【映画レビュー】劇場版名探偵コナンソムリエ(自称)による「紺青の拳」評価【ネタバレあり】
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【映画レビュー】劇場版名探偵コナンソムリエ(自称)による「紺青の拳」評価【ネタバレあり】

2019-04-23 21:00
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前略、私は引き続き「劇場版名探偵コナン」が大好きです。

原作もアニメも追っていないけれど、毎年劇場版だけは欠かさず見ています。

「劇場版名探偵コナンソムリエ」を自称し、何故か毎年ボジョレー・ヌーヴォー風にレビューしています。これまでの評価は以下のとおりです。


劇場版コナン評価リスト

01(1997)『時計じかけの摩天楼』「柔らかく硝煙味豊かで上質な味わい」
02(1998)『14番目の標的』「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
03(1999)『世紀末の魔術師』「1000年代最後の劇場版コナンは近年にない出来」
04(2000)『瞳の中の暗殺者」「例年のようにおいしく、フレッシュな口当たり」
05(2001)『天国へのカウントダウン』「100年に一度の出来」
06(2002)『ベイカー街の亡霊』「2001年と同等の出来」
07(2003)『迷宮の十字路』「まろやかで濃厚。近年まれにみるコナンの出来で過去10年間でトップクラス」
08(2004)『銀翼の奇術師』「出来は上々で申し分の無い仕上がり」
09(2005)『水平線上の陰謀』「昨年同様良い出来栄え」
10(2006)『探偵たちの鎮魂歌』「登場人物が多く中々の出来栄え」
11(2007)『紺碧の棺』「コナン映画史上最悪の不作」
12(2008)『戦慄の楽譜』「記録的な不作だった昨年は上回った」
13(2009)『漆黒の追跡者』「過去2年のものよりダーティで、軽い」
14(2010)『天空の難破船』「豊かなアクションと程よい謎解きが調和した味」
15(2011)『沈黙の15分』「これまでで一番強くかつ攻撃的な事件」
16(2012)『11人目のストライカー』「ここ数年で一番出来が良い」
17(2013)『絶海の探偵』「過去にワーストヴィンテージと言われた2007年を思い起こさせます」
※(2013)『ルパン三世VS名探偵コナン』「TV版よりコナン味に富んだリッチなコラボ」
18(2014)『異次元の狙撃手』「過去10年で最高と言われた12年を上回る出来栄えで04年以来の出来」
19(2015)『業火の向日葵』「今も語り継がれる07年や13年に近い出来」
20(2016)『純黒の悪夢』「シャアとアムロを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができてガンダム」
21(2017)『から紅の恋歌』「ガンダムな16年とはまた違い、 本来の軽さを備え、これぞ劇場版コナン」
22(2018)『ゼロの執行人』「エレガントで推理とアクションのバランスがとれた上品な味わい」

※一部昨年から少し修正しました。




昨年公開された22『ゼロの執行人』の評価は、
「エレガントで推理とアクションのバランスがとれた上品な味わい」
前半~中盤は探偵映画、後半はアクション映画と割り切った構成の作品でした。屈指の人気キャラクター・降谷零が登場したことで過大評価されている印象が否めませんが、嫌いな作品ではなかったですね。




さて、今年の評価を発表する前に、劇場版コナンのジンクスを紹介しましょう。



「水が絡めば絡むほどクオリティが下がる」のです。
シリーズの黒歴史・11『紺碧の棺』の舞台は海底
シリーズで最も地味な作品・17『絶海の探偵』の舞台は航海中のイージス艦
シリーズで最も「コナンが何もしない」作品・19『業火の向日葵』は美術館が水没

14『天空の難破船』はシリアスな展開や派手なアクションで期待を煽るも、飛行船の高度が下がり、飛行船の着水が近付くと共に地味すぎる動機が明らかになって気分を盛り下げる

……という有様。例外は勿論ありますが、やはり紺碧・絶海・業火の印象が強すぎて、予告映像に水面が映ると「今年はヤバイのでは」と思ってしまいます。





さて今年はというと……なんとシンガポール
「屋上に巨大プールがある」ホテル、マリーナ・ベイサンズが舞台。この時点で不安なのに、
「真実vs奇術vs蹴撃─雌雄を決するトリニティバトルミステリー」
という理解に苦しむキャッチコピーが更に不安を煽ります。真実vsって何よ。

しかし、それでも見に行くのが劇場版コナンソムリエです。
それでは「紺青の拳」の評価を発表しましょう!!







作画に恵まれ、
ドラゴンボールのような香りがあふれる、
ネタ豊かな味わい。

……とします!
※元ネタ:太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい(2014年)





はっきり言ってしまえば、盛大なバカ映画。

「沈没船から引き上げた宝石をチャンピオンベルトに埋め込んで、かつて確執のあった人物にその警護を頼み、空手大会の優勝者にプレゼントしちゃう」という了解困難な資産家
・明らかに出る映画を間違えている京極真
・僅かな証拠から未来予知に近い精度の推理を展開するアーサー平井くん
・便利な移動手段と化す快盗キッド
・おそらくシリーズ最速で義務のクイズを消化する阿笠博士
存在理由が謎すぎる林修先生

最初から最後まで止まることなく暴走し続けるこの映画
コナンと思って見に行くと「なんだコレ」と思うこと間違いないですが
「伏線が張り巡らされたドラゴンボール」
と思って観に行くと、楽しめること間違いなし。

個人的に一番評価したい点は「コナン達を米花町から事件の舞台に連れ出す便利ツール」として酷使され続けた園子へ、ようやくスポットライトが当たったこと。劇場版コナンを長年見てきた人間としては感無量です。……え?「紺碧の棺」も園子が活躍した?なんのことかな。

ところで、予告によると来年は赤井秀一が登場するようですね。来年も楽しみ。
タイミング的にオリンピック会場が酷い目に会うと予想していたのですが……


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ドラゴンボール分かるわー
気付いたらドラゴンボール見てた気分
3週間前
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好きな映画が青字でこっ酷く書かれててとてもとても悲しい気持ちです。
個人的な評価ですから致し方ないことなのでしょうけれど。
3週間前
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絶海の探偵が低評価なの不思議なんだよな
地味かもしれないけど微妙な作品が続いてた中で久しぶりにしっかりと作り込まれた映画で良かったと思うんだが?
3週間前
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棺と向日葵が青字なのは誰もが文句ないでしょうね。でも個人的には絶海が青字なら15分とかゼロシコも青字になるように思います。
3週間前
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