人がモノを見るとは?
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人がモノを見るとは?

2016-05-30 23:40
  • 4

前回の続きになります。
























































 次回「抽象絵画の誕生」に続く



 各ページで使用した絵画、画像一覧

(ページ内で説明のあるもの、および絵画以外の画像でストックフォトサイトから購入したもの、クレジット不要なものは除く)

1p1コマ目,20p4コマ目:

ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)

『コンポジションⅥ』

(1913年、wikipedia掲載画像)

3p4コマ目,3p3コマ目,17p3,5コマ目,18p1コマ目:

画像元:フリー素材屋Hoshino

13p4コマ目:

ゲシュタルト理論の画像:下記wikipedia掲載画像から一部切り取り

ファイル名:Gestalt Principles Composition.jpg

作者名:Impronta

16p2コマ目,17p6コマ目:

猫の画像:下記wikipedia掲載画像から一部切り取り

ファイル名:Cat poster 1.jpg

作者名:Alvesgaspar

20p5コマ目右隣:

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)

『アルルの跳ね橋』

(1886年、wikipedia掲載画像)

20p5コマ目中央:

クロード・モネ(1840-1926)

『ルエルの眺め』

(1858年、wikipedia掲載画像)

20p5コマ目左隣:

ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)

『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢』

(1880年、wikipedia掲載画像)

21p2コマ目:

ワシリー・カンディンスキー(1866-1944)

『いくつかの円』

(1926年、wikipedia掲載画像)






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ちょっと前に、「脳の中の幽霊」という、脳認知学者の人の本を読みましたのぜ。
この記事とすごく関係が深い内容でした。

その本では、「視覚」には2段階あって、
 1.まず外界の情報をストレート(?)に映像として、脳のどっかの部位で受け入れる
 2.その映像を、脳のどっか別の部位で解釈する。このとき、情報の好き嫌いや重要度づけする扁桃体が関わる
とあった気がしますのぜ。

それで、その段階「2.」の脳の部位の、どっかがおかしくなった人は、目で外界の情報を感じてはいても、それがなんだか分からない…という事例があった気が(うろおぼえ)。 

カナリ昔、「脳の『扁桃体』が好き嫌いを決める」という情報を科学雑誌か何かで読んだときは、「ココを切り取れば好き嫌いや偏見・恐怖がなくなって楽かも」と思ったことがありますのぜ。けど、それどころか、何がなんやら分からなくなるし、モノゴトの優先順位も付けられなくなるおそれがありそうやねっ!としたら、やっぱり大事な場所なんだなあと感じましたのぜ。
37ヶ月前
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上のコメントを書いてて思ったんやけど、「視覚の2段階」説が真だとすると、
カンディンスキー氏が自分の絵に見た「美しさ」ってのは、「段階1.」で得たストレートな映像に対するもの?
見た映像を、過去の情報や記憶と照らし合わせる処理を「解釈」と言うなら、「解釈」のフィルターを通さない状態で対象に感じる「何か」…?

でも、ワイなら、「解釈なしに映像だけ感じること」を想像すると、たぶん何がなんだかで混乱して、不安なりそう…
37ヶ月前
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>>1
とまと船さん
返信大変遅くなり申し訳ないです。
コメントありがとうございます。
「脳の中の幽霊」は読んだことありませんが、有名な本ですよね。自分も題名は聞いたことあります。
「視覚」の2段階処理に関しては聞いたことがないので、分からないのですが、偏桃体が抽象絵画などを見た時の好き嫌いの好みに関わっている可能性は十分あるかと思います。
37ヶ月前
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>>2
基本的にこのマンガでは、人は脳に特別な障害などを負っていない限り、どんな視覚情報でも、それを解釈無しで受け取ることはしないというスタンス(そういう認知科学の知見を採用している)で書いてます。

そのため、ここでは視覚情報が、具体的な記憶と結びつくと「解釈」されて、そうじゃないと「解釈」されないのではなく、具体的な記憶と結びつくことで解釈が変わり、見え方(視覚世界)が変わることに着目しています。
その中でも、ゲシュタルトが構築されることで、視覚情報が単なる部分の集まりではなく、全体(この全体は人の顔などの具体的な対象)を構成する一部として認知されてしまうことが、カンディンスキーの抽象画を理解する上で重要だと考えており(カンディンスキー自身の著作などからそう推測しており)、それが何故なのかが次回の話になります。

P.S ここら辺は、ほんとは階層的な視覚認知モデルで説明する方が分かりやすいし、本質的ではあると思うのですが、説明が長くなりすぎるので、これはまた別の機会に。
37ヶ月前
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