大体5,000字ゲーム紹介 ロマンシングサ・ガ1
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大体5,000字ゲーム紹介 ロマンシングサ・ガ1

2016-12-06 22:36

    ロマンシングサ・ガ1


    発売日 1992128


    ・どんなゲーム?

    GBからまるサガシリーズの4作目SFCとしては1作目です。

    世界中同時にイベントが進行する「フリーシナリオシステム」をめ、戦闘もシナリオも非常奇抜独特仕様になっているためく、初見だとをすればいいのかかりません。しかし、んでいくにシステムを段々理解してくると、その冒険自由度ややり要素さからかれていくことでしょう。





    ・そのにこのフォントについて

    SFCロマンシングサ・ガ1では、漢字4倍角表示されるという特徴があります。どういうことかとうと、こういうことです。面倒なので止めますね。





    ・フリーシナリオシステム

    本作はRPGであり、武器防具を購入したり戦闘でレベルを上げながら戦う一般的なシステムのように見えます。一見すると。ですが、序盤と終盤にしかストーリーがなく、中盤は自分でストーリーを構築していく必要があります。


    本作は戦闘回数によって時間が経過する仕様となっており、時間が経過すればする程ラスボスの世界侵略が進んでくる……と考えると分かりやすいですかね。戦闘回数が50回くらいの頃はまだフィールド上の敵も弱く、イベントも泥棒捕まえようとか子供が攫われたという左程大事ではありません。しかし戦闘回数が700回くらいになると街が1つ滅ぼされたり国の首都にモンスターの大群が襲ってきたりと冗談では済まないような重いイベントが発生してきます。


    戦闘回数○回~○回の間のみ攻略できるイベント、というものがゲーム開始時点から常時発生し、そして終了していくのでイベントを攻略するかしないかは全てプレイヤーの判断に委ねられます。前述の泥棒を捕まえるイベントは捕まえなくてもいいですし、誘拐された子供を助けに行く必要もありません。戦闘回数が一定回数になれば勝手にそのイベントは消滅して話が進むので。攻略の面倒なイベントを避けたり、クリア報酬が大きいイベントだけを狙って攻略していく、といったプレイも可能です。基本的にはどんなイベントもクリアしていった方がいいんですけどね。


    また、イベントのクリアの仕方は1つではありません。どのイベントも大体2~3種類の攻略法があります。前述の泥棒を捕まえるイベントは「1.攻略しない」「2.泥棒を倒し盗品を持ち主に返す」「3.泥棒を倒し盗品を自分が貰う」という攻略法が可能です。3番を選ぶと所持金が増えます。主人公のやることではありませんが、別に本作の主人公はいわゆる勇者ではないので問題ないでしょう。

    極端な話、イベントをほとんど攻略しないでクリアすることも可能です。適当なダンジョンに入ってひたすらザコ敵を倒して戦闘回数を稼げば、気付けばラストダンジョン突入時点まで話が進みます。フリーダムすぎますが、だがそこがいい!

    開発者をして「3周目が一番楽しくなるような調整」とのことですが、全くその通りですよ。1周目初見でこのゲームを楽しむのは結構難しいと思います。

    戦闘回数がステルスステータスですから、それを起点に物語が進行していることは初見ではまず気付きません。しかも、世界のどこでどんなイベントが現在発生中なのかが分かりにくく、実際にそこに行ってイベントのキーとなる人物に話しかけなければいけません。本作はゲーム序盤から世界中ほぼ全てのフィールドに足を運ぶことが可能なので、猶更気付きにくいですね。

    クリア報酬で大金が手に入るイベントを逃してしまったり、強力な装備品を手に入れられなかったりすると危険信号。戦闘回数に応じて敵はどんどん強くなっていくのに、こっちの戦力があまり揃わないですからね。次第に戦闘がキツくなっていってしまいます。

    一通り世界を回って発生するイベントや入手アイテム、イベントの難易度などが大まかに分かった上で最初からどうイベントを攻略していくかを考えられるようになると、面白くなりますよ。……そこまでに飽きなければですが。だから、このゲームが好きという人はライトユーザーがほとんどいないです。大抵は数週してステルスステータスの仕様も大体把握してるやり込みプレイヤーばかりですね。



