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喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?
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喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

2014-05-23 20:00

    学習期間2週間足らずで3Dプリントに挑戦

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?  前回に引き続き、『Shade 3D』での3Dプリンター向けのデータ作成に挑戦。「オリジナルのゲームキャラをつくりたい!」と思い立ってから本連載までにかけられる時間は正味2週間足らず。誰もが「絶対無理だよ」と冷ややかに見守るなか、なんとか簡単な模型が完成!

     Shadeの開発会社さんの門戸を叩き、以来、解説書を頼りに独学で挑み、完成させたのは愛犬・メイちゃんのフィギュア。解説書の通りにつくっていったものを、メイちゃんに近づけるべく引っ張ったり伸ばしたり、耳を付けたりとカスタマイズ。さらに艶を付けたり、影を付けたり手順通りに作業を続けて、ふと気づいたのが解説本は3Dグラフィック用の手引。影を付けたりしても3Dプリンターで出力するのには意味がないことが発覚! さらにもうひとつ大事なことが、立体模型では“立つ"ということを意識しなければならないということ。二次元のグラフィック上では身体のバランスを考える必要がなくても、3Dプリンターで出力したフィギュアというのは重力には逆らえないのです!

     というわけで、そこからはメイちゃんがちゃんと自立するように足の位置を考えたり、“バランス”を整えるための試行錯誤。これがいちばん難しい、経験の必要な作業かもしれません。とりあえず完成したデータをShadeの開発会社さんへ送り、データを修正していただき、3Dプリントサービス会社のアドウェイズ・ラボットさんとDMMさんに出力を依頼。そして完成したものを見て納得。二次元で3Dモデルをつくるだけなら隠れてしまって誤魔化せる線の重なった部分など3Dで出力すると問題が生じてしまったり。そのあたりが課題と自覚。今後、勉強していきたい目標です!

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    ↑作成した3Dデータは、Shadeの開発会社の担当の方に修正を依頼。プロの目で見ると、やはり不要・不備なデータが多く、複数の球体を重ねて構成した今回の作品は、同じ位置に複数の物体が重複していた例が多かったとのこと。

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    ↑現実には成立しないのでエラーとなってしまうため、それらをマージして1つの物体にする修正を中心に行なっていただきました。

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    ↑アドウェイズ・ラボットに依頼した家庭用プリンターによる出力過程の1コマ。徐々に姿が露わに!

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    ↑プラスチックの樹脂が噴きつけられ、徐々に形が出来上がっていきます。

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    ↑完成した自作のフィギュアとご対面。黄色のフィギュアはあえて“バリ”を削らずに残してもらい、よーく観察して研究。

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    ↑DMMの業務用高性能3Dプリンターでも出力。より高精細かつ、メンテナンスや削る作業も不要。

    グラフィックとは似て非なる3Dプリンターのデータ作成

     一口に3Dと言っても、グラフィックと3Dプリンター用では最終形と用途が違うもの。3Dプリンターでは3Dデータが描けるだけでなく、重心などのバランスを考える必要もあり、そこが肝心。

    ■プロフィール

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    オタクなグラビアアイドルとして活躍中。男装ユニット“風男塾"のメンバーとしても活動し、最新アルバム『POWER OF WIND』が発売中。ニコ生『ドタバタ☆きゃんち』(毎月25日ごろ配信)などにもレギュラー出演。詳しくは公式ブログをチェック!

    今回使った製品
    Shade 3D Basic ver.14
    ●イーフロンティア
    ●直販価格 9000円(ダウンロード版)

    撮影協力 アドウェイズ・ラボット(DELMO)、DMM.com(DMM.make 3Dプリント)

    週刊アスキー980号のテストレポートでは、ほかにもこんなことやってます

    喜屋武ちあきがShade+3Dプリンターで作り上げたものとは?

    ひんやりデザートが作れるフローズンマシン
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    手元に置いて、こまめにササッとお掃除を
    ハンディークリーナー
    レポーター●中村公彦

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    15インチで4Kってすてきすぎるので買いっ!!
    dynabook T954
    レポーター●宮野友彦本誌編集長

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