どうも、
管理者のNDです。

2月22日は、
康和地震から920年です。


日付や発生自体が、諸説あるこの地震ですが、
一応あったと仮定するとこの日でかつ、最大でM8.3との推定がなされているようです。

典型的な南海地震と思われる説が現在は有力ですが、最初は畿内付近の地震記録から
M6級の中大地震とされていることがありました。この説を大きく変えることになったのは、
土佐、即ち現在の高知県の記録が見つかったことでこの地震は、津波を伴う
南海地震であったことがわかりました。
しかし、前後に永長地震などもあったことから日付の誤記など、様々な点で
この地震には謎な点が多いようです。


今回は、
「止まらない流血に困った時は」をテーマにお伝えします。

地震などの直接的な負傷をした時に、割れた窓ガラスで派手に切ったりすると
消毒液も絆創膏もない状態で血が止まらなくて、パニックになる可能性があります。

その時はとりあえず、まず落ち着いて最低限これだけはやっておきましょう。
心臓より高い位置にけがの部位をあげること、これが重要です。

逆に絶対やってはいけないのは、心臓に近い部位を圧迫して血を止めれば・・・
という行為は厳禁中の厳禁です。これは、静脈を圧迫してしまうことで、
逆に流血を促してしまう為、危険な行為なのです。
よく圧迫して止血などといわれますが、それは直接傷ついた部位を抑えてください。

ただし、もし水が使えるのであれば流血している部位は必ず洗うことです。
汚い手で触るなどすると、伝染病にかかるなどすることもありますので
下手に触らない方が良いです。
水がない時は、可能な限り綺麗なタオルなどをタンスから取り出すなどして
まずは血を一旦ふき取り、ガラスなどが付着していないかを確認してから
続いて怪我した部位を押し当てて、止血を試みてください。
前述したように、部位を心臓より上に挙げると、たとえ動脈まで達している深い傷でも
止血はとりあえずしてくれます。長くても20分程度きついですが辛抱すればまずは耐えて下さい。
誰かがいれば、圧迫を手伝ってもらって―― ということもできますね。

止血を確認出来たら、けがの程度によりますがあとは病院に急ぎましょう。
尚、動脈に達している場合は、まず血が1mぐらい飛び散るように出血します。
こうなっている時は助けを呼んででも、一刻を争いかねないので医師の元に急行し、
動脈まで達している可能性が高いことを告げるようにして下さい。
それ以外の時はなんとか静脈でとどまっているので、普通の切り傷や擦り傷なら
応急処置さえすれば、緊急性は高くはありません。
流血の量が目に見えて多い時は、止血したら水分補給をしてください。
献血などでは、必ず献血後に水分補給を促されますが、それと同じですので
失血が心配なら清涼飲料水で補給して下さい。
ちなみに大体の場合は、パニックになってめまいなどを引き起こすことが多いですから
まずは自分が落ち着くことが大事です。時間との勝負になりますから、
自力で動けるうちは、出来る限りのことをしてください。無理そうなら誰かの助けを呼ぶだけでも
全然良いのです。



今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

明日もどうぞお楽しみください。
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