『タロイモ太郎』



 

むかしむかしあるところに、『タロイモ太郎』という青年がいました。

ある日、『タロイモ太郎』が出かけると、

浜辺で子供たちが『女をすぐ下の名前で呼ぶ男』をいじめているのを見つけました。

『タロイモ太郎』は子供たちに、

「『世界の半分』をあげるから離してあげなさい」と

『女をすぐ下の名前で呼ぶ男』を助けてあげました。


助けてもらった『女をすぐ下の名前で呼ぶ男』は、

「ありがとうございました。お礼に『都内の有名パンチラスポット』へ案内します。」

と言い、『タロイモ太郎』を背中に乗せて海へと潜っていきました。



しばらく行くと海底に着き、綺麗な『都内の有名パンチラスポット』に到着。

そしてそこでは、絵にも描けないような

とても美しい『自宅警備員』が『タロイモ太郎』を迎えてくれました。

『タロイモ太郎』は美味しいごちそうでもてなされ、

さらには、鯛や『明坂』の舞い踊りを見て、

時間が経つのも忘れていました。


楽しい日々が続き、『タロイモ太郎』はそろそろ帰ることに。

そのことを伝えると、『自宅警備員』は

「これは決して中を開けてはなりません」と告げ、

『タロイモ太郎』に、『気になる袋とじ』を渡しました。



浜辺に戻った『タロイモ太郎』でしたが、

あたりの様子がすっかり変わっていて、知っている人が一人もいません。

『タロイモ太郎』は途方に暮れ、

『自宅警備員』が決して開けてはいけないと言った『気になる袋とじ』を

開けてしまいました。


すると、中から『パナマ文書』が出てきて、

たちまち『タロイモ太郎』は、白いひげを生やした

『席を譲られると怒るおじいちゃん』になってしまいましたとさ。



 おしまい


 

※#2DVD特典の『ぼびー●ろごん太郎』はDVD第1巻でお楽しみください。