装甲騎兵ボトムズ 次回予告
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

装甲騎兵ボトムズ 次回予告

2016-11-26 21:46

    新番組予告

    アストラギウス銀河を真っ二つに分けた、バララントとギルガメスの二つの星系が、砲火を交えて百年。両陣営の疲弊は極みに達し、ようやく終戦の曙光が見え始めた大戦の末期。辺境の小惑星、リドの漆黒の闇の中で物語は始まった。『装甲騎兵ボトムズ』、お楽しみに。


    #2『ウド』

    ロッチナの手を逃れたキリコを待っていたのはまた、地獄だった。破壊の跡に棲みついた欲望と暴力。百年戦争が生み出した、ソドムの街。悪徳と野心、退廃と混沌とをコンクリートミキサーにかけてぶちまけたここは、惑星メルキアのゴモラ。
    次回、『ウド』。来週も、キリコと地獄に付き合ってもらう。


    #3『出会い』

    食う者と食われる者、そのおこぼれを狙う者。牙を持たぬ者は生きて行かれぬ暴力の街。あらゆる悪徳が武装する、ウドの街。ここは百年戦争が産み落とした惑星メルキアのソドムの市。キリコの体に染みついた硝煙の臭いに引かれて危険な奴らが集まってくる。
    次回、『出会い』。キリコが飲む、ウドのコーヒーは苦い。


    #4『バトリング』

    かつて、あの重々しき歌に送られた戦士達。故国を守る誇りを、厚い装甲に包んだアーマード・トルーパーの、ここは、墓場。無数のカリギュラ達のギラつく欲望にさらされてコロッセオに引き出されるウドの街の剣闘士。魂無きボトムズ達が、ただ己の生存を賭けて激突する。
    次回、『バトリング』。回るターレットから、キリコに熱い視線が突き刺さる。


    #5『罠』

    最も危険な罠、それは不発弾。巧まずして仕掛けられた地中の闇に眠る殺し屋。それは、突然に目を覚まし、偽りの平穏を打ち破る。ウドは巨大な罠の街。そこかしこで信管をくわえた不発弾が目を覚ます。
    次回、『罠』。キリコも巨大な不発弾。自爆、誘爆、御用心。


    #6『素体』

    人の運命を司るのは神か、偶然か。それは、時の回廊を巡る永遠の謎掛け。だが、キリコの運命を変えたのは『素体』と呼ばれたあの物体。小惑星リドの闇の中で走り抜けた戦慄が今、ウドの街に甦る。
    次回、『素体』。ヂヂリウムのシャワーの中から、美女が微笑む。


    #7『襲撃』

    ウドという穢れの海に見え隠れする、素体という氷塊。どうやら水面下の謎の根は深く、重い。人の運命は神が遊ぶ双六だとしても、上がりまでは一天地六の賽の目次第。鬼と出るか蛇と出るか。謎に挑む敵中横断。
    次回、『襲撃』。キリコ、敢えて火中の栗を拾うか。


    #8『取引』

    ファウストは、メフィストフェレスに心を売って明日を得た。マクベスは、3人の魔女の予言に乗って地獄に落ちた。キリコは、素体に己の運命を占う。ここ、ウドの街で明日を買うのに必要なのは、ヂヂリウムと少々の危険。
    次回、『取引』。ウドの商売には死の匂い。


    #9『救出』

    昨日の夜、全てを無くして酸の雨に濡れていた。今日の昼、命を的に夢買う銭を追っていた。明日の朝、ちゃちな信義と、ちっぽけな良心が瓦礫の街に金を撒く。ウドは、百年戦争が作ったパンドラの箱。質を問わなきゃ何でもある。
    次回、『救出』。明後日?そんな先のことは分からない。


    #10『レッド・ショルダー』

    敵の血潮で濡れた肩。地獄の部隊と人の言う。ウドの街に、百年戦争の亡霊が蘇える。パルミスの高原、ミヨイテの宇宙に、無敵とうたわれたメルキア機甲特殊部隊。情け無用、命無用の鉄騎兵。この命、金30億ギルダンなり。最も高価なワンマンアーミー。
    次回、『レッドショルダー』。キリコ、危険に向かうが本能か。


