逆のケースもありますね。酔っても顔に出ないから周囲が「大丈夫そうだ」と思っていたら、かなり泥酔していたというパターンも考えられる。
自分のペースで飲む、どれぐらい酔っているかを自分で把握することは、大人のたしなみとしてとても大事です。とはいえ、それが簡単にできたら苦労はしない。「あい! 酔ってましぇん!」とベロベロ状態で叫ぶ酔っぱらいの方もいらっしゃるわけです。思ったより酔っていた、まさか二日酔いになるとは……などと、見苦しい言い訳に終始する人は結構います。
では、酔っているかどうかの判別、どれぐらい飲んでもいいかの判断を、機械に任せてしまってはどうでしょうか。「学習型アルコールガジェット TISPY」です。
息を吹きかけて測定するアルコールチェッカー一言で言えば、学習するアルコールチェッカー。いままでのアルコール検知器はただアルコール濃度を測るだけの機器でしたが、TISPYはユーザーにあわせて学習していくのがポイント。「これだけ飲んだ」というのが数字で把握できるのみならず、「これだけ飲むとあなたは翌日ツラくなる」と教えてくれるのです。
お酒を飲む際、TISPYに息を吹きかけることで、呼気中アルコール濃度を測定し、データの蓄積を開始します。翌日、「二日酔いになったかどうか」を入力すると、TISPYが学習。この繰り返しで、ユーザーにパーソナライズされます。
使えば使うほど学習し、次回、二日酔いになる前にお酒を抑制するお知らせを出したり、酔いがさめるまでの時間も予測してくれる優れもの。
二日酔いしたかしないかを学習し、最適な飲酒量を把握 このような4つのステップで飲み過ぎを防ぎますまた、無線LAN機能付きSDカード「FlashAir」をセットすると、スマートフォンと無線接続でき、AndroidとiPhoneに対応した専用アプリとの連動が可能になります。アプリでは「休肝日」や「酔いさめ予測タイマー」を設定できます。
測定結果の表示、データのログの閲覧はもちろん、酔いが覚める時間を予測するタイマーもあります様々なお酒の席でスマートに取り出せる、落ち着いたデザインもグッドです。あんまりメカメカした外見だと浮いてしまいますが、これならバーのテーブルに置いても違和感ないデザインではないでしょうか。
また、二日酔いを防ぐのみならず、周囲にも「私はこれだけ酔ってます」と周知できるのもポイント。顔が赤くなかろうが、酔ってませんと自己申告しようが、TISPYの測定結果をみれば一目瞭然。
「もう飲めません」とTISPYを見せれば、一緒に飲んでいる人も「これは「切り上げ時だな」納得しやすいですね。周囲からしても、「本人はまだ飲めると思っているかもしれないが、TISPYの表示を見るとどうもあやしい」と飲酒のストップがかけやすいのもメリットかもしれません。
単4乾電池×2本で作動し、本体サイズはおよそ幅70×奥行き70×高さ18mm(キャップ部分除く)。重量はおよそ100g(電池含む)。なお、飲酒後の運転可否の判断には使用できません。酒気帯び運転は絶対にしないでください。
価格は1万3500円(税込)。自分のペースでお酒を飲むための心強いパートナーです。ぜひチェックしてください。