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タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・1文め・1段落め1行め・「To ...」 2014年7月
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タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・1文め・1段落め1行め・「To ...」 2014年7月

2014-07-29 01:01
    タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・1文め・1段落め1行め・「To ...」

    過去門の本文を解説します!

    多摩美術大学・2013年度・B日程・[問題Ⅲ]の本文です!

    今回は、1文めです!

    1段落め1行め、「To ...」からです!
        To begin to understand how and why Leonardo da Vinci has become such a special and symbolic figure for us today, it is useful to know something of the period in Italy into which he was born.
        「どのように、そしてなぜ、レオナルド・ダ・ヴィンチが今日(こんにち)私たちにとってこのような特別で象徴的な人物になっているのかを理解し始めるために、イタリアの彼が生まれた時代についてのあることを知ることが役に立つ。」

    ──────────────────────────────

    語句です!

        begin    始める   
        Leonardo da Vinci    レオナルド・ダ・ヴィンチ
        special    特別な
        symbolic    象徴(しょうちょう)的な
        figure    人物
        useful    役に立つ
        period    時代
        Italy    イタリア
        be born    生まれる

    ──────────────────────────────

        レオナルド・ダ・ヴィンチ - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81   

        レオナルド・ダ・ヴィンチ-主要作品の解説と画像・壁紙-
    http://www.salvastyle.com/menu_renaissance/davinci.html
        イタリア
        Italy
        Italian
        「国名2」ヨーロッパ1 直前対策2011 | 美大英語.com
    http://bidaieigo.com/2011/02/kokumei2-europe1-chokuzen2011/

    ──────────────────────────────

    まず、最初のコンマ(,)までを見ます。
        To begin to understand how and why Leonardo da Vinci has become such a special and symbolic figure for us today,
        「どのように、そしてなぜ、レオナルド・ダ・ヴィンチが今日(こんにち)私たちにとってこのような特別で象徴的な人物になっているのかを理解し始めるために、」

    ──────────────────────────────

    「To」で始まっています。

    不定詞です。これぜんたいで「~するために」って言っています。

    「To begin」で「始めるために」です。

    「begin to do」で「~することを始める」「~し始める」です。

    ここでは「begin to understand」です。「理解し始める」です。

    ──────────────────────────────

    なにを理解するのかっていうと「how and why」です。

    「どのように、そして、なぜ」です。

    ──────────────────────────────

    そのあとに主語と動詞がつづきます。

    「how(どのように)」とか「why(なぜ)」とかの疑問詞(ぎもんし)のうしろに主語と動詞をならべてぜんたいを名詞のかたまりみたいにすることができます。

    「how and why (主語)(動詞)」で
    「どのように、そしてなぜ(主語)が(動詞)するのか」です。

    ──────────────────────────────

    この部分の主語は「Leonardo da Vinci」です。

    「レオナルド・ダ・ヴィンチ」さんです。すごい人です。いろんなことができる人です。

    ──────────────────────────────

    動詞は「has become」です。

    訳は「なっている」か「なった」です。

    ──────────────────────────────

    現在完了(げんざいかんりょう)です。カンタンに言えば過去形とだいたいおなじです。

    くわしく言えば、過去に「特別で象徴的な人」に「なった」、その結果、今、「特別で象徴的な人」に「なっている」っていうことをあらわします。

    ──────────────────────────────

    「become」はここでは過去分詞(かこぶんし)です。

    原形が「become」で、
    過去形が「became」で、
    過去分詞が「become」です。

    原形と過去分詞が同じかたちです。発音も同じです。

    ──────────────────────────────

    「such ...」のところに行きます。

        such a special and symbolic figure
        「このような特別で象徴的な人物」

    ──────────────────────────────

    ひとことで言えば「figure(人物)」です。

    これに形容詞が2つついて、その前に「a」がついて、その前に「such」がついています。

        such+(a)+(形容詞)+(名詞)
        このような(形容詞)な(名詞)

