• ガンダムシール語り(第5回)

    2019-11-13 00:5714時間前


    さて、ガンダム語りを始めよう。

    第5回は、シャアとセイラがバッタリ出会う場面の続き、というか、後半じゃねーか!

    前回、書いちゃったよ!
    知ってたけどね(笑)
    ま、分割して書くほどでもないので書いちゃったのであった。

    となると、今日は、4枚目の写真のみとなるな。

    これ、本当は、
    「慌てるな、下手に動くとかえって当たる。人間みたいな小さな目標にそうそう当たるもんじゃない」
    みたいな場面だよね。

    解説は、ザクの攻撃によって破損した機密部品を破壊する場面のものだ。

    これって、凄く重要なことで、兵器の性能というのは、最高レベルの機密なのだ。

    零戦にしても、ほぼ無傷で墜落したものが連合軍の手に渡ってしまった結果、零戦と効率的に戦うテクニックが研究されてしまい、圧倒的に不利な戦い方を強要されるに至ったのだ。
    (ま、それだけじゃないけどね、、、)

    戦いは、強い方が勝つんじゃない、相手の戦い方を封じた方が勝つんだ。

    当時はなんて勿体ない!と思ったものだったな。

    演出的には、量産されていたんだけど、結局1機しかないのは、こういう事情なのよ、ってなところだ。

    それと、このシーンで破壊の為に使われたと思われる「スーパーナパーム」は、たまに話題に上がる。

    これって何なんだろうね?

    少し前のシーンで、パオロ艦長が、
    「・・・ガンダム関係の部品で使えない物はすべて処分させろ。ガンダムにはビームライフルを用意させよ」
    と言っているから、ガンダムが装備しているのはビームライフルだと思う。見た目的にもね。

    --------
    ナパーム弾とは、主燃焼材のナフサにナパーム剤と呼ばれる増粘剤を添加してゼリー状にしたものを充填した油脂焼夷弾である。きわめて高温(900-1,300度)で燃焼し、広範囲を焼尽・破壊する。
    --------

    とあるから、ビームライフルから発射するものでもなさそうだ。

    となると、このシーンの前にガンダムが抱えていた、ロケットポッドのようなものに装填されているものがそうなんだろう。

    破壊対象に設置して、離れたところからビームライフルで点火って感じかねぇ。

    以後、この兵器は出てこないので何とも分からないけど、ガンタンクあたりに装備させて、ニューヤークで市街戦ってのはどう?(笑)

    細かく見ていくと、モビルスーツを兵器として描くための苦労が端々に見え隠れするのであたった。

    今日はなんだか地味な話になってしまったけど、ま、手抜き回ってことで(笑)

    じゃ、またね!


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  • ガンダムシール語り(第4回)

    2019-11-12 01:42



    さて、ガンダム語りを始めよう。

    第4回は、シャアとセイラがバッタリ出会う場面だ。

    そもそも、ここに行き着くまでには、ながーいながーい話があるので、暇な人はORIGINを読んだり観たりしよう。

    まずは、ホワイトベースから。
    この場面は、これさえあれば、超楽勝みたいな、連邦軍の新造戦艦とモビルスーツが相当に凄いらしいという、ちょっと間抜けな説明が入る。
    結果として、ここでの説明は、あまり効果的ではなかったけど、あらゆる登場物は「まずはこの程度だと認識してくれ」という説明が必要なのだ。
    よくあるミスは、それは製作者しか知らないでしょ?という前提を元に、理解を強要してしまうこと。
    これでは、視聴者はついてこない。
    そういった視点で分析してみると、ガンダムの説明はなかなかのものだ。

    次に、シャア少佐が直々にサイド7に潜入すると言い出す場面。

    この場面、あの偉そうなシャア少佐が「絶対もっと偉そうな人」に怒られているところから始まる。

    「ゆうべはな、貴様の作戦終了を祝うつもりでおった。貴様がもたもたしてくれたおかげで晩餐の支度はすべて無駄になったんだ、え?」

    緊張の連続だったところに、飯の話である。
    視聴者は、現場と指令部の温度差を感じる。
    なんつー間抜けなんだ?このおっさん。

    だが、ここで、
    「連邦軍のV作戦をキャッチしたのです、ドズル中将」
    というシャア少佐のセリフで、この、絶対もっと偉そうな人が、伊達じゃないってことが分かる。
    「帰還途中でありましたので、ミサイル、弾薬がすべて底をつき」
    「補給が欲しいのだな?まわす」
    すげーよ!絶対もっと偉そうな人!
    言い終わる前に、片付けちゃう。
    理解力があって、権限があって、即断即決!

    ザクを失ったことをミスとは思われなかったし、完全なバックアップと、新しい任務と、期待まで頂いてしまったぞ!
    さすがは赤い彗星。

    さらに追い打ちをかけるように、
    「少尉、突撃隊員を三名招集したまえ」
    「は?補給艦の到着を待つのではないので?」
    「戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ。スレンダーは脱出した。ということは、逆もまた可能ではないのかな?」
    無駄に、できる男アピールである。

    この、無駄なアピールの積み重ねが、シャア・アズナブルという男の魅力を生み出しているのだ。

    ただのテキパキしてる男なだけなのに、こんな言い方あるんだね!

