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記事 32件
  • 【自然災害メモリアル】第144回:岩越線雪崩事故(1917)の日 [防災]乗車中における命の守り方

    2019-01-22 21:24  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第144回は"岩越線雪崩事故(1917)"です。 福島・新潟県境を走る路線で発生した雪崩災害は、車両を巻き込みました。 更にこの事故の救援に駆けつけた機関車さえも降り続く雪で立ち往生し、 除雪中に別の雪崩を受けるという二重になった災害です。 今日は"乗車中における命の守り方"をテーマにお伝えしていきます。 電車の中で突如として横転や非常ブレーキの制動を超える急停止が起きれば、 当然命の危険があります。しかし、少しでもその予兆を捉えることが できたのであれば、命を守るために何かできる方法があるはずです。咄嗟の判断を 制して、生きながらえましょう。

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  • 【自然災害メモリアル】第143回:十勝支庁南部地震(1970)の日 [防災]小さな地震の恐怖を和らげる

    2019-01-21 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第143回は"十勝支庁南部地震(1970)"です。 2018年にあった北海道胆振東部地震と同じ規模の地震が当時起きましたが、 こちらの地震は死者は出ておらず、甚大な被害というものもありませんでした。 最大震度も5です。少し深い地震だったことで地震の被害自体は少なく済みました。 今日は"小さな地震の恐怖を和らげる"をテーマにお伝えしていきます。 地震は日々起きるものですが、たまに起きるとやっぱり驚くものではあります。 しかし、小さな地震で何もかも気になってしまうのはよくありません。 小さな地震は慣れと安全の認識で恐怖感をなくせますので、まずはそこからです。

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  • 【自然災害メモリアル】第142回:大正7年豪雪・山形県大鳥鉱山雪崩災害(1918)の日 [防災]安全を理由に消える村や集落

    2019-01-20 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第142回は"大正7年豪雪・山形県大鳥鉱山雪崩災害(1918)"です。 雪崩史上2番目に最悪となる死者数を出した雪崩災害です。 新潟三股大雪崩から間もない頃に、今度は山形の鶴岡で起きただけあり、 大正7年豪雪がいかに異常なものだったかが伺えます。しかし、いくつかは被害を 拡大させる要因があったのも事実です。 今日は"安全を理由に消える村や集落"をテーマにお伝えしていきます。 山村の過疎化、消滅集落といったワードに消極的なイメージを持つ人もいるとは 思います。事実自分も同じ考えですが、豪雪地帯などは他人事では済まない、 現実の厳しさがあります。安全面という観点から考えると受け入れは考えないと いけないのかもしれません。今回は併せて大都市圏への移住リスクもお伝えします。

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  • 【自然災害メモリアル】第141回:宮城県沖地震(1981)の日 [防災]防災食品は風邪の時にも重宝

    2019-01-19 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第141回は"宮城県沖地震(1981)"です。 M7.0の大地震は、東北地方の太平洋側では割と頻繁にあり、今回の地震も 広域に震度1~4の揺れを観測した地震でした。20cm未満とは言えど、津波も わずかに観測しています。 今日は"防災食品は風邪の時にも重宝"をテーマにお伝えしていきます。 先日私がインフルエンザのA型にかかってしまいましたが、そこでちょっとした趣で 備蓄食料を使ってみました。そこで得た意外な発見と、実食してみた簡単な感想を 紹介してみます。なにかの参考になって頂ければ嬉しいです。

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  • 【自然災害メモリアル】第140回:天正地震(1502)の日 [防災]人智を超えた大震災

    2019-01-18 21:00  
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    シリーズ:自然災害メモリアル、第139回は"天正地震(1502)"です。 この大地震は、被害の範囲が極めて広範囲で、津波は東北から太平洋、日本海、 更には琵琶湖に至るまで発生記録があり、被害は東海地方を中心に京都なども 大きな震災被害を受けています。どこも大被害だったが故に震源が不定で、 一つの地震により起きたものではないという説も存在します。 今日は"人知を超えた大震災"をテーマにお伝えしていきます。 今回の天正地震のように非現実的とも言えるような大震災を一度や二度想像する ことはあると思います。しかし、現実的に考えると巨大な災害から考えることは 得策とは言えません。いくら起きる可能性が0ではなくても、防災を始めるなら 発生しうる可能性がより高い方の対策から始めるのが基本です。

