●ASUS
●直販価格 4万9464円
●5月16日発売予定
数字は“2”だけど“5”を超越 中身も見た目も次世代級
昨年10月に日本に上陸したLTE対応SIMフリー機『ZenFone5』。『ZenFone2』はその次世代機にあたる。初お披露目は今年1月のことだったが、最大で4GBのメモリーやAndroid 5.0への対応など、多くの注目を集めた。また、本機は64ビット環境対応で最大2.33GHzのAtom Z3580を採用。日本初のインテルCPU搭載スマホの座を勝ち取った。
↑左がZenFone 2(5.5インチ)。右がZenFone 5(5インチ)。サイズは前機種に比べてひと回り大きく、5.5インチディスプレーを採用。画面解像度もフルHD(1080×1920ドット)となり、日本のハイエンド機でも主流となっている外観とサイズ感だ。触ってみると、HD解像度だった前機種にあったわずかなもたつきも消え、高負荷な3Dゲームや各種ベンチマークも滑らかかつ高速に処理できた。
スペックだけでなく、使い勝手の工夫も随所に見られる。同社独自の“ZenUI”は引き続き採用されているのに加え、ホームボタンのダブルタップで画面を縮小する“片手モード”や、スリープ時に画面にアルファベットを書いて任意のアプリを起動できる“タッチジェスチャー”など、便利な機能が備わっている。
↑海外出張や旅行などで使える“デュアルSIM”(マイクロ×2)仕様。カメラも大きく進化。細かな設定変更も可能
背面カメラは1300万画素に向上しており、同社独自の“PixelMaster”技術と組み合わせることで、より鮮明な絵づくりを実現。また、背面には暖色と寒色の2種類のLEDを搭載。フラッシュが必要な暗所でも、人肌や食べものなどを自然な色味で撮れる。さらに、新搭載の“マニュアル撮影”モードではISO感度や露出レベルだけでなく、ホワイトバランス設定やフォーカス位置の微調整も可能。写真にこだわるユーザーの欲求も満たしてくれる。
↑“ローライト”モードをオフにした時。 ↑“ローライト”モードをオンにした時。違いは歴然だ。●おもなスペック
OS Android 5.0
ディスプレー 5.5インチIPS(1080×1920ドット、401dpi)
CPU Atom Z3580(4コア/4スレッド、2.33GHz)
メモリー/ストレージ 4GB(LDDR3L)/32GBeMMC
カメラ 1300万画素(インカメラ 500万画素)
通信機能 LTE、3G、IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.0、NFCほか
バッテリー 3000mAh
インターフェース マイクロUSB、マイクロSIM×2、マイクロSDXCカードほか
サイズ/重量 約77.2(W)×10.9(D)×152.5(H)mm/約170g
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