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どうも、
管理者のNDです。
10月25日は、
国後島沖地震から137年です。
国後島沖地震は、M7.0、死者は不明ですが泊湊という場所で板倉などが倒れる・大破するなどの
被害を生じた大規模地震の類に入る地震でした。
また、揺れの範囲も広く青森県の津軽でも強い揺れ(強震)を感じたと記録に記されています。
今回は、
「北方領土付近の地震活動」をテーマにお伝えしていきます。
ただし、基本的なことはネット中に転がっているので今回は当放送でも活躍している
強震モニタなどの反応におけるこれらの地震活動を伝授します。
尚、残念ですがここから先の説明は、北海道の地方がどこにあるかわからないと
ほとんど意味が分からないまま終わります。震源名のリストは気象庁にありますので、
まずはそこから学んでみて下さい。それを踏まえたうえでどうぞ。
北方領土付近で地震が起きると、強震モニタの反応は
大抵、根室半島か根室地方全体から緑~黄色の反応が出始めます。
根室半島からの場合は、根室半島南東沖や北海道東方沖の可能性が高いです。
一方、根室地方全体から反応が始まった場合は北方領土の震源(国後島付近・択捉島付近など)の
可能性が高くなります。まずはこれを抑えてみてください。
次に、色の変化の広がりが早いと深発地震か遠方の地震である可能性が高くなります。
オホーツク地方~根室(羅臼方面)からの反応だった場合は、
かなりの確率でオホーツク海方面からの深発地震であることが多いです。
また、宗谷~上川などの反応が胆振~渡島まで広がっても
ほとんど青緑色をしていた場合は、深発地震の可能性が高いです。
そしてここが重要な点で、黄色から始まっていたら有感の可能性が高いです。
オレンジから始まっていたら直ちに身を守ってください。強い地震である可能性が高いです。
ただし、黄色から始まった時に非常に広範囲かつ早かった場合は深発地震です。
黄緑程度の微妙な反応だった場合は、遠方だと後にこの色が黄色になることがあります。
この黄色になるまでの時間がどれだけかかったかで、震源が遠方かすぐの沖かがわかります。
根室地方が赤くなっていなければ、基本的にはそれ以上大きな地震になることはありませんので
被害を心配することはないでしょう。逆に赤くなっていた場合は、直ちに津波注意になります。
というのも、深発地震では大規模だったとしても赤くなることは少ないため、
最初から赤くなっていた場合は、浅い震源であることが多いです。オレンジ~赤の範囲が
広がれば広がるほど、規模はでかくなるので揺れから身を守るとともにすぐ避難の準備になります。
渡島~東北までオレンジ、又は長い時間黄色だった場合は、M6後半以上を視野に入れるといいです。
最後にですが、根室で微妙な黄緑程度の反応をした時は、
よく青森でも同時に地震が起きたのか?という人がいますが基本的にM4後半ぐらいの地震から
青森県の三八上北方面は少なからず反応を起こしますので、同一の地震です。
毎回必ず「青森も反応」という人がいますが、青森県の反応は同じ地震が伝わっているだけです。
※本当に同時だった場合は時間の感覚が違い、広がり方も二方向に広がります。
これを覚えておくと、良いでしょう。
ざーーーっと書き出してしまいましたが、
まとめるとこんな感じです。
【震源地見分け】
・色がいきなり強めの色でその後特に再度強くならない →多分根室半島南東沖
・色がそこそこ反応し、道東・道北が平均的に反応しその後色がまた強くなる →多分北海道東方沖
・両半島から反応し、普通に広がった →多分国後島付近
・両半島から反応し、普通に広がった後再度また色がついた →多分択捉島付近
・両半島から反応し、普通に広がった後かなり経ってからまた色がついた →多分千島列島
・釧路側から反応し、最初は早めに広がった →それは多分釧路沖(たまに釧路地方中南部なども)
