※週間リスキーはアックン・オッペンハイマーと愉快な仲間たちが地下の倉庫の隣の部屋からお届けする、収監をも恐れないくらいの勢いでありながら、実際には法律を遵守しながら良心を持ってお送りするコーナー。 「もしよければ乗りに来ませんか?」@ACCN局長からの悪魔の囁きが届きました…。そう、ボクはすでに日本における夢の乗り物セグウェイの公道走行におけるA級戦犯として祀られているに等しい状態であり、2004年、道路交通法違反の罰金50万円(30万円が自賠責保険違反・笑)に対して、東京拘置所の労役を選択したほど(逮捕されていませんので)なので、公道走行系ガジェットには慎重に距離をおいていました。…が!!?!

Ninebot ONE 机を2本並べて補助にしてみた。

 アスキーストアでNinebot ONE(ナインボットワン)を見た瞬間、いてもたってもいられなくなり、さっそく試乗のためアスキー(私有地)へと向かいました! ご対面?! なんと、まるで、どでかい『ルンバ』ではないか! LEDでSFチックな光でイルミってもいるし! いよいよ試乗だ!  セグウェイに、スキーにサーフィンに、バランス系はなんでも来いなのなんですが……あれれ? セグウェイのように二輪をジャイロセンサーがアシストしてくれるものではなく、どことなく小学生が乗る、あのホンモノの「一輪車」に近い! 難しいぞ!!!

Ninebot ONE 姫乃たまちゃんとルンバ……じゃなくてナインボットワン。 Ninebot ONE

 最初は片足を乗せて、両足を乗せるまでが大変。机か何かに座って両足を置いてからでないと、安定した走行が得られない。前傾して進むという点はセグウェイと同じなのですが、左右に対しての安定は、走行時の慣性の法則が働かないと得られないので、まずは走行しなければならない。しかし、走行するには左右が安定しないと……というビギナーのジレンマ!

 さらに、膝でナインボットワンをぐっと挟み込むのだが、カラダはリラックスしていないといけない(笑)。

Ninebot ONE 机に座ってからのスタートがラクだった。 Ninebot ONE 左右のラバー素材の部分を挟むと安定する。 Ninebot ONE

 そこでふと、思い出したのが、セグウェイ走行時のトレーニング方法。どうしても足元を見てしまうが、そうすると乗れないので、顔を前に向けて前傾するという動作だった。これをやるために前に人に立っていただき、両手をつないでアシストしてもらう。顔を上げて前傾すると進行方向への慣性が働く。お!!! この方法は良い!! フラフラしながらも、前進を感じることができる。オマケに異性とも手を握るいいきっかけとなる?

Ninebot ONE Ninebot ONE

 そして、なんとか進行する! さて、今度はカーブの練習だ。これは2人に補助してもらい、“8の字走行”を試みる。カーブは前進よりさらにムズい! しかし、よろける前にクルリとカーブをサポートしてもらえると、さらなる浮遊感のある走行が可能となった。

Ninebot ONE 一定距離を取った2人に回転させてもらうかたちで練習。スピードを出すことで回転しやすく、スピード感も味わえる。

 少しずつ距離を広げていくと、ひとりで走れる距離が伸びる。

Ninebot ONE Ninebot ONE

 セグウェイ経験から編み出した、非常に有効な練習方法とそこそこスピード感のある走行の様子を動画でどうぞ!

 ナインボットワンは、セグウェイよりもHONDAの『UNI-CUB』よりも、エクストリームスポーツなライディング・ガジェットのようだ。 これは、フィギュアスケーティングのようなバックでの走行や、回転など極められるとかなりおもしろそうな乗り物だ! しかし、日本の道路交通法では私有地に限られるけどね……。うーん、ドローンを買うかこのナインボットワンを買うか? 迷う!!!

『UNI-CUB』や『Winglet』が楽しい!:CEATEC2013 HONDA『UNI-CUB』 Ninebot ONE こういう健康器具ありましたよね?……ってこの使い方は間違いです。 Ninebot ONE Ninebot ONE たまちゃんが握っている黒い棒は持ち上げ時用のハンドル。乗車中は使わないので引っ込んでおり、持ち上げるときは立ち上げる。 Ninebot ONE 林カメラマンを踏み台にして走行開始!?

 オンライン購入はアスキーストアでどうぞ(品切れてしまったらすみません)。

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