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タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・2. 2014年7月
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タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・2. 2014年7月

2014-07-31 03:02
    タマビ・2013・B日程・[問題Ⅲ]・2.

    多摩美術大学・2013年度・B日程の[問題Ⅲ]をくわしく教えます!

    今回は、2.です!

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    2.の設問はこうです!
        2.    著者によるルネッサンス期のヒューマニズムに関する説明として正しいものはどれか。[32]
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    photo credit: Julija...! via photopin cc

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    選択肢はこうです!
        a)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。
        b)    人間を真実や善を追い求める非合理的な存在と捉えた。
        c)    ローマカトリック教会との関わりを積極的に求めた。
        d)    ローマカトリック教会だけでなく古代ギリシャやローマの思想との関わりを求めた。

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    本文2段落め4行めの「The philosophical ...」からの文はこうです!
        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

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    語句です!

        philosophical    哲学(てつがく)の
        backbone    背骨(せぼね)、重要要素
        humanism    ヒューマニズム、人文主義(じんぶんしゅぎ)
        place    置く
        importance    重要性
        possibility    可能性
        individual    個人の、個人的な
        achievement    達成、成就(せいじゅ)、獲得(かくとく)
        suggest    提案する
        human    人、人間
        rational    理性的な
        being    生き物
        capable of    ~の能力がある
        truth    真実
        goodness    善(ぜん)

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    「humanism(ヒューマニズム)」はいろんな意味があります。
    ヒューマニズム(英: humanism)という概念は、歴史的な変遷を経て多義的に用いられている。

    ルネッサンスのヒューマニズムには、日本語で「人文主義(じんぶんしゅぎ)」っていう訳語があります。
    ルネサンス期における「ヒューマニズム(人文主義)」とは、

    人文主義者(じんぶんしゅぎしゃ)とは、ルネサンス期において、ギリシア・ローマの古典文芸や聖書原典の研究を元に、神や人間の本質を考察した知識人のこと。


    でも、この問題を解くためには、本文に書かれているものだけから、「ヒューマニズム(humanism)」という言葉の意味を考えましょう。

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    では、本文です!

    問題文にある「ヒューマニズム」っていうのは、本文の2段落め4行めに出てきます。「humanism」です。

    そこをふくむ、2段落め4行めの「The philosophical ...」からの文が正解の選択肢の根拠です。
        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

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    まず、コンマ(,)の前までを見てみましょう!
        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism,
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、」

        philosophical    哲学(てつがく)の
        backbone    背骨(せぼね)、重要要素
        humanism    ヒューマニズム、人文主義(じんぶんしゅぎ)

    主語は「The philosophical backbone of the Renaissance」です。「ルネッサンスの哲学的な重要要素」です。1語で言えば「backbone(せぼね、重要要素)」です。

    動詞は「was」です。

    「This is a pen」の「a pen」にあたるのが、「humanism(ヒューマニズム)」です。

    ルネッサンスの重要なものは、ヒューマニズムだった、って言っています。

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    コンマ(,)のあとです!
        , which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

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    まず、「, which」です!

    この「which」は関係代名詞(かんけい・だいめいし)です。

    コンマ(,)が前についているものを、関係代名詞の継続用法(けいぞく・ようほう)って言います。

    ほかには、非制限用法(ひ・せいげん・ようほう)とか非限定用法(ひ・げんてい・ようほう)っていう言い方もあります。

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    「, which」はつなげているだけです!

    関係代名詞は代名詞です。

    「それ」って言っています。「it」とおなじです。ここでは、すぐ前に出てきた「humanism」のことです。ここでは、主語になっています。「それが」です。

    そして、関係詞です。

    前とつなげています。でも、コンマ(,)で区切ってあります。だから、つながりは弱いです。ここでは、あえて言えば「and」をおぎなって考えます。

    つまり、「, which」は「, and it」です。「そして、それ」です。

    この本文の例では、「ヒューマニズムであり、そして、それは~」です。

        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

    または、完全に文を区切っちゃうように訳すこともあります。「ヒューマニズムであった。そして、それは~」です。

        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであった。そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

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    この「which」は「それ」っていっているだけでした。

    すぐ前の「humanism(ヒューマニズム)」のことです。

    つまり、この「which」からあとの部分で、「ヒューマニズム」の説明がされています。この設問の答えが書いてあります!

