カリンさん のコメント

はじめまして。コメント失礼します。こちらの素敵なシナリオで、身内で遊ばせて頂きました。そのリプレイ(文)をpixivにのせたいと思っていますが、よろしいでしょうか?
No.2
50ヶ月前
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※この記事は、 怪談TRPG部(仮) のオーナーである、こまつまつこさんが書かれた文章を、掲載許可を頂いた上で、加筆修正したものです。 ※トピックやNPCの秘密、マスターシーン等、多大なネタバレを含んでいます。 シナリオ作成者:川村人志/逆さ吸血鬼 インセイン オンラインセッション 「面影島 奇 譚」 http://www.nicovideo.jp/watch/sm22395438 一人PC専用シナリオです。 怪談TRPG部は多忙な人が多く、PLが集まらないことが多々あります。 「だったら、一人PC専用シナリオを作れば、俺ともう一人がいればOKじゃん」 という安易な発想で作ったのが、このシナリオです。 ニコ生でプレイ実況をしましたが、予想以上に好評で、作った甲斐がありました。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― (2017/2/11追記) 指摘されて、このシナリオに予告がないということに気付きました。 私がGMをやったときに使用したものは以下の通りです。 このまま使っても構いませんし、自作しても構いません。 島に行って、同級生に会って、何とか島から出よう、ということが分かれば、何でも構いません。 予告 天涯孤独の女性が降り立ったのは、故郷、面影島。 波の音。薄靄。同級生だった女。 彼岸の如き静寂に包まれたこの島で、いまだ根付く風習、お隠れ様。 二人ぼっちの世界で、面影島の秘密と記憶が紐解かれる。 「面影島奇譚」 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ・トピックツリー 面影島→漂着→洞窟    →お隠れ様→ルール (詳細は後述の<<トピック・海堂渚ハンドアウト>>の画像参照) ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<オープニングフェイズ>> ・マスターシーン 「港に降り立つ」 「こんな時期にここに来るなんて、随分珍しい人ですな」船長が言う。 早朝。冷える。薄靄。港には、古い漁船が並ぶ。一人の人影が立っていた。 PCを見ると、その人が微笑んで言う。「久しぶり」 海堂渚と名乗る。PCの小学生時代の同級生だと言う。 調査判定の対象に「面影島」が追加される。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<メインフェイズ>> ・マスターシーン 「初日の夜」 開始条件:サイクル1終了時 PCが寝ていると、外が騒がしくなる。足音、光。それと共に、強烈な潮の香りと腐臭が漂う。 窓の外を見る? →はい  大勢の人影が、道を歩いているのが見える。皆同じ方向に進んでおり、何人かは松明を持っている。  明かりがあるにもかかわらず、彼らの顔はまるで影のように真っ暗で、細部を見ることはできない。  行進は、口々に「お隠れ様、お隠れ様はどこだ」とつぶやいている。→《情景》で恐怖判定。 →いいえ  特殊イベントなし。 →はい/いいえ共通  側に海堂がいる場合、隠れるように言われる。側に居ない場合、あれらに見つかってはいけないという直観が働く。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「蔵の記憶」 開始条件:お隠れ様トピック開放時 PCの脳裏に、幼いころ、この島に住んでいた日の記憶が蘇る。 自分は蔵の中、小さい体でしか入れない隙間に隠れており、恐怖で震えている。 遠くからは、「お隠れ様はどこだ!」という叫び、怒号。 数人の気配が蔵の中に入ってくる。足音。殺気。 《物陰》で判定 →成功  PCは、侵入してきた人物の顔を見ることに成功した。  それは、いつもPCに優しくしてくれた隣の家のおばあさんだった。  他にも、いつも魚をくれた漁師のおじさん、柿を育てているおじさんなどもいた。  皆鬼のような形相で、必死に自分を探しているようだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「島の現状」 開始条件:洞窟トピック開放時 洞窟へは、港から島の外周を大きく回れば行けるということを、PCは知る。 この時点で、島の中でまだ見ていないのはこの洞窟だけだろう。 →洞窟に行く  入り口の水深は膝下程度だが、潮が流れこんでおり、油断すると倒れてしまいそうだ。  中をライトで照らすと、洞窟奥に、おびただしい数の白骨化した死体が積み上げられている。その中に、ちらほらとまだ肉を残したものもあり、腐臭が立ち込めている。  白骨死体には衣服が残されている。もし夜現れる行列を見ているのならば、あれらが身につけていたものと同じであることが分かる。 「そうだよ。夜のあいつらの正体はそれだよ」海堂が嫌悪を込めた口調で言う。