それを見込んで誕生したと思われるのが、今回紹介する『JUC600 アンドロイド・ミラー』である。
Android端末の画面をウィンドウズPCのデスクトップにミラーリング表示し、その画面をPC上で拡大や回転ができるガジェットだ。しかし、これだけだと「何に使うんだろ?」って感じだし、どっちかというとバカアイテムって感じしかしない。一応、Android端末のゲームをPC上の大画面で操作できるとか書いてあるが、そのためにこれを利用する人は少ない気がする。
それよりも特筆すべき機能は、Android端末をPC側から操作できる点だろう。PCのキーボードとマウスを使って操作できるだけでなく、PCとのデータ相互転送もできるらしい。PC上でコピペとか簡単にできるみたいなので、Android端末内にあるアドレス帳の整理とかには便利かもね。
ってことで、Android上でしかできない作業がある場合にこそ、その利便性を発揮するだろうと思われるガジェット。今後、こいつが活躍する場が出てくるほど、Androidの利便性が上がることを期待したいものである。
■今週のガジェット■
『JUC600 アンドロイド・ミラー』
USB経由で、Android端末の画面を、PCのディスプレーにミラーリング表示する。端末に電話やメールの着信があると、PC側にも表示する機能も搭載している。
↑形状はUSBケーブルそのもの。PCに挿しこむ側に専用ソフトが内蔵されている。
発売 J5 create(関連サイト)
実売価格 4000円前後
■今週の近況■
Androidの個人情報収集アプリは、不起訴処分か。逮捕してみたものの、利用時に一応同意画面が出ているので、ステルス的に情報を抜く的な意図までは立証不能と判断した様子。ま、逮捕が拙速だったってことね。しかし、警察も最近ネット関連事件の勇み足が多いよな……。
※この連載は週刊アスキー2013年2/19号(2013年2月5日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。
●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』