妙佛のちょっとアブナイブログ
美人死刑囚の犯罪:美女を復讐の夜叉に変えた闇社会のボス(閲覧注意)
女性の死体
これは1990年代の初頭に河南省新安県で発生した事件である。
当時新安県にはすでにアルミニウム鉱山があった。
その鉱山長の娘が山中で惨殺されたのである。
遺体の服は破られ、両足を強引に広げられた姿勢であった。しかもガソリンをかけて焼かれていたのである。
この事件の3日後のことである。
曹琳琳という女性が地元の看護師に「鉱山長の娘を強姦に見せかけて殺した」という話を自慢げに語ったという。
話を聞いた看護師は自分の母親にその話を伝えた。
驚いた母親が警察に通報したため、警察は直ちに曹琳琳の身柄を拘束した。
尋問の結果、この事件の首謀者は任雪という女性だった。
任雪は曹琳琳の友人である。
ふたりとも鉱山長の娘と面識があったようだ。
事件当日、曹琳琳が鉱山長の娘を山中に誘い出し、待ち構えていた任雪とふたりで鈍器で殴ったという。
その後、被害者の服を破るなどして強姦殺人に見せかけようとした。
その途中で死んだと思っていた被害者が意識を取り戻して大声をあげたので、被害者が動かなくなるまで石で頭部を殴り、完全に殺害したのである。
その後、用意しておいたガソリンをかけて遺体を焼却したという。
この事件の首謀者である任雪こそが中国では非常に名高い美人死刑囚なのである。
事件の背景
任雪はなぜ鉱山長の娘を殺害したのか?
その動機が異様なのだ。
任雪は鉱山長による性的な犯罪の被害を受けていた。しかし鉱山長は土皇帝(その土地の皇帝)と呼ばれるほどの闇勢力のボスであった。
任雪個人はもちろん、任雪の家族も鉱山長を恐れていた。任雪は鉱山長を恐れて公安に通報することができなかったようである。
鉱山長は硬軟取り混ぜた方式で任雪を支配していた。自分の言うとおりにしていれば条件のよい仕事を与えるという約束もしていた。ただしその約束は守られていない。
このような状況であったから任雪は鉱山長に恨みを抱いていた。
しかしこれ以上に我慢の限界を超える出来事があったのだ。
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コメント
コメントを書く拝読しました👍
>>1
私は思うんです。中国は中世の時代で止まってしまっているように思います。
これが現代であれば本当の意味で、そして日本であれば決して許されてはならないけれども、情状酌量の余地もあるそのように判決や下されてしまうような気がします。いいか悪いかはともかく、そして日本は本当に平和なんだなってそしてこういう時代を過去に経験しているのかもしれませんね。もしくは他国を教材として同じことを繰り返さないように作って言ったのかもしれませんね。さすがにも自分は涙を感じてしまうのは、やっぱり自分が甘きかかも死ねません。
文章がとても面白いですね。情景が浮かんでくるような描写力と、伏線を残しながら先を読ませる構成は、普段の映像にも活かされていると感じました。妙佛氏の才能に嫉妬。