どうも、
管理者のNDです。

11月27日は、
嘉祥地震から1168年です。

この地震は山形県で起きた地震で、M7.0と推定される強い地震でした。
特にこの地震は、山や谷がそれまでと異なる場所になるほどの被害と記され、
土砂崩れや山体崩壊が顕著だったことが伺えます。もちろんこの地震の影響で
"圧死者が多数"という記録もあり、死者も当時の山形県内を中心に大量にいたのではないかと
思われます。


今回は、
「縦揺れと横揺れ」をテーマにお伝えしていきます。

地震の起こり方はP波とS波の2つがあるというのは、もはや基礎的なものなので説明はしません。
気になる方は理科の教科書にもある程なので、ネットでも蔵書でも好きなものを見てください。

今回ここで紹介するのは、それぞれの体感を紹介します。
実際に大地震を経験したことがない人には是非どのような揺れ方なのか、
想像して頂ければと思います。

実は先日、自分は様々な日本の大地震のデータが記録された地震体験をしてきました。
体験は都合上いずれもフルではありませんが、
・関東大震災(大正関東地震)
・福井地震
・阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)
・2003年十勝沖地震
・新潟県中越地震
・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
・熊本地震
などを一度に体験してきました。今回はその感想も含めて皆さんに紹介してみます。
特に福井地震と十勝沖地震は、プレものでも初体験となる貴重な経験をしてきました。

まず、全ての地震を総括するとやはり直下型地震かプレート境界型地震かで
揺れ方が全然違います。同じ震度6~震度7でも恐怖感が全然変わりました。

恐怖感をより感じたのは、やっぱり瞬間的に揺れが強くなるのと縦揺れが加わることで
行動の意志を奪われる直下型地震です。揺れ方は前もって予想でき、まだ構えられましたが
立とうとすれば確実に転倒します。というのも縦揺れが顕著なので、
足への負担がにわかに強くなるのです。地震発生中、強い揺れの時で
一度こけたら再び立ち上がろうとすることは、絶対避けようと思いました。

そして、今回は自分の家と似たワンルーム型で経験しましたが、
プレート境界型地震のように横揺れが顕著になるようなものでしたが、
意外にも壁が狂気になるとは思いもしませんでした。(前回の体験時はカーペット)
というのも、自分は今回通常の起震車・体験施設では座って経験するのが基本なのですが、
最近夜中に大地震が起きることが多いので、わざと横になっている状態から地震を受けたのです。
その際壁に近い位置で横になっていたのですが、急に揺れが強くなった時、自分がごく一瞬、
地震の揺れに協調できなくなります。その時に壁が自分の体を部屋の中央に押すのです。
つまり、地震の時は家具だけが凶器と化すとは限りません。
大地震は、壁さえも凶器になると思った方がよいです。ベッドなどで寝ている人はいいですが
部屋の隅で布団を敷いて寝ている人は固い壁なら、何か衝撃を和らげるものを
持っていた方がいいかもしれません。今思えば自分は、当時勉強机の隣で布団を敷き、
寝ていましたが、大地震が来ていたら転倒して圧死する前に、勉強机の引き出し部分が
木でできているのでそれで負傷するか押しつぶされていたかもしれませんね・・・。
いずれにせよ、寝る位置にも気を配る必要性を今回、意外な面から知りました。


最後になりますが、起震車などを経験する時、外を見るのはあまり良くないです。
本当に経験するなら奥の方を見ると良いですよ。本当の地震の感覚を知るなら
意外にそれが大事です。次の地震記事も先日の体験談をお伝えしようと思います。

今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。