    「such」が「a」の前につくのがポイントです。「such a」です。

    でも、名詞が複数形のときはもちろん「a」はつきません。

    ──────────────────────────────

    「such」は「このような」です。

    「とても」っていう意味になることもあります。

    日本語でも、
    「このような特別で象徴的な人物」っていうことは、ようするに
    「とても特別で象徴的な人物」っていう意味になることがあります。

    今回の文では「とても」で訳してもいいです。

    ──────────────────────────────

    形容詞はここでは2つあります。

    「and」でつながって「special(特別な)」と「symbolic(象徴的な)」です。

    ──────────────────────────────

    「symbolic(象徴的)」っていうのは「代表的」とか「有名」っていうことです。

    レオナルド・ダ・ヴィンチさんが「象徴的(symbolic)」な人物だって言っています。ルネサンスを象徴する人っていうことです。ルネサンスを代表する有名な人です。

    ──────────────────────────────

    「symbolic(象徴的な)」は「symbol(象徴)」っていう名詞に「-ic」をつけて形容詞にしたものです。

    ──────────────────────────────

    日本語の「象徴(しょうちょう)」っていうのを、『広辞苑』を引くと次のように書いてあります。

        「symbole フランスの訳語。中江兆民の訳書「維氏美学」(1883年刊)に初出。

    ようするに「象徴(しょうちょう)」っていう日本語は、フランス語の「symbole」、つまり英語で言えば「symbol」っていう言葉を翻訳するために作られた日本語です。

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    有名な話だと、日本国憲法で「象徴」っていうのが、英語の「symbol」を翻訳したものです。
        第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、
    英語だと次のような表現です。
        Article 1.    The Emperor shall be the symbol of the State and of the unity of the People,

    直訳すれば「天皇は国の、そして国民統合の象徴であって、」です。

    ──────────────────────────────

    「symbol(象徴、シンボル)」っていうのは、記号の1種です。

    記号っていうのはようするに絵文字です。
        シンボル (symbol) は、記号 (sign) を分類した1つの種類である。
    シンボル - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB&oldid=48104502

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    記号の中で、知らなかったらぱっと見ではわからないものがシンボルです。
        記号のうちその対象との関係が非本来的・隠然的であるものがシンボルとされる。
    シンボル - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB&oldid=48104502

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    言語もシンボルです。
        典型的なシンボルとして言語がある。旗や紋章なども、基本的にはシンボルである。
    シンボル - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB&oldid=48104502

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    「apple」っていう言葉を聞いても、知らなかったらリンゴのこととはわかりません。でも、知っていたら「apple」って聞けば「リンゴ」のことだってわかります。

    「日の丸」の国旗を見ても、知らない人には日本のことっていうのはわかりません。でも、知っていたら「日の丸」の国旗を見れば日本のことだなってわかります。

    同じように、今回の文では、レオナルド・ダ・ヴィンチさんって言っても、知らなかったらわかりません。でも、知っていたら「レオナルド・ダ・ヴィンチ」と言えばルネサンスのことだってわかります。

    これを「symbolic(象徴的)」って言っています。

    ──────────────────────────────

    「figure」は「人物」です。

    英語での発音は「フィギュア」よりも「フィギャー」って言ったほうがいいです。

    「人物」のほかに、「かたち」っていう意味で使われることも多いです。

    人のかたちとか、図形とかです。

    「フィギュアスケート(figure skating)」は、滑ったあとが図形みたいになるから「フィギュア」って言います。

    ──────────────────────────────

    「for us」です。

    「私たちにとって」です。

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    「today」です。

    「today」はもちろん「今日(きょう)」です。

    でも、ここではようするに「現代(げんだい)」っていう意味で使われています。今の時代です。

    こういう意味のときは、日本語では「今日」って書いて「こんにち」って読むことがふつうです。

    ──────────────────────────────

    では、後半です。

    コンマ(,)のあとです。
        it is useful to know something of the period in Italy into which he was born.
        「イタリアの彼が生まれた時代についてのあることを知ることが役に立つ。」

    ──────────────────────────────

    主語は「it」で、動詞は「is」です。

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    この主語の「it」はカタチだけの主語です。

    形式主語(けいしきしゅご)とか仮主語(かりしゅご)とかって言います。

    英語で「formal subject」って言います。「カタチの主語」です。

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    「formal」は「正式の」っていう意味にもなるけど、もともとは「form(かたち、フォルム、フォーム)」っていう名詞に「-al」をつけて形容詞にしたものです。「カタチの」って言っているだけです。

    「正式」な場面っていうのはようするに礼儀みたいな決まった形式を重んじます。だから「形式の」「カタチの」っていう意味の「formal」が「正式な」っていう意味にもなります。

