世界最強の格闘技 SUMO 〜in Tokyo (Festival in Ryogoku)〜 潜入!国技館!(両国にぎわい祭り)
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世界最強の格闘技 SUMO 〜in Tokyo (Festival in Ryogoku)〜 潜入!国技館!(両国にぎわい祭り)

2016-05-05 14:32
    4月9日、その日ひげは夏場所チケット争奪戦に挑んだがあっさり敗れた。


    それから3週間経った4月30日。失意の中テレビを見ていたら、

    「本日、両国で『両国にぎわい祭り』が行われました。」

    との声が。よくよく聞くと、両国の町の活性化を目的としたお祭りで、ちゃんこの食べ比べや

    国技館の中を回れるツアーをやっていたということでした。そんな情報を知らなかったので、

    またしてもショックを受けていると、

    「このお祭りは明日も開催されます」

    との一言が。その瞬間、

    「神はわたしを見捨てなかった!」

    という言葉が、G○LAN総帥の声で脳内に再生されたのでした。

     ということで、今回は両国にぎわい祭りのレポートです。人生初の国技館だったので、両国

    駅と国技館バックヤードツアーのレポートになります。




    ★目次★

    壱. 両国駅
    弐. 両国国技館(外)
    参. 両国国技館(バックヤードツアー)
    肆. まとめ
    伍. おまけ:夏場所展望





    ~壱. 両国駅~

     朝11時、両国駅に着くと、お祭りに行く人がたくさん降りました。まず改札を出ると武蔵丸

    と白鵬の優勝額がどーんとお出迎え。反対側には二代目若乃花の優勝額もありました。(図1)

      
    図1. 横綱武蔵丸と白鵬の優勝額。写真のようですがちゃんと人が描いてます。


     さて、西口改札を出ると力相撲と書かれた石像を発見。そこまで大きい像ではないですが、

    名前の通り、力強さが伝わってきます。また力士の表情もかわいいです。みんながお尻を触る

    のでお尻が黒くなっているのも面白いところ(合法なはず)。(図2)

      
    図2. 力相撲像。道行く人が触っていくのでお尻が真っ黒。


     西口を出ると名前の通り、賑わっていました。駅を出て左側は催し物が行われたり、ちゃん

    この屋台がたくさんありました。もちろん、右側の国技館方面もいろんな屋台が出ていたり、

    フリーマーケットが行われたりとこちら側も大勢の人で賑わっていました。お祭りの賑わいを

    感じつつ、国技館へと向かうのでした。






    ~弐. 両国国技館(外)~

     両国国技館ですが、こちらもいろんなものが売られていました。門をくぐって左側はちゃん

    こや焼き鳥が売ってましたし、右側では飲み物や焼きそば、横綱バーガーなど様々な食べ物が

    売っていました。特に、ちゃんこは常に行列ができていました。

     また、嘉風関が熊本地震の募金をしていました。人を惹きつける親しみやすい話術で一生懸

    命募金を募集していました。(図3)

    図3. 募金活動をする嘉風関取。「このお金は僕の懐には決して入らないので安心してください」みたいなことを言っていたので安心して募金しました。          







    ~参. 両国国技館(バックヤードツアー)~

     今回の一番の目的、バックヤードツアーです。東西の支度部屋や風呂場、そして土俵に触れ

    られるなど、普段絶対に立ち入ることができないところに200円で入れるというのだから驚き

    です。こんな貴重な機会ですから、参加する人もたくさんおり、ツアー参加者の列が国技館の

    外にまで伸びていました。これがもし雨の日だったら大変ですが、天気も良かったので並ぶの

    もそんなに苦になりませんでした。係員の人は1時間は待つと言っていましたが、さくさく列

    も進み、30分位で入ることができました。

     ツアーに参加するために地下一階に降りると歴代横綱の名前が書かれたものなどが展示され

    ていました。

        
    図4. 地下1階展示物。ここは本場所中でも入れる?