    ・ラスボスに至る三地点

    フリーシナリオシステムという特徴的なストーリーの進み方をする本作ですが、流石にゲーム序盤と終盤は自由にはいきません。序盤は「何故主人公は旅に出るのか?」の話をやらないといけませんし、終盤は「ラスボスを倒すためにはどうすればいいのか?」の話をしなくてはなりません。(ちなみに「何故主人公がラスボスを倒さなければいけないのか?」の話はスルー可能です。フリーダムすぎんぞ)


    ラスボスの居場所や戦うための武器防具を揃えるのが終盤のイベントなのですが、このイベントは1つではありません。フリーシナリオをどう攻略していたか、でルート分岐があります。


    前述の泥棒イベントで盗品を横領したり、高価な武器を持っている通行人を殺害して武器を奪ったりしていると「悪行値」が貯まり、死の神に協力を請うルートになります。

    前述の子供誘拐イベントを攻略して子供を救出したりしていると「善行値」が貯まり、かつて神々がラスボスを封印した時に使った武器を貰える試練に挑むルートになります。

    悪行も善行も行わずに進めてきた場合は、巨人族にお金を払って強力な武具を購入するルートになります。


    善行であれ悪行であれ、最終的にはラスボスを倒すという目的に行き着くことが可能です。主人公は必ずしも正義の味方ではありませんからね、死神に仲間の命と引き換えに最強の防具を貰うなどして装備を整えたりしてもいいというのが特徴的ですね。特徴的すぎるわ。

    まあ、フリーダムすぎる本作ではこの3つのルートを全て攻略することも可能なのですが……。



    ・独特なキャラのセリフ回し
    本作はRPGにおける基本選択肢「はい」「いいえ」が、ユニークです。



    意味は普通に「はい」「いいえ」の選択肢なのですが、状況に合わせて過激だったりキャラに合わなかったりするセリフを連発します。だが、そこがいい! そんな半ば理不尽とも取れるような展開こそ、サガというゲームです。









    8人の主人公キャラクター

    本作は8人のキャラクターの中から任意で選んだ1人を主人公として、冒険が始まります。これにより序盤のシナリオや、前述の戦闘回数の初期値が変わったりするのですが、まあ最初は気にしなくてもいいでしょう。なお、選ばなかったキャラクターは仲間キャラクターとして加入させることが可能です。


    キャラクターは年齢が若い程ステータスが伸びやすく、歳を取っている程初期ステータスが高めになります。また、両親の職業によって伸びやすいステータスが変わるため、そこがキャラクターの差別化要素です。ただし、主人公で選んだキャラクターのみ両親の職業を選択可能なので、ある程度目的に沿ったカスタマイズできます。
    両親は異性親の特徴を強く引き継ぐので、同性親が戦士系で異性親が魔道士系だった場合はちょっと攻撃力が高い魔道士系のステータスになるでしょう。


    アルベルト

    年齢が下から二番目なので最初は頼りないのですが、序盤から強力な仲間キャラがどんどん加入するため進めやすいです。ストーリーも次はどこに行け、次は何をしろ、というのが指示されやすく、フリーシナリオの本作でも目的が分かりやすいため初心者にオススメと言えるでしょう。

    世界で唯一の左利きの存在なので、主人公にしてキャラメイキングで右利きにしてしまった場合、世界最強の片手剣「レフトハンドソード」を使いこなせるキャラがいなくなります。


    ジャミル


    同性親異性親共にシーフなので、素早さが尋常じゃなく伸びるキャラクターです。敵より早く動けるというのは全RPGにおける最大のアドバンテージなので、例に漏れず本作でも強キャラとして挙げられやすいです。しかし歳は若く、主人公にした場合は若干シナリオの難易度が高いですね。


    グレイ


    異性親がシーフなので、ジャミルに次いで素早さが高めです。同性親が戦士なので、ジャミルよりは攻撃力やHPの高さに優れます。主人公に選んだ場合は序盤からそこそこ長丁場なダンジョンに挑むことになるので、両親を「魔術師」「占い師」みたいな魔道士系にするとHPが低すぎて攻略難易度が尋常じゃないことになるので注意が必要です。

    私は作中で一番好きなキャラなのですが……気付いたらグレイの年齢超えてる。何か、思うところがありますね。


    ホーク


    海賊です。主人公の中で最年長なので、初期ステータスの高さはトップクラス。異性親が「女戦士」なので腕力の伸びも良く優秀なアタッカーになります。主人公に選ぶとホーク自身の能力の高さに加え、初期仲間キャラクターも非常に高ステータスなので難易度は屈指の低さです。が、海賊という特性上悪行値を稼ぎやすいイベントをこなすため、油断すると悪行ルートが確定します。