    #11『逆襲』

    鉄の騎兵が走る、跳ぶ、吠える。機銃が唸り、ミサイルが弾ける。鉄の腕が、秘密の扉をこじ開ける。炎の向こうに待ち受ける、ゆらめく影は何だ。今解き明かされる、小惑星リドの謀略。今その正体を見せる、素体の謎。
    次回、『逆襲』。キリコ、牙城を撃て。


    #12『絆』

    百年戦争とリド、素体、キリコ、ウド、パーフェクトソルジャー。もつれた糸を縫って、神の手になる運命のシャトルが飛び交う。アストラギウス銀河に織り成される、神の企んだ紋様は何。巨大なタピストリーに描かれる壮大なるドラマ。その時、キリコは叫んだ。フィアナ!と。
    次回、『絆』。いよいよ、キャスティング完了。


    #13『脱出』

    降り注ぐ火球。舞い降りる鉄騎兵。欲望と秘密と暴力の街、ウドが燃える。圧倒的、ひたすら圧倒的パワーが蹂躙し尽くす。ささやかな望み、芽生えた愛、絆、健気な野心。老いも若きも、男も女も、昨日も明日も飲み込んで走る、炎、炎。音を立てて、ウドが沈む。
    次回、『脱出』。不死鳥は、炎を浴びて蘇える。


    #14『アッセンブルEX-10』

    何もかもが、炎の中に沈んだ。微笑みかけた友情も、芽生えかけた愛も、秘密も。そして、あらゆる悪徳も同じだ。全てが振り出しに戻った。兵士は、死んだ魂を疲れた身体に包んで、泥濘と硝煙の地に向かった。
    次回、『アッセンブルEX-10』。傭兵は、誰も愛を見ない。


    #15『疑惑』

    遥かな宇宙の闇を走り、破壊の街に曲折し、動乱の泥濘に揉まれても、なお、きらりと光る一筋の糸。だが、この糸は何のために。手繰り手繰られ、相寄る運命。だが、この運命は何のために。炎熱のクメンに第2幕が開く。
    次回、『疑惑』。まだ、黒子は姿を見せない。


    #16『掃討』

    回る弾倉、起きる撃鉄。こわばった指がトリッガーを引く。撃針が空の薬室を撃ち、空しい音を立てたとき、皮肉にも生の充足が魂を震わせ、肉体に溢れる。ロシアンルーレット。この危険な遊戯が、これこそがこの世に似合うのか。
    次回、『掃討』。弾倉が回れば、リスクが上がる。


    #17『再会』

    愛を見たのが幻想なのか。心の渇きが幻想を生むのか。戦いの果てに理想を見るのが幻想に過ぎないことは、兵士の誰もが知っている。だが、あの瞳の光が、唇の震えが幻だとしたら。そんなはずはない。ならば、この世の全ては幻想に過ぎぬ。では、目の前にいるのは誰だ。
    次回、『再会』。劇的なるものが、牙を剥く。


    #18『急変』

    変わる、変わる、変わる。この世の舞台を回す巨獣が、奈落の底でまた動き始めた。天地が軋み、人々は蠢く。舞台が回れば、吹く風も変わる。昨日も、今日も、明日も硝煙に閉ざされて見えない。だからこそ、切れぬ絆を求めて。褪せぬ愛を信じて。
    次回、『急変』。変わらぬ愛などあるのか。


    #19『思惑』

    再戦のための停戦。破壊のための建設。歴史の果てから、連綿と続くこの愚かな行為。ある者は悩み、ある者は傷つき、ある者は自らに絶望する。だが、営みは絶えることなく続き、また誰かが呟く。「たまには、火薬の臭いを嗅ぐのも悪くない」
    次回、『思惑』。神も、ピリオドを打たない。


    #20『フィアナ』

    運命、絆、縁(えにし)。人間的な、あまりに人間的な、そんな響きはそぐわない。火薬の臭いに導かれ、地獄の炎に照らされて、アストラギウス銀河の星屑の一つで出会った、60億年目のアダムとイブ。これは単なる偶然か。
    次回、『フィアナ』。衝撃の、あの日からをトレスする。


