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もし…だったら…だったのか!?
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もし…だったら…だったのか!?

2020-04-22 23:23

    前回の続きになります。

    part1
    part2
    part3
    part4(前回)















































































     次回に続く


    本編補足

    P161コマ目のツァトグアのセリフ
    「しかし国家単位での評価やいわゆる歴史的事件の場合…比較は極めて難しい」

     歴史学の研究手法は一つではないが、歴史事象を描き出す際の基本的な手順としては、関係する歴史資料から現時点で最も矛盾がないと考えられる歴史の事実およびそれらの関係を明らかにすることである。本編でも言及しているように、理想的には歴史に対しても事実と反事実の比較によって因果推論を行うことが望ましいが、実際には歴史に対して反事実の手法を適用することは非常に難しい。もっと言えば、歴史にifは禁物だという格言があるように、そのような「もし」を問うこと自体が歴史では無意味であると考えられてきた。
     しかし、近年では計量・統計分析の発展により、歴史に対しても自然実験という方法(反事実による因果推論の手法の1つ)を用いて因果関係の解明を試みる研究も出てきている。これに関して興味のある方は下記の書籍を参照されたい。

    ・ジャレド・ダイアモンド、ジェイムズ・A・ロビンソン(編著)、小坂恵理() 『歴史は実験できるのか――自然実験が解き明かす人類史』慶應義塾大学出版会 (2018)

     ちなみに本編で例として出した子供の平均学力が同じくらいの2つの地区にて、ある時期から片方の地区にだけ幼児教育の塾ができたことから、幼児教育が子供の学力におよぼす影響を解明しようとするのも自然実験による研究になります。

     また自然実験ではない、歴史学の標準的な研究手法に関しては下記の書籍がわかりやすくおススメです。

    ・山本 博文 ()『歴史をつかむ技法』新潮社 (2013)


    P192コマ目のツァトグアのセリフ
    「すなわち歴史には必然的に人による選択というプロセスが介在する」

     発見された歴史資料の中から得られる事実のうちどれを重要とみなすか?という現在の歴史家による選択だけでなく、歴史資料それ自体にも、それを資料として残すべきであると考えた当時の人による選択と解釈のプロセスが入っていることに注意





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    14p, 5,7コマ目/16p, 1,2,5コマ目/17p, 1コマ目/19p, 2コマ目/21p, 3コマ目/22p, 5コマ目:

    第二次世界大戦 画像:wikipedia掲載画像
    ファイル名:Infobox collage for WWII.PNG
    作者名:User:Staberinde












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