    アイシャ


    作中最年少のキャラクター。序盤はどれだけ良い武器を与えても敵にダメージを与えられないし、敵の一撃であっさり死亡するしで役に立ちません。しかし成長速度が早いので根気よく育てれば中盤以降は主力アタッカーになりえます。異性親が「武闘家」なので素早さが良い伸びを見せます。主人公にすると貧弱なステータスで世界に放り出されるのでかなり難易度が高めです。


    クローディア


    初期装備で唯一弓を装備していますが、別に弓使いにする必要はありません。というか、本作において得意武器という概念はありません(使っているうちに得意武器にはなりますが)。主人公にすると序盤からかなり高難易度のイベントを2つもこなさなくてはならず、やや難しめです。まあ無視してもいいのですが、それらのイベントはクローディアのために作られたイベントのようなものなので攻略しておいた方がいいでしょう。


    バーバラ


    仲間にすると様々な街の地図が手に入るため、最終メンバーに入れる気はなくても必ず1度はパーティに加えないといけないキャラです。異性親が「詩人」なので素早さは高いですが、知力の伸びが良いのがややもったいないですね(本作は術が弱いので)。主人公にすると序盤から世界の半分くらいが自由に行き来可能なので逆に何をすればいいのかが分かりにくいです。初心者にはオススメできません。


    シフ


    両親が「戦士」「女戦士」の典型的な脳筋キャラです。腕力とHPの伸びが高いので前線でガンガン敵をなぎ倒します。できれば序盤の早めに仲間に入れておきたいキャラですね。主人公にすると単騎でダンジョン攻略をしなくてはいけませんが、戦闘能力が高いのであまり問題はありません。両親を魔道士系にするとちょっと厳しいかもしれませんが……。


    この他にも一部の主人公を選んだ時だけ仲間にできるキャラクターや、時期限定のキャラクター、特定の条件を満たすと仲間にできるキャラクターが存在します。




    ・問題点①

    単純にバグが多い。フラグ管理が大変なためか、一部イベントの進行がめちゃくちゃだったり、時期限定キャラを仲間にしてそのまま度に出たりとシナリオだけでなく色々な部分がフリーダムです。中にはハヤブサキャンセル(素早さに関わらずキャラを最速で行動させるバグ)のようにプレイヤーにとって有利なバグもありますので、面白いんですけどね。バグにより存在しないキャラクターの没データが明らかになったり入れないダンジョンが明らかになったり、フラグ管理上聞くことができないセリフを見れたりと、やり込み勢からすると大歓迎のネタの宝庫ではあります。ですが、やはり突然想定しない挙動を取られることも多いのであまり歓迎したいものではないでしょう。事実、WS移植版ではほとんど修正されていました。


    問題点②

    それが魅力ではあるものの、やはりストーリーの不親切さはやや気になります。特に中盤に発生する「何故主人公がラスボスと戦わなくてはならないのか?」が分かるイベントは強制攻略でも良かったのではないかと思いますね。何せ主人公は冒険者とか海賊とか遊牧民とか盗賊とか、おおよそ世界平和から程遠い連中が揃っているので。


    問題点③

    シンボルエンカウントの本作ですが、敵シンボルの数が多すぎます。通路に敵がうじゃうじゃいる上に、戦闘回数がかさむとイベントが消滅してしまうのでダンジョン内の戦闘は極力避けたいんですよね。本当は。戦闘回数が多くなるとパーティメンバー6人分全員のコマンド入力も結構億劫になります。AI戦闘もできないしね。これに横接触後接触の陣形の乱れが加わるともう面倒で面倒で……。まさか全員に弓持たせておくわけにもいきませんしね。








    荒が目立つ作品ではありますが、荒を含めて楽しむのがサガ流なのでこの完成度は奇跡のバランスだと思っています。フラグ管理の関係で聞くことのできなかったセリフとかも大量にあるのですが、PS2リメイクのミンストレルソングで全て見ることができましたし、ロマサガ1としてはこの形でいいと思います。

    つい最近3DSのVCで配信されたそうで、ちょっと欲しいんですよね……。でも今ポケモンやってるし。どうして他のゲームがある時に限って配信開始しちゃうかな~。


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