    今回の「形式主語(formal subject)」の「formal」は、ただ「カタチの」って言っているだけです。「カタチだけの主語」です。

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    カタチだけじゃない「ホントの主語」はここでは不定詞です。

    「to know ...」です。「知ること」です。

    「ホントの主語」は、「真主語(しんしゅご)」って言います。「意味上の主語」って言うこともあります。

    英語で「real subject」です。「リアルな主語」です。

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    リアルな主語の不定詞の部分は「to know」からこの文の最後までです。

        to know something of the period in Italy into which he was born
        「イタリアの彼が生まれた時代についてのあることを知ること」

    ──────────────────────────────

    「something」はここでは「あること」です。

    「something」は「なにか」って訳することが多いけど、ここでは「あること」って訳したほうがいいです。

    ──────────────────────────────

    「of the period」です。

    「その時代の」です。

    ──────────────────────────────

    「in Italy」です。

    「イタリアの」です。

    「イタリアの中の」です。

    すぐ前の「period(時代)」にくっついています。

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    「into which he was born」です。

    「into which」でひとまとまりです。

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    そしてこの「into which」は前の名詞のかたまりにくっついています。

    一言で言えば「period(時代)」にくっついています。

    「Italy(イタリア)」じゃありません。

    「the period (in Italy)」です。「(イタリアの)その時代」です。

        the period into which he was born
        「彼が生まれた時代」
        ←「(その時の中に)彼が生まれた(そういう)時代」

    ──────────────────────────────

    「into」は「in」と「to」ですね。

    「~の中に(in)」と「~に(to)」で「~の中に(into)」です。

    「in」よりも、入っていく動きをリアルに表現したいときに「into」を使います。

    ──────────────────────────────

    「which」は関係代名詞(かんけい・だいめいし)です。

    関係代名詞は関係詞(かんけいし)です。前の名詞を説明しているっていう関係をあらわします。「そういう(時代)」って言っています。

    関係代名詞は代名詞(だいめいし)です。「それ」です。ここでは「the period(時代)」のことです。「その時」です。さらにここでは「into」がついて「into which」です。「その時の中に」です。

    ──────────────────────────────

    つまり、この「into which」には「そういう」と「その時の中に」っていう2つの意味がかくれています。でも和訳ではふつうはそういう関係代名詞じたいは見ためてきには日本語では出てきません。

    単純に「(主語)が(動詞)する(名詞)」っていうふうになります。

        the period into which he was born
        「彼が生まれた時代」
        ←「(その時の中に)彼が生まれた(そういう)時代」

    ──────────────────────────────

    以上です!
        To begin to understand how and why Leonardo da Vinci has become such a special and symbolic figure for us today, it is useful to know something of the period in Italy into which he was born.
        「どのように、そしてなぜ、レオナルド・ダ・ヴィンチが今日(こんにち)私たちにとってこのような特別で象徴的な人物になっているのかを理解し始めるために、イタリアの彼が生まれた時代についてのあることを知ることが役に立つ。」

    ──────────────────────────────

    ちなみに、

    「figure」はここでは「人物」でした。

    日本のサブカルチャーで言う「フィギュア」のことも、英語で「figure」って言えます。

    「figure」には、彫刻の「人物像」っていう意味もあります。

    ──────────────────────────────

    ちなみに、

    「doll」は「人形」です。
    「statue」は、大きいものです。「彫像・塑像」「立像」っていう訳があります。
    「figurine」は、小さいものです。「小立像」っていう訳があります。

    でも、区別はあいまいです。

    フィギュア - Wikipedia
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%AE%E3%83%A5%E3%82%A2

    Figure moe zoku - Wikipedia, the free encyclopedia
    http://en.wikipedia.org/wiki/Figure_moe_zoku

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    ちなみに、「model figure」っていう言い方もあります。

    「figure」にはいろんな意味があって、ただ「figure」って言ってもなんのことかわからないかもしれません。だから、「model(模型)」っていうのをつけてわかりやすくした言い方です。

    「model」が「模型(もけい)」です。
    「figure」が「人物」です。
    「人物の模型」が「model figure(模型の人物)」です。

    Model figure - Wikipedia, the free encyclopedia
    http://en.wikipedia.org/wiki/Model_figure

    Scale model - Wikipedia, the free encyclopedia
    http://en.wikipedia.org/wiki/Scale_model
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