菊地成孔さん のコメント
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<12月18日(月)>
うおっとっと年内最後の完全 OFF DAY だったんで、ちと疲れてたんですけど買い物に行きましたよ。買い物に対しても、昔みたいに、「舞い上がるような」喜びは無くなっちゃったなよあ。でも、これは天国から地獄とか、歓喜から虚無とかいった転落劇ではない。渋さを楽しんでいます。これが加齢の最大のギフトだと思いますなあ。
要するに世界が全てが艶消し(つやけし)の燻銀(うるしぎん)になってきた。静かです何もかもが。若かった何もかもが、あのスニーカーはもう捨てたかい? こんな季節が来るなんてねー。だからそのうちきっと買いますよ和装。60あたりから和装。合格間違いなしの超ダッセー感笑(←僕がダサいんであって、和装はダサくない。一番カッケーの買うけど)
でも良いの。普通のことをして生きていたい。どうせそう思っても、そうならないんだし笑。おすすめの店、もしくは和装屋さんで僕に似合うようにあつらえてくれそうな方、ご連絡ください。紬、お召し、小紋、黒紋付き5セットぐらい揃えるので。しかも30分かからない。僕の買い物の速さたるや。
っていうか、せっかくだから買い物の最後に寿司屋で締めることにした。「文久年間から続く、東京最古の老舗」という惹句でお馴染みの、九段にある「寿司政」さんは、小学校の頃に二~三度「修行のため」に連れてゆかれたことがあり、こないだ谷王との対談で使わせて頂いたので、この度プライヴェートで来のであります。
ヤクザに見えればまだ良いんですけど、首の傷はいま、医療技術の発展によって、1〜2年で消えちゃうんですって。昭和は、手術の傷なんて一生残るもんだったのにね笑
「でっかい、お爺さん用のガラケー」は僕も笑いが止まりません笑、倒れた時用の、緊急連絡のボタンがついてるの笑
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