    #21『遡行』

    人は、戦場に何を求める。ある者は、ただその日の糧のため、引き金を引く。ある者は、理想のために己の手を血潮に染める。またある者は、実りなき野心のために、硝煙と死臭にまみれる。雨は汚れた大地を禊ぎ、流れとなり、川となって常に大海を目指す。
    次回、『遡行』。人は流れに逆らい、そして力尽きて流される。


    #22『触発』

    大いなる偶然が全ての始まり。芽生えた意識は行動を、行動は情熱を生み、情熱は理想を求める。理想はやがて、愛に行きつく。愛は全てに呵責なく干渉し、創造の嵐を育む。そして、放たれたいかずちは誰を打つ?
    次回、『触発』。必然足り得ない偶然はない。


    #23『錯綜』

    炎熱のジャングルが狂気をはらむ。それぞれの望み、それぞれの運命。せめぎ合う欲望と、絡み合う縁(えにし)。弾幕をくぐり抜けたとき、突然現れた一刻の安らぎ。沈み行く夕陽に、二つの影が重なる。だが、思いは切なくすれ違う。
    次回、『錯綜』。夜の闇が茶番を隠す。


    #24『横断』

    嵐が吹かねば太陽が輝かぬとするなら、大地を走る無謀なる風となろう。戦いの果てにしか安らぎは来ないものなら、己の血のたぎりに身を任せよう。それぞれの運命を担い、男たちが昂然と顔を上げる。
    次回、『横断』。放たれた矢は、標的を射るか、地に落ちるか。


    #25『潜入』

    崩れ去る信義、裏切られる愛、断ち切られる絆。その時、呻きを伴って流される血。人は、何故。理想も愛も牙を飲み、涙を隠している。血塗られた過去を、見とおせぬ明日を、切り開くのは力のみか。
    次回、『潜入』。キリコは、心臓に向かう折れた針。


    #26『肉迫』

    時代はたわみにたわみ、そして、放たれた。怒涛とは、まさにこれ。疾風とは、まさにこれ。奥クメンを荒れ狂う狂気と殺戮。因習も伝統も火に焼かれ、波に呑まれ、過去へと流され行く土砂流。悲劇は堆積され、歴史となり、神話となる。
    次回、『肉迫』。キリコは、歴史の裂け目に打ち込まれた楔。


    #27『暗転』

    クメンでの旅が終わる。振り返れば遠ざかる緑の地獄。友よさらば。薄れ行く意識の底に、仁王立つ数々の修羅像。耳に残る叫喚、目に焼き付く炎。次の旅が始まる。旅と呼ぶにはあまりに厳しく、あまりに悲しい、過去に向かってのオデュッセイ。
    次回、『暗転』。キリコは、次の巡礼地に向かう。


    #28『運命』

    全ては、リドの闇から始まった。人は生まれ、人は死ぬ。天に軌道があれば、人には運命がある。炎に追われ、閃光に導かれ、辿り着く果ては何処。だがこの命、求めるべきは何。目指すべきは何。討つべきは何。そして、我は何。
    次回、『運命』。目も眩む破壊の中を、キリコが走る。


    #29『二人』

    宇宙の闇を、ただ行く。巨大な鉄の箱が乗せているのは、夢か、地獄か。男の愛が、女の希望が、巨大な鉄の箱の中で育まれる。二人は委ねた。姿現さぬ支配者に。やがて破られるであろう、しばしの安息を。
    次回、『二人』。スペースオデッセイの幕が開く。


    #30『幻影』

    過去からの銃弾が、魂を射抜く。傷ついた魂は、敵を求めて暗闇をさまよう。レッドショルダーの光、レッドショルダーの影、レッドショルダーの痛み。砕けたはずの過去、死んだはずの過去が、キリコの新たな謎を発掘する。
    次回、『幻影』。病んだ魂は、戦いに安息を求める。


