ロリータ
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ロリータ

2016-08-31 03:00


    『ロリータ』を観た。

    主人公ハンバートは、未亡人シャーロットの娘、ロリータに取り入る為に、
    シャーロットと結婚する。
    シャーロットが事故で死ぬと、大学講師の傍らで、
    ロリータを連れて国中を旅する。

    ロリータは始めはハンバートに大人の包容力を感じていたが、
    とっかかりから偏執的である愛だけあって、
    ハンバートはロリータのことをよく疑うし、束縛が激しい。

    ロリータの習いごとのピアノや学校行事の舞台に口を出してくる。
    もともと、自由奔放であるロリータは自分自身を縛り、振り回すハンバートに段々と嫌気がさしてくる。

    ロリータはある日からケロっと素直な振りをしながら、裏で失踪準備を進める。
    そして、ある日想いを寄せていた男のもとへ逃亡する。

    3年経ったある日、ロリータはハンバートへ手紙を出す。
    『旦那と結婚し子どもを身籠った。しかし旦那の事業が軌道に乗らない。だから仕送りをしてほしい』と。

    手紙の送り元からハンバートはロリータの場所を突き止める。
    そしてロリータに、結婚した事実を捨て去っておれと一緒に暮らそう、とロリータに詰め寄る。
    ロリータは当然断る。三月には子どもが生まれるからと。
    そして過去の事実を話す。

    自分の失踪の手伝いをした男性クエルティに心を寄せていたこと、
    ピアノのレッスンをさぼってはクエルティと密会してた事、
    女優になろうとしてたこと。
    クエルティについていったはいいが、生涯付き添う人ではないと思って離れた事。
    その過程で女優への夢を諦めた事。
    そして、今の旦那さんとは1年前に出会って恋に落ちた事。
    情熱的な恋でなくとも、今は幸せである事。

    ハンバートはその事実を全て受け入れ、彼女に1万ドル以上渡し、
    ロリータに別れを告げる。

    ロリータはハンバートの後ろ姿に呼びかける。
    「いろいろとだましてごめんね!・・・でも物事ってそんなものよ!・・・私、手紙をだすから!・・・だから返事をちょうだいね・・・。」

    ロリータの懺悔からくる言葉を背に受けたハンバートは、
    一人クエルティのもとへ向かい、彼を射殺する。
    そして、ハンバートは実刑判決を迎える前に冠状血栓にてこの世を去る。




    『ロリータ』は示唆的な映画で、皮肉に満ちあふれてた。
    観るものに与える気づき、それ自体は優しい、そんな映画だった。

    ロリータは最後に優しい男性と結ばれる。
    ロリータにとってこの旦那さんは絶対に手に入れたい人ではなかったように思う。
    自分自身を安定させる存在、お互いに与え合える存在として十分だったから、
    選んだように思えた。

    僕が強く思った事は
    ”自分自身を自由にさせることができない者は、
    他人を自由にさせる事もできない”
    ということ。

    これは現実世界でも多いにあり得る事だと思います。
    異性に囚われて、人生の足踏みをする人。
    嫉妬しちゃったりとかして、自分も相手も狭めちゃったりして。
    人と接する時はもっと大らかな気持ちをもっていないといけないですが、そういう冷静でない人は結構いる気がします。

    だから、人はまず自分の人生を歩かないと駄目なんでしょうね。
    誰かを大切にするとか、愛するとかはそういう巡り合わせがあった時に考えればいいわけで。

    身を削ってまで人に偏った想いを向けるのは誰も得しないですね。
    余力がないと未来がないですから。

    ・・・眠い。
    し、仕事いきたくねぇ(^ω^)
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