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みなさん、こんにちは。いまは週刊アスキーの吉田でございます。さて、iOS8ではサードパーティー製のキーボードアプリが解禁になり、ATOKやshimejiなどの有名どころのほか、手書き入力が可能なmazecなど、さまざまなアプローチのキーボードが登場しました。
とはいえ、日本語向けのキーボードアプリというと変換精度がキモなので膨大が語彙を収集した辞書ファイルが必要ですよね。つまり、個人開発者が参入しづらい分野なんですが、このたび変換精度とは異なるコンセプトのアプリが登場しました。
『S.C.K』は、省入力に特化したキーボードアプリ。利用するには、『設定』アプリの“キーボード”から“SCK”を選びます。
『S.C.K』をインストールすると設定用アプリがホーム画面に登録されるので、こちらを起動してみましょう。Temp1〜Temp6の6つに任意の文字列を登録できます。
ここに住所やメアド、電話番号などを登録しておくと、すばやく呼び出せて便利ですね。iOSのユーザー辞書に登録するという手もありますが、一発で呼び出せるぶんこちらのほうがスマートかも。
『S.C.K』のキーボードは、黒地に白抜きのデザインになっており、上部にTempキー×6個、左にテンキー、右に改行や削除などのキーが並んでいます。
さきほどTemp4キーに登録しておいた住所は、タップ一発で入力できます。
また、←←のキーをタップすれば、入力カーソルを瞬時に文頭に移動できます。×はカーソル左側の1文字を削除できます。—は一文をまるごと削除可能です。
そのほかのキーも省入力に役立つものが中心です。設定アプリのヘルプをみれば、すべてのキーの機能が参照できますよ。
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