    #31『不可侵宙域』

    この果てしなく広がる闇は、輝く星のためにあるとしたら。今日という日が、明日のためにあるとしたら。天国は、この地獄の隣にあるはずだ。ここはもう十分に見た、十分に。例えそこが、禁断の地であろうとも。
    次回、『不可侵宙域』。だが、今日という日が、昨日のためにあるのだとしたら。


    #32『イプシロン』

    何故にと問う。故にと答える。だが、人が言葉を得てより以来、問いに見合う答えなどないのだ。問いが剣か、答えが盾か。果てしない打ち合いに散る火花。その瞬間に刻まれる影にこそ、真実が潜む。
    次回、『イプシロン』。飢えたる者は常に問い、答えの中にはいつも罠。


    #33『対決』

    愛の究極に、憎しみの究極に、共に潜むのは殺意。完全なる殺意はもはや感情ではなく、冷徹なる意思。人は、神に似せて作られたという。それでは、神の意志に潜むものは、愛か、憎悪か。
    次回、『対決』。キリコは、神を挑発する。


    #34『惑星サンサ』

    赤い空、赤い土。かつて流されたおびただしい血がこびりついた、不吉な星。ここには、メルキア装甲騎兵団特殊任務班X-1、レッドショルダーの鋭い爪痕が刻まれている。
    次回、『惑星サンサ』。かつてこの星には、赤い肩をした鉄の悪魔が蠢いていた。


    #35『死線』

    たとえそれが、夢の中の出来事であろうと、思い出すのもおぞましいことがある。ましてやこの身、この体に染みついた火薬の臭いが、逃げられぬ過去を引き寄せる。目に焼きつく炎、耳にこびりつく叫喚。赤い星、惑星サンサが呻く。
    次回、『死線』。復讐するは我にあり。


    #36『恩讐』

    家族、望み、笑い、涙。かつてこの星に息づき、溢れていたもの。それらは、ある日焼かれて一握りの砂となった。砂はまかれて地表を覆い、砂漠となった。今、嵐が砂を巻き上げる。怒りと悲しみの星の素顔が、荒れた空気にさらされる。
    次回、『恩讐』。吹きつける砂粒が、心に刺さる。


    #37『虜』

    求めても、求め得ぬもの。望んでも、望み得ぬもの。狂おしいまでの渇きが、叶わぬ思いが、殺意と闘志を生む。心に地獄を持つもの同士の不可思議なる合意が、壮烈なる対決を生む。
    次回、『虜』。流される己の血潮で、渇きを癒す。


    #38『暗闇』

    なぜ、どうして戦う。なぜ銃を向け合う。共に落ちた地の底で、互いの心の中を覗く。そこには、荒涼たる砂漠の中、暗夜に銃を求めて立ち尽くす、孤独な己の姿があった。
    次回、『暗闇』。死が互いを分かつまで。


    #39『パーフェクトソルジャー』

    己の放った銃弾が、鏡の中の己を打ち砕く。飛び散る破片と共に、見えなくなる自分。遥かな宇宙の彼方、もう一人の自分を映し出す鏡を求めて、クエントへ。
    次回、『パーフェクトソルジャー』。この身体の中に潜むものは、何だ。


    #40『仲間』

    はじめから感じていた、心の何処かで。強い憎しみの裏にある渇きを。激しい闘志の底に潜む悲しみを。似た者同士。自分が自分であるために、捨てて来たものの数を数える。声にならない声が聞こえてくる。
    次回、『仲間』。一足先に自由になった兵士のために。


    #41『クエント』

    地表を覆う砂の一粒一粒に、無限の謎を秘めた星。ここに全てがある。PSが、百年戦争が、ギルガメスが、バララントが。全てのものが、ここに収斂される。照りつける太陽、吹き渡る風。静寂の中に、歴史が眠る。
    次回、『クエント』。キリコは自分の過去に出会えるか。


    #42『砂漠』

    文明を見捨てたのか、文明に見捨てられたのか。延々、悠久の時の流れを遡り、谷の底に行き付いた、謎の民クエント人。彼らが目指したものは何か。彼らが恐れたものは何か。アストラギウス銀河の秘密がこの星に眠る。
    次回、『砂漠』。3000年ぶりに、稲妻が走る。