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「新聞」 開始条件:サイクル3終了時 PCと海堂が、集落を歩く。お隠れ様のため、島民の姿は見られない。 道路や家の壁のあちこちに、新聞が転がりへばりついている。 《整理》で判定 →成功  それらの新聞に書かれた日付が全て、PCが島を出てから一週間後のものであるということが分かる。  それらの新聞は、潮の香りがこびりついており、鼻の奥にいつまでも残り続けるようだ。 →失敗  古い新聞だということは分かるが、それらから共通点を見出すことはできない。 ――――――――――――――――――――――――――――――――  (セッション中にアドリブで追加したイベント) 「牧場の牛」 開始条件:既にPCが灯台に行っている状態で、PCが牧場に行く PCと海堂が、牧場に行き、牛を眺める。 草を食む牛の様子に、違和感を覚える。 《記憶術》で判定 →成功  牛の立っている位置が、以前灯台で見たときの位置と、寸分も違っていないことに気付く。  牛の口元をよく見ると、草を食べたあと、ビデオの巻き戻しのように、完全に逆回しで草を地面に戻している様子が分かる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<クライマックス>> 「お隠れ様の明ける日」 開始条件:サイクル5終了時(クライマックスフェイズ) 海堂が、沖を見る。「お隠れ様が明ける」 日蝕。朝日が影に飲み込まれ、夜のような闇に覆われる。 (メカニズムとして太陽が真上まで昇ってないと皆既日食にならないみたいだが、島の意志と怪異たちがPCを殺すための緊急対応として、擬似的に夜を作り出しているという感じでお願いします) 直後、地響きのような大勢の人間の声。集落の家々の扉が開け放たれ、磯の香りと腐臭の混じった、ぐずぐずに腐れ切った人間の成れの果てたちが現れる。《死》で恐怖判定。 →戦闘  イベント戦闘。PCは海堂に促され、港へと走る。その日は、約束通りならば本土へ戻るための船が来ているはず。死者たちは、PCを逃すまいと港への道を塞ぐため、島を大回りして移動しないといけない。  関門を3つ用意する。指定特技で判定し、成功したら関門突破。失敗したら1点ダメージ。  それぞれ生命力が4点、2点、0点になったら、自動的に関門を突破したとみなす。関門突破時に生命力が0点だった場合、バッドエンド。1点でも生命力が残っているならば、トゥルーエンド。  関門1:《追跡》追いかけてくる死者を振り切る。  →失敗   追いすがる死者に体を掴まれ、転倒する。  関門2:《乗物》車に乗り、島を駆ける。  →失敗   エンジンがかからず、死者に追いつかれる。  関門3:《破壊》車が袋小路に追い込まれる。行き止まりは分厚い板でできており、細くひび割れている。車に備え付けの斧があれば、ひびを広げて人間が通れるほどの穴にできそうだ。  →失敗   破壊に手間取り、死者から攻撃を受ける。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<エンディング>> 「バッドエンド」 条件:クライマックスフェイズ終了時、生命力が0点だった 気が付くと、PCは自宅の前にいた。見慣れた風景。しかし、何かが違う。 《におい》で判定 →成功失敗問わず  磯の香りがする。腐臭もする。 家の表札には、「海堂」と書かれている。ポストに突っ込まれたはがきの宛先にも、自分の免許証にも、海堂渚と書かれている。 PCは、意識を失う直前のことを思い出す。海堂が言った「絶対に助ける。この身に代えても助ける」 自分は死に、海堂渚という存在と同一化したことを知る。 視線を下に向けると、自宅の玄関に向かって、濡れた足あとが続いていることが分かる。扉の向こうからは、大勢の気配と、外とはケタ違いの濃い腐臭が漂ってくる。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― 「トゥルーエンド」 条件:クライマックスフェイズ終了時、生命力が1点以上だった 命からがら船に乗り込む。死者たちが見えていない船長は、PCの必死の様子に気圧されながら船を出す。 視線を島へ向けると、死者たちが恨みのこもった目でこちらを見つめる。その中で、一人安心しきった笑顔を浮かべる海堂。 地響きのような音と共に、死者たちの姿が崩れ、奥へと腐肉をまき散らしながら消えていく。まるで、津波に飲み込まれているかのようであった。 いつの間にか、手に何か握っているような感覚を覚える。開いて見てみると、海堂が小学生の頃に愛用していた、小さな腕輪があった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<NPC>> PCがゾーキングで海堂渚について調べた時、海堂渚のハンドアウト(秘密以外)を公開する。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<面影島地図>> ―――――――――――――――――――――――――――――――― <<トピック・海堂渚ハンドアウト>>