     

     ツアーに参加してまず訪れたのが西側支度部屋。テレビで見たことのある光景が広がってい

    て思わず「うわぁ」という声が出ました。感激!(図5)

      
      
    図5. 西側支度部屋。畳は中学や高校にある柔道場のような感じでした。
    窓はありますが外は壁で景色は見えません。       


     支度部屋には畳以外にもいろんなものがありました。例えば鉄砲柱。1個しかないので取り

    組み前には関取が交代で使っているのでしょうか。(図6)

    図6. 鉄砲柱。ここでのテッポウ行為は許されますが、花道では国技館でもやっぱりダメ?



     そして取り組み後に入るお風呂もここにありました。もっと大きいお風呂かと思いましたが

    以外と小さかったです(普通に比べれば十分大きいです)。 (図7)

        
    図7. 風呂場。シャワー、トイレ付き。負けて悔しい時はここから叫び声が聞こえることも?



     面白かったのが注意書きがいっぱいあったことです。国技館の入場指示や取り組みの注意、

    そして確定申告など様々なものが貼ってありました。(図8)


        
    図8. 注意書き一覧。小さなものから超重要な事項まで色々貼ってあります。



     西側支度部屋を後にすると長い廊下があり、その途中には審判部屋、行事部屋があります。

    (図9, 10)

      
    図9. 審判部屋。約90畳の広〜い部屋です。


        
    図10. 行事部屋。各行司の名前が書かれた下足箱があります。


     ちなみにこの審判、行事部屋の間に力士が使用禁止のトイレがあります。(図11)

    図11. 力士使用禁止トイレ。そもそも大きさ的に入れない!?


     審判、行事部屋を通過し、相撲映画室、写真記者クラブ室(図12)を通過すると東支度部屋が

    登場します。(図13)

      
    図12. 相撲映画室と写真記者クラブ室


    図13. 東支度部屋入り口。




     東支度部屋も西支度部屋と同じ作りで同じものが設置されていました。・・・が、なんとこ

    こに板番付を書いている方が!番付を書くのは行司さんの仕事なので書いている方もおそらく

    行司さんだと思います。(図14〜16)

        

    図14. 板番付。横綱の字は大きいですが、地位が下がるにつれて文字は小さくなるので見る方も書く方も大変です。長時間書くのも大変。                


      
    図15. 板番付。よく見ると鉛筆?で細い線(枠)が書かれてます。この中に文字を書いてます。



    図16. まだ書かれていない板。筆の種類も豊富にあります。



     西支度部屋はたくさん人がいましたが、なぜか東はあまり人がいませんでした。(図17, 18)


    図17. 東支度部屋。右奥に板番付を書いているスペースがあります。


    図18. 横綱が座る場所。ここに歴代の横綱が座ったと思うと改めて凄い場所にいると実感。



     東西支度部屋を見学したらいよいよ土俵へ向かいます。(図19)

      
    図19. 東側花道。花道の横には記者クラブの部屋がありました。


     花道を抜けて飛び込んできた光景に声が出ませんでした。やっぱり凄い!いい表現ができな

    いのですが、会場に圧倒されました。ただただ凄いとしか言えません。(図20)


    図20. 会場全体。やっぱりものが違います。



     国技館と地方場所の会場はいくつか違いがありますが、何と言っても直近の約5年間の優勝

    力士(東西南北に8枚づつ合計32枚)の優勝額が飾られていることが一番の違いだと思います。

    いくつか写真を撮ったので下に紹介します。(図21〜24)

     この優勝額、カラー写真ではなく人の手で色が塗られています。しかし、この色塗りを手が

    けられていた方(佐藤寿々江さん)が平成26年に引退されたそうです。このため、平成26年から

    は手塗りではなくカラー写真になりました。そのため、この手塗りの優勝額はこのまま行くと

    平成31年に国技館から姿を消すことになるそうです。(wikipedia:優勝額参照)