    #43『遺産』

    クエントとは、谷の底の事。数千年を経て、地の底に姿を隠した超文明を追って、キリコが走る。クエントの神の子とは。神の子の野望とは。全てを包んで煙る谷底に、己のルーツを求めてキリコがさまよう。
    次回、『遺産』。キリコは追い、そして追われる。


    #44『禁断』

    時空が捻れ、地層が断裂する。惑星クエントのはらわたが抉られる。垣間見えた、古代超文明の輝きが野望をそそる。アストラギウス銀河の暗闇に、巨大な鼓動が響き始めた。禁じられた扉を開くのは、誰だ。
    次回、『禁断』。神の目覚めが始まる。


    #45『遭遇』

    クエントへ。あらゆる権力が、あらゆる野望が、大いなる謎を秘めた辺境の惑星へと向かう。クエントの地底に住まうは、神か、悪魔か。謎は歴史を遡り、閃光は欲望を映し出す。
    次回、『遭遇』。戦慄が、核心へと誘う。


    #46『予感』

    クエントが発する暗く巨大な引力が、アストラギウス銀河のきな臭い火種を吸い寄せる。錯綜する権謀と術策。目に見えぬ無数の導火線に火が走る。忌まわしくも懐かしい、あの臭い、あの音が蘇る。
    次回、『予感』。クエントの大地が震える。


    #47『異変』

    膨大な、あまりにも膨大なるエネルギーの放出。巨艦を付き抜ける火玉。塵も残さず消え去る艦隊。3000年の歴史の彼方から、古代のエネルギーが爆発する。戦闘か、欲望か、キリコか。未知なる意志を触発したのは何か。
    次回、『異変』。クエントの空が燃える。


    #48『後継者』

    暗黒の宇宙から届いた、支配者からの招待。謎の香りに包まれた、絶対権力の甘い味。そこには、欲望を満たす全てがある。神の誘惑に、あらゆる野心が魅せられる。
    次回、『後継者』。神の意を受けるのは誰か。


    #49『異能者』

    人の世の喜びも悲しみも、一瞬の星の瞬き。万物流転、全てが宇宙に仕組まれた、巨大なイルミネーションだとしたら。底知れぬ闇の中にしつらえられた、ただ一つの椅子に座り、いつ果てるとも知れぬ無数の光の象徴を見続ける者。それは誰か。
    次回、『異能者』。それが、我が運命なら。


    #50『乱雲』

    宇宙でたった一人その資格を持つ男が、座標を定めて走り始めた。生まれながらのPS、異能者、神の子。バララント、ギルガメス―アストラギウスの絶対支配。壮烈な決意が、自らを加速させる。全てをこの手に。
    次回、『乱雲』。もう止められる者はいない。


    #51『修羅』

    死にかけた神が呼んでいる。全宇宙を敵にしても、我が元に来るべし。我は与えん、無限なる力を。我は伝えん、3000年の愉悦を。神なる者の壮大なる誘惑。人たる者の壮絶なる決意。今、クエントに最後の戦いが始まる。
    次回、『修羅』。全てを得るか、地獄に堕ちるか。


    #52『流星』

    一人の男と、一人の女が、銀河の闇を星となって流れた。一瞬のその光の中に、人々が見たものは、愛、戦い、運命。今、全てが終わり、駆け抜ける悲しみ。今、全ての始まり。きらめきの中に、望みが生まれる。
    次回、『流星』。遥かな時に、全てをかけて。


    番宣1

    熱風、毒虫、銃弾。ここは、緑の地獄。内乱のクメンにきわどく涼しい風が吹く。キリコ、男の神話を呼び覚ます。『装甲騎兵ボトムズ』、好評放送中。


    番宣2

    むせ返る湿気。熱病。毒虫。闇からの銃弾。緑に覆われていても、ここは地獄だ。内乱のクメンにきわどく涼しい風が吹く。キリコ・キュービィ。走り抜けた跡に、男の神話が甦る。『装甲騎兵ボトムズ』、好評放送中。


    最終話、ワイズマンのキリコに対する説得

    (撃たれてから)

    キリコ、何をした。伝達装置が…。私にはとても信じられない。バカな事はやめろ、キリコ。私の力が欲しくないのか。私が怖くないのか。私に逆らうなど考えられん。キリコ!