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    では、「which」からあとです!

    まず、「and」の前までです!
        , which placed importance on the possibility for individual achievement
        「、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置いた」

        place    置く
        importance    重要性
        possibility    可能性
        individual    個人の、個人的な
        achievement    達成、成就(せいじゅ)、獲得(かくとく)

    主語は「which」です。「it」とおなじです。「それ」です。「humanism(ヒューマニズム)」のことです。

    動詞は「placed」です。動詞の「place」です。「置く」です。ここでは「重要性を置いた」っていうふうに使われています。「重要だと考えた」っていうことです。

    「importance」を「on the possibility」です。重要性を可能性に、置きました。

    なんの可能性かっていうのをここでは「for」を使って言っています。

    「individual achievement(個人の達成)」です。人間のひとりひとりが何かをやりとげられるっていうことです。
        , which placed importance on the possibility for individual achievement
        「、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置いた」

    ようするに、ヒューマニズムは、人間ひとりひとりの可能性が重要だっていう考えです。

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    「and」のあとです!
        and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

    主語は前半といっしょで、「which(それ)」です。「humanism(ヒューマニズム)」のことです。

    動詞は「suggested(提案した)」です。

    「that(ということ)」以下のことを提案しました。

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    「that」のあとです!
        humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だ」

    主語は「humans(人間)」です。

    動詞は、be動詞「are」です。

    そして、「This is a pen」の「a pen」の部分は、そこからあとぜんぶです。

    まず、「rational beings(合理的な生き物)」って言っています。

    これが、選択肢のaの「合理的な存在」にあたります!
        a)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。

    選択肢bは「合理的な」です。ちがいます。

        b)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。

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    「capable(能力がある)」です!

    名詞のかたまりを、形容詞がうしろから説明しています。「能力がある合理的な生き物(rational beings capable)」です。

        humans are rational beings capable
        「人間は、能力がある合理的な生き物だ」

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    「of」です!

    なんの能力なのかっていうのを「of」を使って言います。「capable of(~の能力がある)」です。

        humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だ」

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    「truth and goodness」で「真実と善」です!

    「truth」は「trueであること」です。「真実」です。

    「goodness」は「goodであること」です。「善」です。

    ちなみに、「beauty」は「beautifulであること」です。「美」です。

    この3つで「真善美(しん・ぜん・び)」って言ったりします。

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    ふりかえります!

    本文2段落め4行めの「The philosophical ...」からです!
        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

    ここから、選択肢aが正しいことがわかります!
        a)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。

    _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

    まとめます!

    2.の設問はこうでした!
        2.    著者によるルネッサンス期のヒューマニズムに関する説明として正しいものはどれか。[32]

    選択肢はこうでした!
        a)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。
        b)    人間を真実や善を追い求める非合理的な存在と捉えた。
        c)    ローマカトリック教会との関わりを積極的に求めた。
        d)    ローマカトリック教会だけでなく古代ギリシャやローマの思想との関わりを求めた。

    本文2段落め4行めの「The philosophical ...」からの文はこうでした!
        The philosophical backbone of the Renaissance was humanism, which placed importance on the possibility for individual achievement and suggested that humans are rational beings capable of truth and goodness.
        「ルネッサンスの哲学的な重要要素はヒューマニズムであり、そして、それは個人の達成の可能性に重要性を置き、人間は真実と善の能力がある合理的な生き物だと提案した。」

    っていうわけで、

    2.の正解は、選択肢aでした!
        a)    人間を真実や善を追い求める合理的な存在と捉えた。

    ( ゚Д゚)グラッチェ
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