    図21. 正面優勝額。8枚並んでる姿は強さと美しさを感じます。


      
    図22. 横綱日馬富士と鶴竜。今後どこまで優勝回数を伸ばせるか。


      
    図23. 横綱白鵬と大関照ノ富士、元大関把瑠都。この二大関は体格も良く、
     力もあっただけに膝の怪我さえなかったらと思ってしまいます。


    図24. 元関脇旭天鵬。旭鷲山、旭天山とともにモンゴルから角界入りしたモンゴル出身力士の
        開拓者の一人。当時から私はこの3力士の大ファン(特に旭鷲山)でした。旭鷲山が引退
       し、その後間もなく、旭天山も十両に上がれずに引退しましたが、旭天鵬はその後も長
       く十両に落ちることなく、幕内で相撲を取り続けました。この5月場所で栃煌山との優
       勝決定戦で勝って優勝した時、私は地元の銭湯のサウナの中で涙を流して喜びました。



     このバックヤードツアーではなんと土俵にも触ることができました。ただし、土俵に登るこ

    とはできません。(図25〜27)

      

    図25. 国技館の土俵。手で触るととても硬かったです。写真に写っているのは土俵作りに使う
    タコとタタキ。土俵の奥や横には土俵作りに使われた土もあります。     


    図26. 土俵の上にビール瓶(確かアサヒ)!?これも飲むためではなく土俵を均すために使います


        
    図27. 吊り天井の中とその上。吊り天井の中はライトでかなり明るかったです。ツアー参加者はたくさんいたのですが、残念ながら満員御礼の垂れ幕はおりませんでした。 



     土俵上では1時間に1回、この日は関ノ戸親方(元小結岩木山)が相撲にまつわるいろんな話を

    してくれました。話していた内容ですが、覚えてる限りで・・・

    ・ 土俵に撒く塩は伯方の塩で15日間で約600 kg使うそうです。現在一番使っている関取は旭
      日松。

    ・ 関取が使う力水は、土俵の下にタンクを埋めておいてそれを使う。

    ・ 塵手水は武器を持たずに正々堂々と勝負するという意味だけど、そもそもは手を清める水が

      ないときに近くの草のつゆを使って清める動作だったとか。(外で行っていたため)

    ・徳俵は大昔に外で行っていたとき、雨などで土俵に水溜まりができたときに水の捌けだし口
     に使っていた名残。

    ・ 東京オリンピックの期間中、国技館はボクシングの会場になる。

    ・ 蛇の目の砂は大昔、土俵が二重土俵だったときに、内と外の俵の間に撒いた砂が起源。

    ・ 土俵に使われる砂は埼玉県越谷市の荒川の土手から取ってきたもので、土俵を作るときに古
      い土の3分の1(だったはず)を新しいものと入れ替えて作る。

    ・ 関取のまわし(たぶん化粧まわしも)は京都や福岡で作られているが、三越で買える。


    とか。こんな話をしていたと思います。ときに笑いが起こり、お客さんの質問にもわかる範囲

    で答え、終始笑顔でとても面白い話をしていました。(図28)


    図28. 解説をする関ノ戸親方。いろんな話をしてくれました。



     このツアーでは東の枡席も一部開放していたので枡席にも座ることができました。よもや本

    場所観戦で座るよりも先にこんな形で座れるとは思いませんでした。(図29, 30)

      
    図29. 東枡席。座った場所はおそらく桝B席。


      
    図30. 枡席からの眺め。ここからでも十分土俵が大きく見えます。


     枡席からの景色ですが、土俵以外にも様々なものが見てました。例えば、正面側には正面解

    説席や天皇、皇后が観戦されるときに使われる貴賓席があります。(図31)

      
    図31. 正面解説席と貴賓席。正面解説席はシャッターが下りてました。



     また、反対側の向正面には取り組みの電光掲示板がありました。(図32)