・根室地方全体がいきなり色変わった →根室地方直下の可能性、根室直下は大体深発地震です。
【深さ見分け】
・色の反応が早く、道北の反応は薄い →多分遠方の深発地震
・色の反応がオホーツクよりだが日本海側や内陸の反応が薄い →多分網走沖~オホーツク海南部の深発
・それ以外の反応 →西寄りからの反応だと道内か日本海側の深発である可能性
→普通の浅い直下型は普段通りそのまま広がった所が震源地です。
【共通】
根室側から反応が来た時、青森県も同時に色が反応することがありますが、
これはほぼ同一の地震です。微弱同士とはいえ、そうそう同時に地震は起きません。
(これが大地震直後とかで地震活動が活発であればこれに限らないが)
尚そこそこの規模だと、茨城~千葉、相模湾あたりまで緑の反応が届きます。
※緑は無震ですので、何も気にしなくて大丈夫です。
そして、最後になりますが基本的に緊急地震速報を信じてもらって大丈夫です。
つまり反応があっても緊急地震速報が出なければ普通は特に気にするような地震でもないのです。
ただし、例外として、千島列島方面まで震源が遠方になると緊急地震速報が、
遠すぎるせいか、規模が強くても遅れたりでなくなったりすることがあります。
この場合だけは震度4程度でも出ないことがあるので、それだけ注意してください。
実際に、2013年のオホーツク海深発巨大地震の時は、M8級だったにも関わらず、
最後まで全く緊急地震速報が出ていませんでした。今は方式が変わっているので、
対応したかもしれませんが、強すぎる場合は振動レベルを参考にしてください。
明らか反応は薄いけど西日本まで反応が及んだり、
振動レベル1000超えたらかなり規模のでかい深発地震です。
ただし、津波の心配はないことが多いので、その辺りは詳しい管理者が在席していれば
随時お伝えしていきます。モニタの反応を知ることで余計な情報を提供せずに済みますから、
抑えておくと良いと思います。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
10月25日は、
国後島沖地震から137年です。
国後島沖地震は、M7.0、死者は不明ですが泊湊という場所で板倉などが倒れる・大破するなどの
被害を生じた大規模地震の類に入る地震でした。
また、揺れの範囲も広く青森県の津軽でも強い揺れ(強震)を感じたと記録に記されています。
今回は、
「北方領土付近の地震活動」をテーマにお伝えしていきます。
ただし、基本的なことはネット中に転がっているので今回は当放送でも活躍している
強震モニタなどの反応におけるこれらの地震活動を伝授します。
尚、残念ですがここから先の説明は、北海道の地方がどこにあるかわからないと
ほとんど意味が分からないまま終わります。震源名のリストは気象庁にありますので、
まずはそこから学んでみて下さい。それを踏まえたうえでどうぞ。
北方領土付近で地震が起きると、強震モニタの反応は
大抵、根室半島か根室地方全体から緑~黄色の反応が出始めます。
根室半島からの場合は、根室半島南東沖や北海道東方沖の可能性が高いです。
一方、根室地方全体から反応が始まった場合は北方領土の震源(国後島付近・択捉島付近など)の
可能性が高くなります。まずはこれを抑えてみてください。
次に、色の変化の広がりが早いと深発地震か遠方の地震である可能性が高くなります。
オホーツク地方~根室(羅臼方面)からの反応だった場合は、
かなりの確率でオホーツク海方面からの深発地震であることが多いです。
また、宗谷~上川などの反応が胆振~渡島まで広がっても
ほとんど青緑色をしていた場合は、深発地震の可能性が高いです。
そしてここが重要な点で、黄色から始まっていたら有感の可能性が高いです。
オレンジから始まっていたら直ちに身を守ってください。強い地震である可能性が高いです。
ただし、黄色から始まった時に非常に広範囲かつ早かった場合は深発地震です。
黄緑程度の微妙な反応だった場合は、遠方だと後にこの色が黄色になることがあります。
