input display(RetroSpy)を使って実機コントローラからキーボード入力できる話
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input display(RetroSpy)を使って実機コントローラからキーボード入力できる話

2019-06-19 21:25
    ※画像を拡大したい場合は画像をクリック。
    ※本記事の情報は2019年6月時点での情報です。今後情報が変わる可能性がありますので、その点ご理解ください。


    最初に
    数年ぐらい前(2017年ぐらい?)からRTAプレイヤーの中で"input display"が流行り始めたのだが(少なくとも私はそう認識している)、実はこの"input display"(厳密には"RetroSpy")には、ちょっと便利な機能がデフォルトで備わっている
    その機能というのが、記事タイトルにもある通り実機コントローラからキーボード入力できる機能である。

    どれぐらいの人がこの機能の存在を知っているのか分からないが、この機能を紹介する日本語記事等は見当たらなかったので、記事を書くことにした。
    RetroSpyを使っている人なら今すぐに使うことができるので、とりあえず試しに設定してみるのもアリだと思う。
    ※本記事ではPSコントローラの使用を前提に書いているが、RetroSpyに対応しているハードのコントローラなら何でも使える(はず)。
    ※input displayは全ての入力を正確に拾っているわけではないので、今回紹介する機能は100%正確に機能するものではないと思う。


    RetroSpyとは
    - コントローラ入力表示ソフトウェアのこと
    - 旧名称: NintendoSpy
    - 詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみると分かると思う。
    https://ch.nicovideo.jp/1412kigou/blomaga/ar1202897 (きごうさん)


    前提
    RetroSpyでコントローラの入力表示ができていること
    ※munia(input displayのひとつ)に同等の機能が存在するかは不明


    利用シーン
    最近は画像認識を使った自動ラップツールが流行って(?)いるが、ゲームによっては、画像認識ではリセット・スタート・ラップタイミングが取りにくいものもある。そういった場合に使えると思う。

    ちなみに私がボンバーマンファンタジーレースのRTAで使っている設定は、
    『R2ボタン+スタートボタン』を押した時、『Numpad-1(スタート・ラップキー)』を入力
    という設定である。(PSコントローラ)
    計測開始が"ロゴ画面にてスタートボタンを押したタイミング"なので、実際に走るときはR2ボタンを押しながらスタートボタンを押して、タイマー・ゲームの両方を同時スタートしている。


    設定の仕方
    ① RetroSpy.exeが入っているフォルダを開く。
    ② ①のフォルダにkeybindings.xmlというファイルがあるので、それをメモ帳で開く。


    ※もしkeybindings.xmlが見当たらない場合は、最新のRetroSpyをダウンロードすること。以下のページの『Download the latest RetroSpy release here.』からダウンロード可能。
    URL: https://github.com/zoggins/RetroSpy

    ③ デフォルトは何も設定されていない状態となっている。<keybindings></keybindings>の間に必要な設定を書いた後上書き保存するだけで良い。書き方は以下に載っている。
    URL: https://github.com/zoggins/RetroSpy/blob/master/docs/tutorial-keybindings.md

    ※上の画像でいう緑の部分は『こんな感じで書いてね』という説明用のコメントで、<!-- -->によってコメントアウトされている状態なので、実際には反映されていない。(消してもOK)

    ■例(1ボタン入力で1キー入力):
    PSコントローラ、"三角ボタン"で"Numpad-8"を入力する設定



    ■例(複数ボタン入力で1キー入力):
    PSコントローラ、"R2ボタン+スタートボタン"で"Numpad-1"を入力する設定



    ④ あとは普段通りRetroSpy.exeを起動するだけ。
    ※RetroSpy.exeを起動した時に設定が読み込まれるらしい。RetroSpy.exe起動中に設定を変えた場合はRetroSpy.exe再起動が必要。

    ※今回紹介した機能はコントローラの入力を表示している時だけ実行される。


    終わりに
    とある実験では『約3秒のポップアップ表示で作業スピードが半分以下にまで低下する(集中力が落ちる)』という結果があるらしい。
    (これがRTAに置き換えられるかは不明だが、)RTAに置き換えて考えると『約3秒タイマーに気を取られるだけで集中力が落ちる』ということになると私は勝手に思っていて、『いかにしてタイマーを気にせず走れるか』が、RTAプレイヤーにとって重大な課題となるのではないだろうか。

    今回紹介した機能や自動ラップツールを使えば、タイマーの操作を意識することなくなり、その分気を取られずに済むので、"集中力"という観点からしても有効なんじゃないかなと私は考えている。
    (私は手動でラップをとるぐらいならラップはいらない派です。)

    まだ手動でリセット・スタート・ラップ操作をしている人は、この記事を機に、今回紹介した機能だけでも活用してみてはいかがだろうか。


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