      
    図32. 電光掲示板。並びはおそらく初場所の番付順。左が横綱でその隣に大関、
    関脇・・・と
    並んでいて上が東、下が西。           


     この土俵のある会場を後にすると、バックヤードツアーは終了なのですが、国技館内ではこ

    のバックヤードツアー以外にも、相撲甚句や太鼓実演を生で観れる場所や、うちわに自分の名

    前を行司さんに相撲字で書いてもらえるコーナー(1000円)、そして力士に挑戦できる力士に

    挑戦!!のコーナーなど、様々なイベントブースがありました。どこも長蛇の列だったので、

    全部堪能するなら朝から行くか、2日連続で行くのがいいのかもしれません。






    . まとめ~

     いかがでしたでしょうか。相変わらず長くなってしまいましたが、これで両国にぎわい祭り

    のレポートを終わります。思いがけない形でしたが、初めて国技館に入れたので終始興奮して

    しまいました。次回行く機会があるとすれば本場所の観戦でしょうが、その時は今回とはまた

    違う雰囲気なのだと思います。その時が来るのを楽しみにしています。次回こそは秋場所のチ

    ケット争奪戦に勝たねば・・・っ!というわけで、ここまでお付合いしてくださった方、あり

    がとうございましたm(_ _)m





    陸. おまけ:夏場所展望

     時期が時期なので当たらないひげの夏場所の展望を書いてみます。

     幕内ではやはり白鵬関が場所の中心になると思います。そして世間はがっぷり鶏塩ちゃんこ

    の人注目すると思いますが、過去何度も裏切られているので私は過度な期待をしていません

    (応援しないわけではありません。むしろ優勝してほしい)。気になるのは正代関と大砂嵐関。

     正代関は十両昇進後、負け越すことなく今場所東前頭2枚目の地位まで上がってきました。

    今場所は横綱、大関陣と対戦が組まれることになると思いますが、どこまで通用するのか期待

    しています。そして大砂嵐関。半月板損傷という大怪我で休場したため先場所は十両での取り

    組みとなりましたが、他を寄せ付けない強さでした。今場所は幕内に戻っての取り組み。活躍

    してくれるものと期待しています。

     十両ではやはり新十両の宇良関。入門時から話題になっていましたが、序の口デビューから

    16連勝したりと人気だけではなく力もあり、7-0, 7-0, 5-2, 7-0, 6-1, 6-1と負け越しせず、

    わずか1年で十両まで駆け上がってきました。豊真将を思い出させるような低い姿勢で安定し

    た足腰、勝負所での素早い攻めはやはり力があると感じられます。新十両の場所ですが、十分

    勝ち越しできるのではないかと思います。

     そして幕下の濱口。宇良と同じ木瀬部屋所属の力士ですが、こちらは引かずに攻め続ける取

    り口が持ち味です。濱口も宇良と同じように序の口デビューから14連勝するなどかなりの力を

    持っていました。その後も順調に勝ちを積み重ね、デビューから1年で幕下4枚目まで上がって

    きたのですが、この時に膝を大怪我し、約1年休場することになってしまいました。1年休場し

    たため、番付は序の口まで落ちてしまい、再スタートという形になりましたが、復帰した2014

    年の名古屋場所でいきなり7戦全勝で序の口優勝。(そのときの写真が以下にあります。)

    (世界最強の格闘技 SUMO 〜in Nagoya〜 其の弐:決戦、愛知県体育館)

    そこから再び勝ち星を重ね続けて約2年、2016年の夏場所では自己最高位に迫る幕下5枚目ま

    で帰ってきました。幕下上位ではなかなか大勝ちできていませんが、ここで大勝ちすればご当

    所場所である名古屋場所での新十両も見えてくる地位です。宇良が先に十両に昇進しましたが

    今場所大勝ちして宇良に続いて十両昇進して欲しい力士です。膝の具合が心配ですが、立ち会

    いから引くことなく、攻める相撲を十両でも。そして出来れば次の名古屋場所で見たいです。

    頑張れ!濱口!


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