この黄色になるまでの時間がどれだけかかったかで、震源が遠方かすぐの沖かがわかります。
根室地方が赤くなっていなければ、基本的にはそれ以上大きな地震になることはありませんので
被害を心配することはないでしょう。逆に赤くなっていた場合は、直ちに津波注意になります。
というのも、深発地震では大規模だったとしても赤くなることは少ないため、
最初から赤くなっていた場合は、浅い震源であることが多いです。オレンジ~赤の範囲が
広がれば広がるほど、規模はでかくなるので揺れから身を守るとともにすぐ避難の準備になります。
渡島~東北までオレンジ、又は長い時間黄色だった場合は、M6後半以上を視野に入れるといいです。
最後にですが、根室で微妙な黄緑程度の反応をした時は、
よく青森でも同時に地震が起きたのか?という人がいますが基本的にM4後半ぐらいの地震から
青森県の三八上北方面は少なからず反応を起こしますので、同一の地震です。
毎回必ず「青森も反応」という人がいますが、青森県の反応は同じ地震が伝わっているだけです。
※本当に同時だった場合は時間の感覚が違い、広がり方も二方向に広がります。
これを覚えておくと、良いでしょう。
ざーーーっと書き出してしまいましたが、
まとめるとこんな感じです。
【震源地見分け】
・色がいきなり強めの色でその後特に再度強くならない →多分根室半島南東沖
・色がそこそこ反応し、道東・道北が平均的に反応しその後色がまた強くなる →多分北海道東方沖
・両半島から反応し、普通に広がった →多分国後島付近
・両半島から反応し、普通に広がった後再度また色がついた →多分択捉島付近
・両半島から反応し、普通に広がった後かなり経ってからまた色がついた →多分千島列島
・釧路側から反応し、最初は早めに広がった →それは多分釧路沖(たまに釧路地方中南部なども)
・根室地方全体がいきなり色変わった →根室地方直下の可能性、根室直下は大体深発地震です。
【深さ見分け】
・色の反応が早く、道北の反応は薄い →多分遠方の深発地震
・色の反応がオホーツクよりだが日本海側や内陸の反応が薄い →多分網走沖~オホーツク海南部の深発
・それ以外の反応 →西寄りからの反応だと道内か日本海側の深発である可能性
→普通の浅い直下型は普段通りそのまま広がった所が震源地です。
【共通】
根室側から反応が来た時、青森県も同時に色が反応することがありますが、
これはほぼ同一の地震です。微弱同士とはいえ、そうそう同時に地震は起きません。
(これが大地震直後とかで地震活動が活発であればこれに限らないが)
尚そこそこの規模だと、茨城~千葉、相模湾あたりまで緑の反応が届きます。
※緑は無震ですので、何も気にしなくて大丈夫です。
そして、最後になりますが基本的に緊急地震速報を信じてもらって大丈夫です。
つまり反応があっても緊急地震速報が出なければ普通は特に気にするような地震でもないのです。
ただし、例外として、千島列島方面まで震源が遠方になると緊急地震速報が、
遠すぎるせいか、規模が強くても遅れたりでなくなったりすることがあります。
この場合だけは震度4程度でも出ないことがあるので、それだけ注意してください。
実際に、2013年のオホーツク海深発巨大地震の時は、M8級だったにも関わらず、
最後まで全く緊急地震速報が出ていませんでした。今は方式が変わっているので、
対応したかもしれませんが、強すぎる場合は振動レベルを参考にしてください。
明らか反応は薄いけど西日本まで反応が及んだり、
振動レベル1000超えたらかなり規模のでかい深発地震です。
ただし、津波の心配はないことが多いので、その辺りは詳しい管理者が在席していれば
随時お伝えしていきます。モニタの反応を知ることで余計な情報を提供せずに済みますから、
抑えておくと良いと思います。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。