物が容易に繁殖する。

    植物は、主に日光、水、鉱物の三つの要素で生育するが、これを最大限摂取できる環境が日本である。そのため、日本には多種多様な植物が世界に類を見ないほど繁茂する。そんな世界
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。