「知識の杖」WEAPON STORY
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「知識の杖」WEAPON STORY

2019-05-13 21:12

    【DOD1】


    自らの意思を決めるために影響を受ける要素。
    問題領域における意思決定のうえで
    対象となる概念対象および科学的事実や客観的事実然り

    事実に対する判断規則や判断手続き
    問題領域において誰もが知り得るものでもあり
    経験に基づく 「目分量」 や 「直観力」 然り

    あるいは推論の制御にかかわるものであり
    どれを選択するか焦点をどこに当てるか
    つまりはそれら、事実・判断・推論

    「思いや考え」 他者に価値があると認められ
    自身に揺るぎない 「正当化された真なる信念」
    これらを理解するもののみが力を発揮する。


    【DOD2】


    その魔術師には語り合える友が一人もいなかった。
    別に魔術師が、人間嫌いだったわけではない。
    少し知識をひけらかす癖があったが根は悪い人間ではなかった。
    だが、彼と交流を持った人達は、次第に彼の元から去っていった…。

    ある日、魔術師に原因不明の病が発症する。
    熱は上がり続け、動悸も激しく、手足は痛み、眩暈も起こりまともに歩けない。
    自らに魔法を施したが、全く効果も見られず…。
    傍らにあった愛用の杖を手に、魔術師は村の薬屋に向かった。

    ようやくのことで薬屋に辿り着く。
    そして、自分の症状を説明した。
    『今、我が身におけるさまざまな症状は常人が知り得る定義の範疇をすでに逸脱し、
    尚且つ我が研究結果をも超えた驚愕なる事実、つまり……』
    薬屋は首を傾げた……。

    結局、話が通じず薬を貰えなかった魔術師はそのまま息絶えた……。
    大事なことは、詰め込んだ知識を、ただ垂れ流すことではなく、
    万人にわかる言葉で伝えること。
    それに気づけば、ただの食当たりで彼も死ぬことはなかっただろう…。


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