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格安SIMとSIMフリースマホの弱点は、おサイフ対応Xperiaの登場で解消しつつある
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格安SIMとSIMフリースマホの弱点は、おサイフ対応Xperiaの登場で解消しつつある

2015-04-08 12:00
     今年5月からのSIMロック解除義務化で注目されるSIMフリースマホ。格安SIMとセットでSIMフリースマホを販売するMVNO各社は月額料金の安さをアピールしていますが、「安いぶん使いにくいかも」と考えてしまいます。家族割引がなかったらキャリア端末のほうが安くなるかも、と考えると躊躇しますし、おサイフケータイが使えないと買い物や電車移動もめんどうです。

     かくいう私もキャリアスマホを運用していますが、月額料金は正直「高いなぁ」と思います。キャリアの動画サービスや、お買い物のキャリア決済での支払いを使ってないので、あまりキャリアスマホの利点がないんですよね。

     そして、4月下旬にはとうとう、おサイフ対応のSIMフリースマホ『Xperia J1 Compact』が発売されます。ソネットとイオン、ソニーストアで手に入るこのスマホ。発売当初はモバイルSuicaに未対応ですが、今後対応予定なのでSIMフリースマホの懸念事項だった「おサイフが使えない」問題はクリアー。

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     それでは、キャリアが提供する各種割り引きなどのサービスはどうでしょうか? MVNOサービスごとに異なりますが、月間転送量の余りの繰り越しや家族割引も用意さており、さらにパケット上限もアップしています。このあたりはかなりこなれており、キャリアサービスに引けを取りません。

     

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     キャリア決済での支払いができないのはデメリットですが、このあたりはクレジットカードやプリカを使えば問題ないでしょう。auとドコモは順次下り最大225Mbpsの通信になるため最大150Mbpsの格安SIMは敵いませんが、最大通信速度以外の弱点はほぼゼロ。今後のSIMロック解除義務化で、最強スペック端末の登場も期待できます。

     そうそう、SIMフリー版iPhone6シリーズの販売も再開されました。少々というかかなり値上がりしましたが、わずらわしい2年縛りがないのが最大の魅力。この契約期間縛りも、今後はなくなっていくといいですね。

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     『週刊アスキー4/21号 No1024(4月7日発売)』の特集『格安SIM+格安スマホ最新のりかえ術』では、格安SIMとMVNOサービスの最新トレンドやオススメの取り扱い端末を紹介しています。現時点で最強のSIMフリースマホは『Xperia J1 Compact』だと考えていましたが、4月20日にはASUSの『ZenFone 2』が日本で発表されそう。ZenFone 2が出ればさらにSIMフリー関連が盛り上がりそうです。

     

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