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  • 【自然災害メモリアル】第139回:阪神・淡路大震災(1995)の日 [防災]大地震だけが契機じゃない

    2019-01-17 21:00  
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    シリーズ:自然災害メモリアル、第139回は"阪神・淡路大震災(1995)"です。 M7.3の地震、死者は6000人を超え、平成史上最悪の直下型地震、 地震全体では平成で2番目に最悪な震災として代々伝承されていくことでしょう。 しかしこの大地震を悲観的に捉えてはなりません。この地震で残された我々人類は 地震を契機に、地震に強くなっていきます。 今日は"大地震だけが契機じゃない"をテーマにお伝えしていきます。 人類は愚かとまでは言いませんが、災害が起きてから真面目に考え始め、防災に 取り組むようになる人が多いですが、それではむしろ遅いぐらいな時があります。 防災は来るまでにするのが基本ですから、まだ無事で済んでいる地域かつ いまこの時期だからこそ、防災に取り組む契機を作らなければなりません。

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  • 【自然災害メモリアル】第138回:南の大火(1912)の日 [防災]乾燥の影響と対策

    2019-01-16 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第138回は"南の大火(1912)"です。 大阪府内で起きた明治最後の大阪大火になります。この大火事で死者は4人、 変化に富んだ千日前の地域でざっと5000棟が焼失する事態になりました。 この火事が大延焼したのも、やはり当時の気候で風が強かったのが原因です。 今日は"乾燥の影響と対策"をテーマにお伝えしていきます。 乾燥した室内は、火災のリスクもありますし、感染症や肌にも悪影響を及ぼします。 加湿器やエアコンに機能があれば良いですが、そうでない場合には洗濯物や風呂で 加湿するのが意外に有効です。ちょっとした冬の乾燥対策も一緒にお伝えします。

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  • 【自然災害メモリアル】第137回:丹沢地震(1924)の日 [防災]大地震が起きた場所に住むのが安全?

    2019-01-15 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第137回は"丹沢地震(1924)"です。 この地震は、関東大震災の最大余震と言われ、あの大地震から数ヶ月経って 最大の地震が再び神奈川県や山梨県などを中心に襲来しました。 再び死者も19人を出し、大きな被害となりました。 今日は"大地震が起きた場所に住むのが安全?"をテーマにお伝えしていきます。 嫌な大地震説を信じるぐらいなら、この話に少し向き合ってみるのも悪くないかも しれません。意外にこの説はあっていることも多く、過去に大地震があった 福井市、今回の記事でもある清川村・相模原緑区が震源となった大きな地震は 今日まで来てはいません。

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  • 【自然災害メモリアル】第136回:伊豆大島近海地震(1978)の日 [防災]化学物質が引き起こす災害

    2019-01-14 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第136回は"1978年伊豆大島近海地震(1978)"です。 伊豆大島近海を震源としていますが、実質伊豆半島を中心に被害が出た災害です。 がけ崩れなどの災害もありましたが、青酸ソーダが流失して駿河湾には震災による 化学災害も発生しています。 今日は"化学物質が引き起こす災害"をテーマにお伝えしていきます。 震災によっては、不注意や対策の不備から大災害を招く事例も少なくはありません。 実際に大地震が起きるとこれまでの教訓が活かしきれない予期せぬ災害は、 今でも起こりえます。皆さんの周囲でも何が起きるかわからない以上、特に 化学用品についてはしっかり安全第一に使用していく必要があります。

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  • 【自然災害メモリアル】第135回:三河地震(1945)の日 [防災]災害願望をする人の気持ち

    2019-01-13 21:00  
    シリーズ:自然災害メモリアル、第136回は"三河地震(1945)"です。 戦時戦後四大地震の一つで、この大地震も死者を1000人以上出した震災です。 しかもこの震災は四大地震の中でも一際、日本の立場が厳しい状態であったことから 情報隠蔽されるなどして、全く情報が拡散されない閉塞的な状態を生みました。 今日は"災害願望をする人の気持ち"をテーマにお伝えしていきます。 防災記事として成り立つのか疑問ですが、時にはそういった人々の思考に 向き合ってみるのもどうでしょうか。ほとんどは地震やらの災害を願うこと自体 間違いなもの。防災の契機にするのも、そんな人からの煽りで始めるのは、 面白くなんともありません。

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