堀江貴文のJAILぶれいく  iRobotのおそうじロボ『ルンバ』を筆頭に、海外家電メーカーから、日本の家電メーカーがウカウカしていられないような商品が続々と発売されている。今回紹介するサムスンの『GALAXY Camera』は、まさにそんなデジガジェだ。
『GALAXY Camera』
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 今年の8月に発表されたこいつは、本体にアンドロイドを採用したカメラ。実は今までにもアンドロイドを搭載したカメラはあったのだが、GALAXY Cameraは高精細マルチタッチ液晶にクアッドコアCPU、WiFi通信はもちろん3GやLTEのSIMスロットまで備えている。これなら、直でクラウドにデータ保存ができるだろうし、写真の中にジオコードなども書き込めるだろう。これぞアンドロイドの機能をフルに生かしたデジカメだ。

 外観的には携帯電話にカメラのレンズがくっついた感じで、今あるコンデジとそんなに変わらない。が、レンズは光学21倍ズーム、裏面照射型16MピクセルCMOSセンサーなどなど、とにかく無駄なくらい高機能。扱いやすいようにと、ズームなどの物理キーも付いているらしい。

 まぁ、携帯にカメラが付いているのだから、頭を柔らかくして考えれば、正直誰でも思いつく商品だとは思うが、この振り切っている感がイイ。思い切りのよさが垣間見える。日本のメーカーにも、こういう尖ったデジガジェをつくってもらいたい……と思っていたら、ニコンから登場してうれしいかぎりだ。

■今週のガジェット■
GALAXY Camera

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 8月に開催されたIFA2012でサムスンが発表した、スマホとカメラの長所を生かしたAndroid 4.1搭載のデジカメ。日本での発売は未定となっている。

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 4.8インチのディスプレーを採用。全面タッチパネル仕様で、スマホ感覚で操作できる。

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 上部にシャッターや、ズームダイヤルなどを備えている。

発売 サムスン(関連サイト)
価格、発売時期未定

■今週の近況■

低価格ストレージサービス『Amazon Glacier』をアマゾンが開始。AES-256暗号化、99.9パーセントの年間平均耐久性など信頼性の高いクラウドバックアップだ。月額0.01ドル/GBで初期費用なし。こういうものを打ち出す点が、たんなる小売業者と違うアマゾンの強さだ。

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※この連載は週刊アスキー2012年10月23日(10月9日発売)に掲載されたもので、堀江氏の意見をもとに編集・再構成したものです。

●関連サイト
堀江貴文オフィシャルブログ
『六本木で働いていた元社長のアメブロ』

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