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【自然災害メモリアル】第113回:享徳地震(1454)の日 [防災]電気・ガスなしで暖を取る方法
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【自然災害メモリアル】第113回:享徳地震(1454)の日 [防災]電気・ガスなしで暖を取る方法

2018-12-22 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    12月22日は、
    享徳地震から564年です。


    東北地方太平洋沖地震と同じように、三陸沖方面で起きた大地震の一つで
    規模はM8.4以上に及ぶと言われています。1000年に1度クラスの大地震とまでは行かずとも
    明治三陸地震でさえ、死者10000人に及ぶ地震ですから今回の死者数は不明でこそ
    当時の人口でそれに匹敵する多数の死者が出たと思われます。

    岩手県のかなり内陸まで津波が及んだという記録もあり、この地震でも
    やはり津波による被害が顕著であったと思われます。


    今回は、
    「電気・ガスなしで暖を取る方法」をテーマにお伝えしていきます。

    これから冬季で大地震が発生すると、停電や家屋倒壊などから暖を取る手段を失うことも
    珍しくありません。北日本では特に厳しいその後の生活が続くことになります。
    しかし、ただそんな今来たら終わるなどと弱音を吐くぐらいなら、
    せめて来た時にどうするべきか、いくつか寒さを防ぐ方法をお伝えします。

    運動すれば体が温まるかもしれませんが、食料が補給できない状態では寒さに当たることで
    体温の維持で余計体力を消費するため、可能な限りは動かないで体を温める必要があります。
    また、服を着込むことは悪くはないのですがキツキツになるまで着こむと血液の循環を悪化させて
    しまうために、冷え性などを引き起こすことがあります。
    従って、分厚い格好になるのは必ずしも最適ではありません。

    防寒に有効なのは、新聞紙や本などの紙を服代わりにすると良いとされています。
    コピー紙などでも構いません。ちなみに湯たんぽやスマホの熱で温まると低音火傷を伴う為
    危険ですのでしないでください。満遍なく温めるようにしましょう。

    避難所は暖房があるとは思わない方が良いです。実際に灯油ストーブ・石油ストーブが
    設置されているとは思いますが、定期的な換気が必要ですし、何より入口付近では隙間風などで
    ろくに暖をとることができない場所で一夜を過ごすこともあります。防寒は各自で必ず用意しないと
    いけません。他人任せはこれからの時期、真面目に地獄を体感することになるので
    最低限備えをしておきましょう。車では悪天候の時は避けてください。
    強風で横転するケースは流石に稀ですが、大雪の場合は車が埋もれるとガソリンで暖を取っていたら
    マフラーが埋まって逆流し、よくある一酸化炭素中毒で死亡するケースもあります。
    つまるところ、暖房や電気に頼る手段を真っ先に考えてはいけません。

    防災グッズには場所を取らないのに、いざという時は役に立つ防災毛布が存在します。
    見た目はアルミでも保温性に優れている為に、寝袋の代わりとして機能しますから
    素直に防災グッズに頼るのが近道かもしれません。値段も手が届かない程高くもないので
    興味があれば一度ネット通販などより、実際のショッピングセンターの防災グッズコーナーで
    見てくる方が買う意欲は高くなると思います。

    もう一つ、あまり疲れずに体を温める方法としては、手をグーパーを繰り返す運動があります。
    手先を冷やしやすい人には一度やってみると良いです。手がかじかむあの冷たさを多少なり
    軽減することができます。また、風が強い時は袖の長い服で手の部分を隠すことで10分ぐらいたつと
    不快な気分にならず暖かくなります。割と手袋より効果的なのでちょっとやってみるといいかも
    しれません。試してみてください。



    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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