    何故だ!バカな事をした、キリコ。やめるんだ、キリコ!私に従わなければお前を殺す!

    お前はまだ分かっていない、私の本当の力を!やめろ、キリコ!やめるんだ!キリコ!

    かつてお前が戦場で生死をさまよった時、私はいくつかの操作をお前に施した。意識の底に。例えばフィアナもその一つだ。彼女との出会いは私によって運命付けられていた。

    では、何故フィアナの名を知っていたのだ。希望のなかったお前に、初めて生きる意味が生まれ、愛と共に力と支配に対する認識が芽生えた。私はお前をまず、当たり前の人間にしてやったのだ。

    いや、思った以上にお前は変わった。愛よりも支配に対する欲求が強まり、今はこの私をさえ殺そうとしている。考えられぬ事ではない、お前はフィアナを撃ったのだから!お前は全てを思い出せ。犯した罪の呵責に苦しみ悶えるのだ、永遠に。キリコ!罪に耐える事はない、むしろ誇るべきなのだ。私のあとを継いで、戦争を司れ!

    罪を超越できるのは完全な支配だ。キリコよ!例え殺しても神は罪を犯した事にはならない、神だけは!

    やめろキリコ、やめるんだ!これは私にとっての夢だった、わずか三千年前に始まったささやかな支配も、遥かな時の彼方にいつしか人知を超えた人生を、絶対と永遠を獲得できるのではないか。だが、悲しい事にそこへ到達するのは私ではない、不完全な継承はついに神を生み出す事はなくなる。そして、次の世代を見る事もなく、私の記憶も既に消…。

    やめろキリコ、お前は何をしているのか分かっていないのだ。何と愚かな事を…。この力を消滅したら二度と復元不可能なのだ。この世の仕組み、知性の結晶…。やめろ、キリコ。やめろ、キリコ。やめろ、キリコ…。

    …怖い、私は怖い…怖い…。

    装甲騎兵ボトムズ赫奕たる異端

    眠りは質量の無い砂糖菓子、もろくも崩れて再びの地獄
    懐かしやこの匂い、この痛み
    我はまた生きてあり
    炎に焼かれて、煙にむせて、鉄の軋みに身を任せ、ここで生きるが宿命であれば、せめて望みはギラつく孤独
    装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端、第一話『回帰』
    鉄の棺の蓋が開く

    荘重なる欺瞞、絢爛たる虚無
    武を謳い、秩序を司って七千年
    不可侵宙域にあって銀河を睥睨する大伽藍が、新たなる主を求める
    ドゥ・オステ・オワグーラ・クレ・ヤシディーロ
    グラッツィ・ミト・モメンダーリ
    装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端、第二話『アレギウム』
    黄金の脳髄が躍動する

    巡る、巡る、全てが巡る
    巡る、巡る、誰もが巡る
    求める物を知らず、すがるべきを知らず
    数千年の虚妄のままに、幾千万の渇えたる魂が群れをなす
    我も行く、定めのままに
    灼けた大地に孤影を踏んで
    装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端、第三話『巡礼』
    我が求める物はただ一つ

    誰が仕組むのか、誰が望むのか
    満ちる物が満ち、たわむ物がたわむ
    ためられたエネルギーが出口を求めて沸騰する
    欲望と野心、策謀と疑惑、誇りと意地
    舞台が整い役者が揃えば、暴走が始まる
    そして、先頭を走るのは、いつもあいつ
    装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端、第四話『臨界』
    メルトダウン、始まる

    敢えて問うなら答えもしよう
    望む事はささやかなりし
    この腕にかき抱けるだけの夢でいい、この胸に収まるだけの真実でいい
    例えて言うなら、その名はフィアナ
    フィアナこそ我が命、フィアナこそ我が宿命
    装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端、最終回『触れ得ざる者』
    あぁ、まさにその名の如くに

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。