    かくして、シャア率いる突入部隊はサイド7に潜入するのであった。

    余談だが、この突入部隊に、スレンダーもいるのよね。
    お前、さっき、三角巾で腕を吊ってたよな?
    わりと怪我してる感じだったけど、また働かされて、大丈夫か?
    ま、これは、三角巾の演出が悪い。
    そもそも、スレンダーは、戦闘に参加せず、脱出してきただけなんだから、どこで怪我したのか、よく分からない。
    まぁ、作戦から帰還したばかりの兵士、という表現なんだろうけど、失敗したな。

    さて、場面は変わってサイド7。
    モビルスーツの残骸付近に怪しい人影を見つけるセイラ。
    車のダッシュボードから拳銃を取り出す。

    逃げ遅れた民間人を探していたセイラであったが、何か危険があるかもしれないという演出だ。

    案の定、ジオンの兵士を見つける。
    二人のやり取りから、どうも知り合いのようだという事がわかる。
    若干、緊張感が途切れる。
    どうやら、殺し合いには発展しなさそうだ。
    はたして・・・というところで、ガンダムが割り込んでくる。

    いいところで話は途切れてしまい、視聴者には疑問が残る事となる。

    本来であれば、以後、ちょくちょくシャアとセイラの話が出てきても良さそうなものだが、実際には、ジャブロー攻略戦まで二人が会うことはない。

    セイラがガンダムで出撃するあたりで、シャアの話を蒸し返しているが、シャア自身は物語から姿を消している状態だ。

    これは、スポンサーの意向で、シャアを退場させた影響だ。
    ライバルキャラが固定であることに、突っ込みが入ってしまったのだな。
    もっと、新しい怪獣メカをだせよ、と。
    だが、そこはシャア少佐である。退場した途端に、シャアはどこいった?というクレームが押し寄せる。
    かくして、シャア・アズナブルは、オデッサ作戦終了後に、復活するのであった。

    ・・・という事情もあり、ここでのシャアとセイラのエピソードは、結果として浮いた配置となってしまっている。

    この不完全な進行、ライブ感。
    これを楽しむのがファーストガンダムの楽しみ方であり、俺のガンダムに派生させるポイントだったりする。

    もし、シャアが左遷されなかったら?
    いくらでも話は作れるよな!

    じゃ、またね!


  • ガンダムシール語り(第3回)

    2019-11-11 01:43



    さて、ガンダム語りを始めよう。

    第3回は、アムロがガンダムに搭乗してからザクを撃退するまでだ。

    ガンキャノンが撃破されているシーン。
    非常に重要なシーンだ。
    これは、連邦のモビルスーツすら量産型だという状況を表している。

    そもそも、ロボットプロレスは、1対1のプロレスを行い、毎回正義が勝つというフォーマットだ。

    これを否定するガンダムは、国と国の戦いを描き、軍隊を描くので、毎回新型ロボットが襲ってくるようなことはなく、量産された兵器を運用するのが基本となる。

    いきなりザク3機が出てくるのも、そういった表現で、当然、連邦側も、スーパーメカが1機迎え撃つなんてことはなく、試作品とはいえ、モビルスーツは何機も量産されているのだ。

    ガンダムすら何機もあるんだもんな(笑)
    アムロが乗ったのは、試作2号機だったっけ?

    もちろん、諸般の都合により、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンクは、1機ずつになってしまうんだけど、そこに至る前に、このようなシーンを挟んでいるのは、注目すべき点だ。

    さて、アムロは、マニュアルを見ながらガンダムを操縦していくんだけど、やればできそうな気もするし、そんなに甘くないのでは?という気もするし、目が離せない場面が続く。

    「クッ、た、立ってくれ。・・・立てよ」

    かつて、こんな戦闘シーンがあっただろうか?
    戦うとか以前の問題じゃないか。
    いきなりザクをフルボッコにする展開を期待していた視聴者は、裏切られる。

    ほら、目の前にザクが!
    撃ってきちゃうよ!!

    ・・・なんだけど、ガンダムはやたら固いのよね。
    あれ?効かないの?

    これである。
    これがガンダムのバトルなのだ。
    性能の差で勝つ。

    下手くそでも、性能が上の方が強いのだ。

    モビルスーツの性能の違いは、戦力の決定的差なのだ。

    かくして、下手くそだけど、バルカン砲やら、格闘やら、ビームサーベルやら、どれをとっても、ガンダムのが上じゃんってのをたっぷり見せつけてバトルは終了。

    ここで重要なのは、アムロすげーではなく、ガンダムすげーってなること。

    ガンダムを構成する要素に、アムロの成長というものがある。
    成長するには、この段階のアムロは、未熟でなければならないのだ。
    前向きな態度、度胸、判断力などは、素質を感じさせるものでありながら、現実は、物足りない。
    ガンダムは、何もしなくても無敵っぽい。
    そんなセットアップが出来れば、第1話は合格だ。

    ここからは、余談。

    モビルスーツは、核エネルギーで動いている。
    すると、破壊したときに、核爆発が起きるのではないか?という疑問が出てくる。
    ジーンのザクは、思いっきり爆発して、コロニーの隔壁に大穴を開けてたしね。

    核というと、爆発や放射線による汚染というイメージがあると思うんだけど、モビルスーツが使っているのは、核融合で、核分裂とは違い、破壊されても、爆発はしない。
    単に臨界を維持できず停止するから大丈夫。

    よかった。これで気兼ねなく、モビルスーツを破壊できるね!

    ・・・というわけで、これからのアムロの成長を追って行こう。

    じゃ、またね!